■■■■■■■■■■■有為転変■■■■■■■■■■■
■「日ASEAN友好40周年」
●東京では、日ASEAN友好40周年を記念して、ASEAN特別首脳会談が開催
された。安倍首相は、ASEAN10ヶ国の首脳を招き 両者の協力の展望についての
協議をはじめ、一方的な防空圏を設定した中国へのけん制や 空の自由安全確保
に向けた連携など、また2020年の東京オリンピックをにらんだ、様々な事業の経済
協力開発や、文化交流について協議した。
された。安倍首相は、ASEAN10ヶ国の首脳を招き 両者の協力の展望についての
協議をはじめ、一方的な防空圏を設定した中国へのけん制や 空の自由安全確保
に向けた連携など、また2020年の東京オリンピックをにらんだ、様々な事業の経済
協力開発や、文化交流について協議した。
■「おもてなし」
●今年の流行語大賞4句が決まった。中でも、次の2020東京オリンピックの決
め手になった滝川クリステルさんの「おもてなし」が、トップの掛け声が高い。
め手になった滝川クリステルさんの「おもてなし」が、トップの掛け声が高い。
その経済効果は、3兆円から10兆円といわれ「50年前の東京オリンピックの
再来」と期待する声が高い。
■「戦後昭和と東京オリンピック」
●折も折 戦後の飛躍のきっかけとなった50年前の東京オリンピックを回顧して
みたい。それは、アジアの独立と関わりが深いあの大東亜戦争、いわゆる太平
洋戦争の敗戦からわずか19年、日本は焼野原の廃墟から立ち上がり、国民こ
ぞって再建に挑み、世界オリンピックの開幕にこぎ着けた。 日本民族の快挙と
言っていい。
みたい。それは、アジアの独立と関わりが深いあの大東亜戦争、いわゆる太平
洋戦争の敗戦からわずか19年、日本は焼野原の廃墟から立ち上がり、国民こ
ぞって再建に挑み、世界オリンピックの開幕にこぎ着けた。 日本民族の快挙と
言っていい。
●50年前の「東京オリンピック」は、あの著名なロンドンオリンピックが終わり、
次の開催候補地としての東京が、正式に決まったものだ。
次の開催候補地としての東京が、正式に決まったものだ。
●東京オリンピックといえば昭和39年、この時を契機に日本は敗戦国から世界
の経済大国を目指して ひた走る事になる。 之により日本国内は、いずこも燃え
たぎっていた。当時の全ての企業の土曜日は、昼まで出勤だったし国民はよく
働いたものだ。
の経済大国を目指して ひた走る事になる。 之により日本国内は、いずこも燃え
たぎっていた。当時の全ての企業の土曜日は、昼まで出勤だったし国民はよく
働いたものだ。
●その4年前昭和35年には、所得倍増計画を標榜した池田内閣が華々しく誕
生した。池田首相は「とにかく豊かになるため、みんあ懸命に働こう」と全国民
に呼びかけた。これを陰で支えたのが、宏池会の主要経済ブレーン 下村冶
伊藤昌哉、田村敏雄の人たちだった。
生した。池田首相は「とにかく豊かになるため、みんあ懸命に働こう」と全国民
に呼びかけた。これを陰で支えたのが、宏池会の主要経済ブレーン 下村冶
伊藤昌哉、田村敏雄の人たちだった。
●池田内閣は、公共投資と減税と社会保障政策を軸に高度成長政策を推し進
めた。それが功を奏してオリンピック誘致に成功し、全世界に日本経済の実力
を遺憾なく伝えることができたと思う。
東京オリンピックは、まがいなく日本人の勤勉さがもたらした国民の勝利だった
といえる。それは、まさしく戦後昭和を象徴する輝かしいスタートラインとなった。
そしてそれによってようやく日本人は、敗戦でたたきにのめされた民族の誇りと
自信をとり戻す事になる。
めた。それが功を奏してオリンピック誘致に成功し、全世界に日本経済の実力
を遺憾なく伝えることができたと思う。
東京オリンピックは、まがいなく日本人の勤勉さがもたらした国民の勝利だった
といえる。それは、まさしく戦後昭和を象徴する輝かしいスタートラインとなった。
そしてそれによってようやく日本人は、敗戦でたたきにのめされた民族の誇りと
自信をとり戻す事になる。
■「改めて振り返る事の意味」
●顧みればいま日本は当時と同じくらい難しい局面にあるが、50年前の昭和
39年の日本はどうだったか。具体的に振り返つて見たい。
39年の日本はどうだったか。具体的に振り返つて見たい。
●いま尖閣、竹島、憲法問題が再び惹起されつつある折から、改めて戦後昭和
をふり返ることは、いささかでも当時を知る日本人にとっても、これからを担う日
本人にとっても大きな意味があると思う。
をふり返ることは、いささかでも当時を知る日本人にとっても、これからを担う日
本人にとっても大きな意味があると思う。
合わせて 戦後立ち上がったASEAN諸国の人たちにも最初の東京オリンピック
を契機に日本を再興してきた戦後昭和の軌跡的な日本の足跡とスピリットを 詳
しくみていただき、参考に供したいと思う。
を契機に日本を再興してきた戦後昭和の軌跡的な日本の足跡とスピリットを 詳
しくみていただき、参考に供したいと思う。
・現在、後期高齢者のシニアは 当時25歳以上
・現在 70歳のシニアは 当時20歳前後
・団塊世代65歳シニアは 当時15歳前後
■「昭和39年(1964年)と50年後2013年の日本の
(項目) (1964年前) 50年後→ (2013年いま)
▼総人口 9718万人 1億2752万人
▼65歳以上 6% 24%
▼GDP(名目) 29,5兆円 475,6兆円
▼GDP(名目) 29,5兆円 475,6兆円
▼輸出総額 2,4兆円 63,7兆円
▼平均賃金 41万円 年額 358万円
▼訪日外国人 27万人 917万人
▼訪日外国人 27万人 917万人
▼完全失業率 1,1% 4,3%
▼月額消費 4万5千円 31万4千円
▼出生数 172万人(出生率2、05%) 103万人
▼出生数 172万人(出生率2、05%) 103万人
▼死亡数 67万人 124万人
▼婚姻数 96万件 66,8万件
▼平均寿命 ・男性:68歳 ・女性:73歳 男性80歳 女性:86歳
▼経済成長率 11,2% 2桁● 2,9%
▼大卒初任給 2万1190円 19万8千円
▼大学進学率 15,5% 50,8%
▼総理大臣 池田勇人&佐藤栄 作 安倍晋太郎
▼当時30歳の青年 現在80歳の後期高齢者
▼葉書1枚 5円 50円
▼タバコ1箱 40円(ピース)
▼コーヒー 60円 180~400円
▼かけそば 50円 300~400円
▼エアコン普及率 1,7%
▼テレビ普及率 87,8%(白黒)
▼セリーグ優勝 阪神タイガース 読売巨人
▼パリーグ優勝 南海ホークス(日本シリーズ優勝) 楽天イーグルス
●日本のシニア情報は
NPOシニアネット総研ブログは→ http://blog.goo.ne.jp/snijapan
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