■■日本の景気と世界の金融危機■■
●「世界金融危機は100年に1度」と言はれるが、実は5~10年に1度起きている」
米国を起点にする一昨年のサブプライムローン金融危機は、大きな信用収縮を起こし、
日本の経済や景気にも大きな爪あとを残した。
経済学者は
「金利がある限り世界から金融危機はなくならない」と言う。
しかも、もう金融に国境は存在しない。
●年金生活者の日本のシニアにとって,世界の金融情勢は、避けて通れない重要な
生活課題になってきた。
退職したら、気楽に海外生活をと夢想してきたシニアの方々には、極めて残念だが、
経済や政治は、決して無縁ではなくなってきた。
●民主党がマニフェストで確約した「後期高齢者医療制度」の廃止も、なしのつぶて。
長妻大臣の年金改革も中断のまま。日本航空の経営破綻では、再建に税金が投入される。
すべて元をただせば、 世界的な経済低迷と世界金融危機がもたらした景気後退と、
それに起因した財源不足のなせる業だ。
恐るべし世界金融恐慌と言うわけである。
●振り返ると 日本経済の急成長が始まった1960年から、ほぼ30年に及ぶ高度成長期、
その後20年に及ぶ低迷期、
確かにこの20年間、実質国内総生産は500兆円を低迷している。
次の参議院選挙の争点は「新成長戦略」。いかに反転成長するか、戦略が問われる所以た”
「最近の世界金融危機」
(金融危機名) (発生年)
●サブプライムローン危機 2008年●
●米国ITバブル崩壊 2000年
●ロシア通貨危機 1998年
●アジア通貨危機 1997年●
●日本、バブル崩壊 1991年●
●米国、不動産バブル崩壊 1989年
●ブラックマンディ 1987年
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