暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

ミニマルに暮らしたい

2021-09-22 09:55:40 | 捨て活

    


終活でミニマルに暮らしたい。

今まで使っていたスリッパ立ては、底面積が広く、元はマガジンラックだった。

ずっと20年以上使っていたが、玄関周りをすっきりさせたくて、縦長のスリッパラックを買って、籐のマガジンラックは廃棄した。

来客用に用意したスリッパで、業者さんに履いてもらうくらいしか、出番はない。
だから、スリッパも年代物だ。

数年に一度親戚が来ていた時は使うこともあったが、コロナ禍で来客もない。

考えてみれば、それは買ってから気づいたことではあるが、スリッパを下駄箱に収めてしまえば、スリッパ立てもいらなかったかもしれない。

玄関にはスリッパ、という固定観念があって、何も考えずに、玄関に立てているが、出番があるときに、下駄箱から出せばよかったのだ。

まあ、買ったから使おう。

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ラックも廃棄

2021-01-20 08:53:06 | 捨て活

しばらく話題も見つからず、ブログの更新があいてしまった。

今朝は12月に予約した大型ごみの日がやっと来たので出してきた。



メタルキャスターラック、高さ60cm以上あるものだったので、不燃ごみ(50cm以下)では捨てられず、処分代500円を掛けた。

このラックは、ダイニングで私の席の後ろに、薬のケース、血圧計や献立のダイアリーノートなど、歩いていかなくても後ろを向けば手に取れるものを置いていたものだった。

便利は収納を増やす。

少し、歩いて 薬や血圧計はオットマンにしているスツールが収納になっているので、その中に収めた。

いちいち動いて取ってきて、使用後はまたしまいに行く、という動作を面倒に思ったら、物は増える。

収納がある限りそこへ置くのが便利になるからだ。

収納がある ⇒ いくらでも置ける ⇒ 物が増える

この図式が物を増やす。

「まず収納を減らす」が捨て活の基本だ。

物は徐々に減らしてきたが、部屋はどこも目いっぱい物が置かれていて、ちっともミニマリストになれない。


映画では、貧しい人を描くとき、部屋にいっぱい物を置くセットにし、金持ちの住まいを描くとき、物を置かないのだそうだ。

確かになあ、と思った。


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手紙のスキャン 続編

2020-12-21 20:10:13 | 捨て活

16日のブログに書いたように、12月13日から手紙の捨て活をしてきたが、なるべく、スキャンして原本は手放す方向で処理を進めた。



↓ ↓ ↓



今日、一応の区切りがついた。

甥姪の小さいころの手紙は原本を残したが、そのほかにも、原本を残したい手紙は最終的にはトータルで、タオルが入っていたような箱一つに減らした。

スキャンを毎日毎日した。

手紙は一通ずつ読み返した。

1990年ころからのものだった。

来年大学院を修了する甥がまだ生まれる前のころからの手紙だ。

幼かった姪のかわいらしい様子が書かれた姉の手紙は、姪にLINEで送った。

「なんか、こういうの読むと、愛されてるなーって嬉しい。
 ちっちゃいころのこと覚えてないから」

と返信があった。



メールのないころ、(世間的にはもうあった時期でも、うちにはパソコンもなかった) 手紙とFAXは、貴重な情報交換の手段だった。

郵便受けに手紙が入っているのを見つけたときの、ワクワク感は、メールやLINEの着信のようなクールで無機質なメッセージとは、まったく違う心温まる家族のまさに「お便り」だった。

ずっと捨てられなかったことがそれを物語っている。

でも、捨て活をして、デジタル化して手紙は自分の近くに保存された。

終活の一環だ。


紙媒体の写真がたくさんアルバムにはまだある。

これこそ、まだ捨てられないでいる。

まだ捨てる気にもなっていない。

老後の楽しみともいうべきか。

アルバムを出してきて、ときおり話題に上った写真を夫と見て話が弾む。

夫との思い出の旅のスナップがほとんどだ。

だが、安曇野にご主人の定年後引っ越していった友人は、

「写真は、アルバムの本人以外は誰も欲しがらないし、1冊から1枚くらい選んで、残し、パソコンで自分が見て楽しむだけにしたし、ネガは全部捨てたわ」

と、語っていた。

写真は子供も孫も欲しがらない、とほかの人からもよく聞く。

たしかに、両親の家を片付けたときも、記念にある程度はもらってきたが、例えば父自身が一人で海外旅行に行ったときにアルバムなどは、開いても見ずに遺品処分業者の車に持って行ってもらった。

多くて、私のマンションに持ち帰ることもできない。

写真は自分が楽しむものだ。


とりあえず、手紙の捨て活は終了した。


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手紙の捨て活の必殺技 スキャン

2020-12-16 21:32:29 | 捨て活

捨て活をして、いつもつまづくところが、手紙だ。

菓子箱に雑然と入れたものが、押入れの段ボール箱の中から出てくる。

開けて読み始めると、やっぱり捨てられない。

何度押入れの片付けをやっても、手紙の菓子箱が元の段ボール箱に留まるので、あらためて長い時間をかけられるときに、じっくりと選別して捨て活しようと、そう思って、手紙の菓子箱は、天袋にあげて取っておいた。


最近、ミニマリズムにはまってYouTubeを観ていることは再三書いてきたが、ミニマリズムの本も興味を持って古本をamazonで買ったり、電子書籍で見たりしていた。

ミニマリストの佐々木典士さんの書かれた「ぼくたちにもうモノは必要ない」という本を無料お試し版でダウンロードしておいたものを、テレビに映して、ベッドで読んでいた。

元はマキシマリストだったのを、物を処分してミニマリストになった方で、その思想や経験を書かれている。

その中に、こんな記載があった。


・フイルム時代の写真はすべてスキャンして処分した
・想い出の手紙をすべてスキャンして手放した(幼稚園の頃から捨てていなかった)

ただ捨てることはできないから、捨てるものはすべて写真に撮った。


とある。

3000枚の写真がハードディスクに溜まったそうだ。


私はこの記述を読んで、「なるほど!」と膝を打った。

スキャンしよう!

私の手紙の菓子箱は4箱になっていた。



12月13日から手紙を仕分けして、判断の付けやすいところから、手放す、残すを分けていった。

つまりは、読みながらだ。



亡くなった方からの手紙は捨てられない。残した。今は原本をそのまま残す。

高齢の親戚からのものも一応残す。

友人の懐かしい手紙はスキャンして原本は手放す。

姉の手紙、甥、姪の小さいころの手紙、JICAで南米に行っていた弟の若いころの手紙は、1枚1枚読んでいると、これはなかなか手放せないなあ、と保留になっていたが、スキャンして原本は手放すもの、原本を残すもの、と判断がだんだんつくようになった。

きのうから、スキャンを始め、1日の大半の時間を費やしている。

まだしばらく掛かりそうだ。

無職だから、時間はある。

あと数日かかっても、やるのだ。

ここのところ、ブログの更新ができなかったのは、そういう理由だった。

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3段引き出しを手放す

2020-11-16 20:02:33 | 捨て活

クローゼットの中で、衣装ケース1箱の上に、プラスチックの3段引き出し・A4がすっぽり入るサイズが載っていた。

幅30X奥行き35.5X高さ40 くらいの 少し大きめの引き出しだ。今、楽天で同様の物が2,250円で売っている。



ハンカチ、タオルハンカチ、夏用の靴下を入れていた。

使っているものは、使用の順に回転して出てくるが、よく見ると何年も陽の目を見ないものが次々と奥から見つかる。

使いそうもないものは思い切って処分した。

30代から、いやもっと20代から使っているようなものまで、ため込んでいた。

私の部屋では婚礼家具のほかに、マンションに引っ越してきた時に購入した木製のタンスがあって、上段のほうの2段には靴下や肌着を入れている。

そこを大整理して、クローゼットのプラスチックの引き出しから、全部、タンスに移した。

3段引き出しは空になったので、明日の商品プラスチックの廃棄に出すことにした。

衣類も、気に入ってないからいくら取っておいても出番はないな、と思うものは気が向くと、タンスから出してきて、手放すようになった。

だんだん物が処分されて、すっきりしてきた。

終活でもあり、いま、住みやすい暮らしを手に入れるために、使わないものをため込んでおくのはやめるようになった。

YouTubeの動画で勉強している影響だ。

片付けないで堆積させていたのは、母譲りの「物持ちがいい」と言えばよく聞こえるが、めんどくさがりだと思う。


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