暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

英語が話せない日本人

2019-12-09 23:13:36 | 日記
日本人は大学を出ても英語が話せない人が多い。



よく言われるのは、日本はかなり昔から母国語で学問の専門的な書籍がたくさん出ていて、高度な学問を日本語で十分習得できてしまうため、英語その他外国語をマスターする必要がなく、大学時代を過ごせてしまい、大学生も卒業生も仕事上外国語が必要であった人以外は英語が話せない、などと。

かく言う私も英会話学校に通ったことはあるが、ろくすっぽ話せないし、英語に触れなくなったころから、どんどん忘れていく。

大学のフランス語の先生がおっしゃっていたのは、「語学は、学んだ年数と同じ年数、その外国語に触れなくなった歳月で忘れていく」という。

例えば、第二外国語で1年間フランス語を勉強して、その後、フランス語に1年間触れなければ、すっかり学ぶ前に後退して、さっぱりと忘れてしまうのだ。

途上国は、学問するには専門的なことになればなるほど、外国語を必要とする。

当然、外国語を習得していく。

日本でも小学生が英語が必修になっていってるようだが、これからの若い人は、ぜひ英語が話せるようになってほしい。

バブルのころ、日本語を学びに多くの外国人が日本に就学していたときがあった。

母国において、日本企業で働くのに、日本語ができるとチャンスが増えるからとも聞いた。

アフリカから来ていた人たちが集まると、ビデオの映画をよく観ていた。

英語の映画だが、アラビア語のシーンでも笑ったりしていた。

部族語を話すのが日常だが、保育園のときから、英語に触れてマスターしてしまう。

そして、高校の外国語授業でアラビア語を学ぶので、アラビア語も話せてしまう。

日本人の脳は、外国語を学ぶのが向いてないんじゃないだろうか。

韓国のタレントさんは、韓国だけでは市場が狭いので、世界に飛び出すため、英語や日本語を徹底的に学び、日本で活躍する韓国のタレントさんは日本がとても上手だ。冗談まで言える。

日本語と文法が似ているのもあると聞く。

助詞まである。

でも、日本のタレントさんが、韓国語が堪能な人は少ないのではないだろうか。

日本の英語教育はどこか間違っている、と思う、きっと。


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