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順位戦C級1組10回戦

 藤井聡太七段が、順位戦C級1組10回戦で真田圭一八段に88手で勝利した。B級2組への昇級は決まっているため、消化試合とも言える対局ではあったが、気を抜くことなく見事な勝ちっぷりで10戦全勝となり、昇級に花を添えた形になった。
 それについて藤井七段は、
「今期は全勝を目標にしていましたので、いい形で終われたのかなと思います。(B級2組は)順位戦で力を発揮される棋士の方が多い印象で、来期もまた大変な戦いになるとは思いますが、1局1局全力を尽くせればと思います」
と語った。

 さらには、録画放送とはなったが、銀河戦本戦トーナメント6回戦で出口若武四段戦にも97手で勝利し、一日で2勝した形になった。これで今期の勝率が.804となり、3年連続勝率8割越えの快挙達成も見えてきた。この出口四段とは、3月9日に棋王戦の予選2回戦で当たることが決まった。このところ対戦することが多く、一度も負けていない相手だが、決して侮ることはできないだろう。まあ、今の藤井七段を見ていると、ただの杞憂のように見えてしまうが・・。

 なんだか暗い話題が多い昨今だが、藤井七段のスカッとした勝ちっぷりが私の心の支えの1つになっている。
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