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王位戦 第三局2日目

 藤井聡太棋聖が木村一基王位を149手で下し、王位戦を3連勝とした。これで王位獲得まであと1勝、よほどのことがない限り、最年少2冠、最年少八段は手中にできるだろう。

 今の藤井棋聖には「よほどのこと」など起こるはずもなく、第3局も必ず勝つと信じていた。対局も私のその思いを着実に現実のものにしてくれるような進み具合で、6時半すぎにバスで塾生を送迎する前にAbemaTVで確認したところAIの勝率は90%近くになっていた。もう勝ったな、とほくそ笑みながらスマホをラジオ代わりに聞いていたら、121手目に藤井棋聖が2一銀を打った途端に勝率が五分五分になってしまい、その後やや木村王位に%が傾くようにさえなってしまった。びっくりしたが、藤井棋聖でも「よほどのこと」を犯してしまうことがあるんだなあ、と妙に納得してしまった。終局後のインタビューで、藤井棋聖は、
「寄せにいったところで誤算があり、その後、負けにしてしまったかもしれない。厳しかった」。
と、あわや大逆転負けの局面を振り返り、反省を言葉を並べたようだが、そこで何とか踏みとどまって立て直して勝ちきってしまったのだから、やはり藤井棋聖には「よほどのこと」は起こらないようだ。

 第四局は8月19・20日に行われる。愛知県が独自の緊急事態宣言を発出し、県外への不要不急の旅行などは自粛するように求めたが、九州への遠征は「不要不急」などには当たらないよなあ・・。さっと決めてもらいたいから、コロナには一日も早くおとなしくなってもらいたいものだ。

 頑張れ、藤井棋聖!!
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