暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

腎臓病食 鶏と水菜のパスタ

2017-10-15 19:03:13 | 腎臓

久しぶりに腎臓病食のレシピをアップしたい。

「鶏と水菜のわさびパスタ」 

出典 「失敗しないための低たんぱく食レシピ」

腎臓病の方へ というサブタイトルのついたレシピ本なので、材料のパスタについては療養食用のサイトから取り寄せた麺を使用して書いておくが、普通のパスタを使っても、成分に制約がなければ十分作ることができる。



材料と成分



作り方

① でんぷん生パスタはゆでてザルにあけ、流水でよく洗って水気を切る。

② わさびとだしわりしょうゆを混ぜておく。

③ フライパンにオリーブ油を入れ、スライスしたにんにくを炒める。

④ 香りが立ったら、食べやすい大きさに切った鶏肉を加えて、さらに炒める。

⑤ 肉に焼き色がついたらパスタを加えて火を止めて、②の調味料、5cmに切った水菜を加え余熱でからめる。


うちでは、わさびは 4g、だしわりしょうゆは 20g、 オリーブ油は 6g、 にんにくは 10g、  鶏もも肉は 50g まで増量して作っている。

1日の計画の範囲で重量は調整して、おいしく食べたら良いと思う。

なお、腎臓病食の食材は、治療用特殊食品を扱っているサイトから通販で購入できる。

ちなみに、うちでは、「ヘルシーネットワーク」から購入している。

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夫の本日の食事

2017-07-09 22:19:00 | 腎臓
腎臓病に関して、最近ブログに書いていない。

慢性腎臓病のキーワードからこのブログにお立ち寄りいただく方もいらっしゃるので、久しぶりに、本日の腎臓食の記録表を掲載したいと思う。




今日の食事は3食とも夫が自分で用意した。

料理も腕を上げ、ノートも増えた。

前にも書いたことだが、夫は料理番組を録画して、詳しく手順をノートに記録している。

レシピをネットから取って印刷してとじ込んでいる。


腎臓病患者のNPOの冊子を読むと、患者さんの体験談が対談で載っていることがある。

数か月前の記事に、患者さんは男性でかなりの高齢なのだが、食事はやはり高齢の奥さんが引き受けて、計算も調理もすべてやってくれるとのことで、奥さんに感謝していると書かれていた。

だが、この患者さんは、もし奥さんが突然入院してしまったり、そこまでいかなくても、寝込んでしまったりしたら、ご自分の食事はいったいどなたが作るのだろうとふと思った。

私は悪妻ですべて引き受けることは荷が重くて、2年前の5月から、夫は、私の力量不足にあきれて、自分で作ることに目覚め、料理については自立した。

もちろん私が料理する日もあり、まったく夫が作っているというわけではないので、主婦業を放棄したのではなく、夫が私の料理を喜んで食べてくれている。


慢性腎臓病は、全国に1300万人いるという。

この人たちがみな透析に向かっていっては、日本の財政は破綻してしまう。

今、全国に透析患者は、約32万人。

年間1人につき約500万円の医療費の国庫負担がある。

患者の合併症の分も含めて、年間約2兆円の医療費が国の負担で支払われている。

そして透析の必要な腎臓病患者は年に5000人ずつ、2025年まで増え続けると予測されているのだ。


透析にならないよう、保存期を長く長く保つため、夫のように計算をして食事を作ることがどんなに大変なことであるか。

これを読まれてくださっている腎臓病でないかたがたは、どうか、健康診断の血液検査で、クレアチニンの数値が高い方にいっていないか、注意して見ていただきたい。

1.3では、もう腎臓は半分機能していない。

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わかりました。診療ノートつけましょう。

2016-07-11 17:57:28 | 腎臓
診療ノートを各科ごとに作ってほしい、という夫の願いは強かった。

3種類でいいから、というのである。

各科のノートを断ったことについては、こちらに一度書いたのでご覧いただきたい。

夫が、いつまでも言うのを無下に拒んでいるのも気の毒になってきた。

病院の付き添いの帰りに、ダイソーで3冊ノートを買ってきた。




3種類のノートで、診療科を分けてわかりやすくした。

青くて、厚いノートが、慢性腎臓病。

カラフルで薄いノートが、循環器。

小さくて白いノートが、眼科。

ひとつの診療科で、頻繁に次の診察日がやってくるわけではないが、いくつもの診療科にかかっていると、月に何度も医療費の表に出てくる。

夫は自分の診断された病名のほかに、「これではないか、あれでないか?」と、実に気にするのだ。

総合病院のほかにも、気になれば、脳神経外科や、皮膚科にも行くし、整形外科にも行く。


ほかにも、夫が手の黒さと関節の腫れぼったさをやけに気にするので、

高校の友人(男性)が、まぶたの下垂で、美容外科の高須クリニックの診察を受けて手術を受けた。

疾患としてのまぶたの下垂であったので、保険でできたそうだという話をした。

「もし、あまり気になるなら、行ってみたら?
 だけど、ただ診察を受けるだけだと、全額自費になると思うけど」

と、言ったら

「考えてみる」

と、言っていた。

気になりだすと、常軌を逸する。

腕の皮膚のことを気にしだしたときは、腕を表に出したくないからと言う理由で、半袖の服は皆、捨ててしまった。

制服のある仕事に就いていたときも、一番大きな半袖の制服を支給してもらい、肘まで腕がかくれる服なので、これならと、仕方なく半袖を着ていた。

足の細さを気にしているので、夏でも、厚手のパジャマのズボンを履いた上に、普通の夏のスラックスを履いて、少しでも足が太くなるように見せたりする。

笑ってスラックスの中を見せて二人で大笑いすることもあるが、見ようによっては、常軌を逸しているかもしれない。


だが、慢性腎臓病をもう少し早くお医者さんが見つけてくれていたら、いまのような大変な食事療法を一生していかなければならない体になることはなかったのだ。

それは、素人では自分で気づくことは無理だからだ。

用心深くなるのもしかたないだろう。


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相談して目からウロコ

2016-05-21 18:13:27 | 腎臓
今日は、小田原近くにある食事療法サポートセンターの栄養相談に二人で行ってきた。

夫の慢性腎臓病の食事療法を二人で行なっていると、困ったことや疑問点が生じてくる。

病院の栄養指導室で、教わってくることもときどきあるが、また別の管理栄養士の方のお話も聞いてみたいと思うことがある。

今日は、夫がいくつか質問した後、私も夫も困っている肉の成分計算のことでお聞きした。


豚、牛の「切り落とし」という肉は価格が安いので、大量に買って小分けして冷凍し、必要に応じて解凍して調理してきた。

「切り落とし」については、病院の栄養指導室でも、肉は食品成分表の何に当たるか、とお聞きしたこともあり、「切り落とし」を使うことについて、今まで問題として取り上げることはなかった。

管理栄養士の方は、所属の病院で給食を指導している立場の方なので、実体験に基づいて、どなたも話してくださる。

きょうの、管理栄養士の先生は、この「切り落とし」について、肉屋さんが、余った肉をまとめて集めて販売しているものなので、もも、肩、バラ、どの部位の肉が入っているのかわからないし、肉を見ても区別はできない、なので、「切り落とし」は買わないように、というご指導であった。

病院の給食でも「切り落とし」は使用しないのだそうだ。

たしかに、いつも食品成分表で、どれに該当するのか困っていたのだが、今回のように質問をして、「切り落とし」を否定されたことがなかった。

細かく計算しているひとが、この肉に関してあいまいになってしまう「切り落とし」を使って、計算があいまいになってしまっていいんですか、とご指摘があり、そのとおり、ごもっとも、と思った。

目からウロコだ。

これからは、部位の指定のない「切り落とし」は買わないことにした。

細かく食事療法で計算をするようになって、1年以上になるが、ここをもっと早く知りたかった。



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揚げドーナツ(低たんぱく食)

2016-04-28 10:48:26 | 腎臓
夫のエネルギー摂取と低たんぱくの1食のために、高カロリーおやつが必要になる。

腎臓病食用に取り寄せているでんぷんホットケーキミックス粉を使って、レシピ通りに揚げドーナツを作った。





いつもは、いちごジャムの蒸しパンをでんぷんホットケーキミックス粉で、カップケーキ風に作っている。


揚げドーナツは、目先が変わっておいしそう。

明日と、あさっての朝食に、3個ずつ食べる予定。

夫は楽しみにしている。


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