暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

古着

2016-12-22 14:30:37 | ファッション
30年くらい前に買った白いセーターが何枚もあった。

首元がきっちりしまった形や、カーディガンもある。

白いニットが流行りだったのだろう。

タンスに平置きで置いていて、夏場は衣替えで衣装ケースに移していたと思う。

それが、最近普段着にしようかと着てみたら、肌に接する部分が、ちくちくとして、かゆい。

私は、かゆくてかくと、すぐ赤くなってしまうたちだ。

白いセーター、カーディガンは、すっかり黄ばんでしまっていた。

茶色いシミも強く出ているものもある。

ムシューダをずっと使っているので、虫に喰われることはないのだが、黄ばんでくると外出着にはできない。

それに、最近の流行では、ニットを冬でも昔ほど着ないようだ。

以前は、もこもことした編み込みニットを冬のオシャレのように着ていたが、テレビで出演者を見ても、暖房が充分にあるせいもあって、ニットではなく、カットソーを着ている。

私も最近ネットで服を買うと、冬の服でも、ニットではなく、カットソーだ。


というわけで、古布を出す日に、白いニットと、あわせて、20年は着ているのではないかというトレーナーやポロシャツも同時に処分した。

私の年齢(今年60歳)になると、これまで着ている服は30代からのものを大事に毎年毎年着て、古着でももったいないし、いまさらオシャレでなくても、と着続けていて、あらためて見ると実に古着なのだ。

オシャレもあと10年くらいかと思うと、古着は捨てて、新しくオシャレな服を買うことにした。

と言っても、衣類はアジアからの輸入のせいか、とても安い。


服を買うと、これ着て出かけようかな、とか、友達に会おうかな、とか、外向きの行動パターンになるので、よい傾向だ。

今日は何着ていこうかな、と服選びも精神的に上がっていいように思う。

お小遣いから買える範囲の、決して高い服でもないのに、こんなことで、ウキウキするのは、安いもんじゃないだろうか。
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