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以文会

 毎年送られてくる雑誌「以文」。



 京都大学文学部の卒業生には毎年送られてくるのが決まりとなっているようだ。私は卒業してもう40年くらい経つから、40年間ずっと送られてきているのだろうが、ほとんど目を通したことがない。それどころか、以文会の年会費2,000円もほとんど払った記憶がない。いつもこの以文が送られてくるのを見る度に、「会費入れなきゃ」と思うものの、なかなか実行できないままズルズルと来てしまった・・。

 ところが今回、珍しく中身を読んでみた。卒業生で、研究者として名を立てた人ばかりなのだろうが、私は全く存じ上げない人が何人か思うことを執筆されていて、あとは各学科の近況報告といったものが載せられていた。私も一応仏文科の出身であるから、そこを読んでみたものの、大した興味も持てずに最終ページまで開いてみて、少々びっくりした。
 と言うのは、「会費を払わない人が大勢いて、卒業生全員に以文を発送することが経費上難しくなってきたため、会費を滞納している人には以文を送るのを止めようという情勢になっているが、どうだろう、会員にご意見を伺いたい」などと書いてあった。そして、滞納しているのが5万円以上の人が発送停止の対象になるとも書いてあったので、ドキッとした。上に書いたように私は卒業してほぼ40年だから、その間に納入しなければならなかった会費は8万円ということになる。何回かは支払った覚えはあるが、ほんの数回だろうから私は完全に発送停止のターゲットということになる。う~~ん、どうしよう・・。
 
 確かにほぼその存在を忘れている雑誌など送って来なくなってもどうってことはない。だけど、やっぱり京大文学部との関係が完全に切れてしまうのは寂しい気がする。困ったなあ・・。
 さすがに一度に全額を納入するのは厳しいから、できれば分割でお願いしたいとセコイ考えも浮かんでいるのだが、果たしてそれが可能なのだろうか。
 ちょっと調べてみよう。
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