暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

アレルギー

2019-12-16 19:22:36 | 健康
春には花粉症のアレルギーで鼻水が出る。

夏が終わり、秋口に薄手の羽毛布団を掛けて寝始めていた。

掛け布団カバーがモスグリーン色で、小さな小さな羽毛が掛けカバーの布地を突き破って、表面にたくさん出てきて、掛け布団を手繰り寄せるたびに、羽毛が舞った。

2017年夏に、羽毛布団を薄手と冬用の2枚、ダスキンの布団丸洗いに出していた。

その洗濯で羽毛が細かく粉砕されてしまったのかどうかは、定かではないが、羽根の尖った毛先が布を突き破ってしまうほど、小さな羽根になっていたようでもあった。

その羽根に反応してなのか、鼻水が出るようになった。

咳込むようにもなった。

一度、痰が切れなくて苦しんで何度も咳払いをして、ティッシュに吐き出したら、小さい羽根が入っていた。

そのとき、夜中だったが、そっと、掛けカバーを取り換えて、静かに動いて寝た。



そのうち、鼻水が毎日出るので、ネットでも調べたりして、もしかして 鳥アレルギーになってしまったのかもしれない、と考えるようになった。

人のからだの許容量を超えて、なにかのタンパク質がアレルゲンになり、アレルギーを発症してしまうとよく聞く。

そう思ったら調べてもらいたくなった。

鳥アレルギーなら、羽毛布団は捨てたほうがいい。

アレルギー科のあるクリニックをネットで調べて、自転車で行ける範囲のアレルギー科の内科に行き、アレルゲンの検査をしていただいた。

直近でアレルゲンを調べたのは、2002年だった。

当時は、スポットで何を調べるかを先生が指定していたらしく、スギとヒノキに反応が出ていた。

まさに、花粉症だった。

今は、39種類のセットで調べられるようになっていた。

それに心配していた羽毛ということで、ガチョウを1点追加して調べていただいた。

約2週間して、電話したところ、結果は出ているというので、今日ひとっ走り行ってきた。


結果は、ハウスダスト、ヤケヒョウヒダニ、スギの3点が★2だった。

ガチョウはアレルゲンではなかった。

それも、★2では、さほどのアレルギー体質ということもないらしい。

ひどい人は、★5や★4がいくつも反応する。

ということで、羽毛布団にアレルギーはなかった。

毛羽の噴き出る薄手の掛け布団は、30年以上前に派遣で勤務日数に応じてポイントがついて、ボーナスとしてもらったセリーヌのマークがついた薄手の掛け布団だった。

当時、バブルで、派遣会社も景気がよかったのだろう。

というわけで、古い薄手の羽毛布団は、アレルギー科で診ていただく前に、不燃ごみの日に、処分していた。

いま、冬用の羽毛布団は、鳥アレルギーもないことがわかったし、鼻水もしだいに落ち着いてきているので、捨て去られずに、今夜も使う。

ずっと使う。

だいたい、ニトリに行っても、掛け布団は、羽毛か、羊毛しか置いてなかった。

とりあえず、アレルゲンの検査はしていただいて良かった。

安心して、羽毛布団を使っていく。

子どものころから悩まされた鼻水はいったい何に反応していたのだろうか。

今は★2だというのだが、若いころは相当ひどかったのだ、あれは、ダニとハウスダストだとしても、きっと当時は、★5だったんじゃないだろうか。

コメント
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