暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

NHKハートネットTVは いいです

2016-01-27 18:34:27 | テレビ
NHKのEテレの夜、週に4回も放映のある、ハートネットTVを録画してよく観ている。

高齢者の介護、リハビリのことや、障害者のこと、社会福祉のこと、社会的弱者のこと・・・など、社会で私たちが注視して皆で考えていくべき事象や問題点にスポットを当て、映像での紹介や討論、ゲストを招いてお話をうかがったりしている番組だ。


きょうは、2016年1月6日放送のパラリンピックの競泳の山田拓朗選手、きのうは、2016年1月5日放送のパラリンピックのバスケットボールの藤澤 潔選手の録画を観た。

パラリンピックに出場する選手は、まわりの健常者でもできないハードな練習をしていることにおどろいてしまうが、選手たちは日中、普通に働いていて早朝や夜に練習しており、努力と強い精神力と体力は、健常者以上の並々ならないものだと思う。


さらに、感じることは、インタビューに答える選手たちが、しっかりとしたお考えを持ち、そして、なにより、話し方が控えめで感心する。

お若くても、ご苦労の積み重ねから、そうした言葉のひとつひとつに表れてくるのだろうと想像する。



年金受給の年齢になって、自分は働いていた現役の年代のころ、何をしていただろうと振り返る。

だいたい働くことでいっぱいいっぱいで、多少の趣味と資格の勉強をしていたくらいで、崇高な目標もなく、目指していたものも挫折したら、はい終わり、と 易きに流れてきたのだと思う。


社会の問題点に注目して、自分になにかできることはないかなどと、思ったことがあっただろうか。

思い起こせば、市民病院の病院ボランティアで半年くらいお手伝いしていたことはあったが、それも、仕事が忙しくなったら、離れてしまった。


夫の食事療法も、夫自身が料理をするようになったのは、私の努力不足からだ。

自分がいまだに一人前になっていないことと不甲斐なさに、恥じ入るばかりである。
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