⑴ 6月中旬、洗面台下のキャビネット内に置いたボトル類を入れたボックスの中に、少し水が溜まっていることに気が付いた。
7月5日、洗面台のシャワー付き水栓を8年前に交換したのが、何か影響しているのかと思い、交換工事をしてくれた業者さんに電話をしてみた。
業者さんは、
「取り付けてしばらく経っているので、緩んでくることがある、今空いているのですぐ行きます」
と言う。
原因がそれ、という体で、決めてかかっているが、自信ありげなので、写真も送信せず、すぐに業者さんは訪れた。
結論から言うと、その水栓のせいではなく、洗面台の排水栓を上下させるレバーが下の排水管にワイヤーでつながっており、そのレバーを押して上下することで、洗面台の排水栓を閉めたり、開かせたりする部品が壊れているという診断だった。
つまり、業者さんの想像していた箇所の水漏れではなかった。
その結果、
「このワイヤーは、メーカー(サンウェーブ)の部品なので、メーカーに在庫があればそこの業者さんに工事してもらえるが、2002年入居の際の洗面台であるので、メーカーにも在庫はないかもしれない。
当社でできるのは、この場合、洗面化粧台の交換しかありません。」
ということだった。
費用は、調査費として、6,000円を支払って、1時間の調査で、缶のサイダーを差し上げて、業者さんは帰っていった。
⑵ 電気量販店のリフォームのコーナーに行き、洗面台の交換はいくらぐらいかかるものなのだろう、と2店舗、見学と、相談としてきた。
洗面化粧台の交換は、単に洗面台を交換するだけでなく、洗面台の幅が変われば、壁紙も天井も、床もすべて貼り替えることになるという。
洗面所の大工事になってしまう。20万超の工事だ。
市のリフォーム助成金の募集中でもあり、20万以上なら、見積書や写真をつけて、申請できる期間だった。
⑶ 7月19日、2014年に、フローリングの工事をしてもらった、近所の工務店に担当者と連絡が取れた。
一度、見に行かせてくださいと、来宅された。
私は、メーカーに在庫がないと修理はできないですね、とその前提で、洗面所の工事の見積もりをもらうつもりだった。
見てくれて写真を撮影し、
「メーカー品でなくても、汎用部品で修理できるかもしれないので、設備屋さんに写真を見せて、聞いてみます」
ということになった。
7月22日になって、電話があり、結局、設備屋さんの判断は、汎用部品では修理はできず、メーカー品でするしかない、とのことで、
もし、汎用部品で修理したとしたら、漏れは今よりもっと悪くなる、という判断だった。
メーカーに聞いてみるのが良いとのアドバイスだった。
⑷ 7月25日 サンウェーブの後継のLIXILにホームページから修理の依頼をした。排水管の問題の箇所の写真を添付して、相談した。
翌日、サンウェーブの部門の担当者から電話が来て、
「(品名コード、製品名、写真などから)特注品のようです。でも、通常の排水セットで直ると思います。
修理するのでしたら、部品を取り寄せます。金額は、部品代が17,680円、作業料7,000円、出張料3,000円で、合計 税込30,448円です。
どうしますか。」
ということだった。
20万以上の洗面所工事となることも考えていたので、それで済むなら助かる、という感覚だったこともあって、すぐにお願いした。
修理の依頼と同時に、ホームページでは、修理代金が20%割引になるというので、LIXILのメンテナンス・パックに申し込んで、月110円の年会費を支払った。
⑸ 8月7日 サンウェーブの下請け工事の、先の電話のかたが来宅した。
1時間ほどの工事で、完了した。
すっかり水漏れが直り、20%引きの料金、24,358円を現金で支払って、完了した。
というわけで、懸案の水漏れは解決した。
21年も使用したものだったので、ワイヤーのほうでは、球体がつながっているところで、その球体は崩れていたとのこと、新品と交換したおかげで、直った。
次の20年で壊れたとしたら、そのときは、部品はないだろうと思います、と言われた。
良かった、本当に良かった。
デジタル難民だったら、このように、解決できたか、どうか、わからない。
修理で長持ちできるのであれば、それに越したことはない。
解決して良かった。
ぜひ、お役立てください。