平成16年5月からの小遣い帳にも載ってないほど、ずっと前に、キーケースを買い替えて以来、だから、14年以上使ったが、最近ネットでバッグを探したとき、キーケースも買い替えたくなって、発注したら、GW中にもかかわらず、すぐに届いた。
暗いところで、バッグの中から探すときにもすぐ見つけられるように、派手な黄色にした。
長年使ってきたキーケースは、なかのフックがどれもゆるくなって、カギをくくり付けているのに、キーケースをバッグから取り出すと、カギが抜けていることがよくあった。
あわてて、バッグの中を探すと、バッグのポケットの中にカギが落ちていた。
そんなことを繰り返していたのに、どうして買い替えようと思わなかったのか不思議だが、この機会に新しくしたものは、フックに取り付けたカギが万一はずれても、キーケースがファスナーで包まれているので、外には落ちないのを選んだ。
また10年以上使うのだろうか、お世話になります <(_ _)>
毎週日曜日の野菜果物の朝市に行くのが嫌だ、と何度も書いてきた。
30分も行列で立っていると、見おぼえた顔が何人もいるが、先週はこんなことがあった。
朝市の外のレジは店の開店の9時少し前になると、2人の店員さんがやってきて、レジを開ける。
それまでは、2台のレジ前に1列ずつに、野菜を入れた自分の店内かごを地面に置いて、からだはどこか日陰にでもいって、かごの中に目印をおいた野菜に注目している。
あまり見かけないおばあさんが、立っている私に話しかけてきた。
「このかごの中の野菜を買うのかしら?」
「いえ、これは、自分のかごを置いて順番を取っているんです。」
みんなかごから離れているので、売り物のかごかと思ったらしい。
「え?そうなの?」
「あそこに、緑の買い物かごがあるので、それに入れてここでレジの順番をかごで列に並んでいるんです。」
「しばらく来ないと、やり方が変わるのね~。前は・・・。どうもありがとう。」
そう言って買いに行った。
かごの前で立っていると、(私はあまりかごから離れない) レジが始まる頃、若夫婦がバギーを連れて、列に寄ってきた。
珍しく若い参加者だ。
どのかごがご夫婦のかごか私にははっきりしない位置に立っているので、私はその人たちの前なのか、後ろなのかよくわからない。
レジが開始されると、どうやら私のひとつあとらしいのだ。
かごに近づこうにも二人とバギーで私は近づけないポジションになってしまって、かごだけを見つめていると、奥さんのほうが、
「これですか」
と言って、列から私のかごを引っ張り出そうとし始めた。
(列から離れたら、変な疑いを掛けられて、横入りと思われても嫌なので)
「そのままにしておいてください」(ふつうに)
と、言った。
「あ、そうですか・・・」
と奥さんは引っ張り出すのをやめた。
列がひとつずつレジに近づくと、私が入る余地ができてきた。
それで、レジで会計して列から離れた。
それから、レジが終わったあとに、しゃがみこんで、レジ袋に野菜を入れていると、また今度は知らないおじいさんが、うしろから話しかけてきた。
「キャベツの芯に楊枝を3本くらい刺しておくと、持ちがずっと良くなるよ」
私にだけ聞こえるようにそばで言うと、すぅーっと どこかへ行ってしまった。
「あ、そうですかぁ。」(にこやかに)
そう返事をしておいた。
世の中は、知り合いが欲しいのか?
私はそういう友人は要らない。
夫に、生まれ変わったら何になりたいか、聞いた。
「健康に注意して、スーパーマンのように病気もない元気な一生を送れるような生活をして過ごしたい、生き直したい」
という。
現実は、病気になって、いま辛い生活をして、食事もままにならない、旅行にも行けない、つまらない老後を送ってしまっているので、そんなことにならないように気を付けて生活するんだ、という。
また人間やりたいんだな、と知った。
私は子供のころから病気ばかりだったし、人間関係もうまく構築できないので、学生時代も、働いていた間も、辛いことばかりだった。
生まれ変わったら、私は、もう人間にはなりたくない。
植物になりたい。
それは、もうずっと前から思っていた。
この世に悔いを残して、旅立つ人も多いだろうが、私はこの世ではない別の世界があって、花園だというのなら、そこへ行くことは、私にとってはよりよい世界だ。
最近、人生100年の時代、と盛んに言われるようになったが、国民の多くが100歳まで生きては、日本は破綻しないのだろうか。
夫が手の力が弱くなって、ねじ切りのびんのフタが開けにくくなった。
「開けて!」ってびんを持ってくるが、なんの力もいらずに、私ならすぐに開けられるものなのに。
そこで、たしか、100円ショップで 手助けするものを売っていたなぁ、と思い、きのう探してきた。
フタにはめるようなものを想像していたので、100円ショップで探しても見当たらなかったが、そうだ、1枚ものだったかも、とキッチン用品の棚で、そう思って探してみたら、すぐに見つかった。「ビンオープナー」だ。
裏にはマグネットがついていて、冷蔵庫に貼っておける。
フタの上にかぶせて、それごと回すと、夫もあっけなく開けられた。
「まったく力が要らない
」
と、夫は喜んでいた。
便利な世の中だなぁ。
しばらく前から、バッグが欲しくて、ネットでずっと探している。
どうもぴったりくるものがなくて、まだ決まらないでいる。
大きい街に実際に買い物に出て、バッグを置いている店を歩いて回ると、探しているジャンルに該当するものは、店に1点か2点しかない。
それが気に入ったものではなければ、はい、そのお店は除外。
そうして、次の店へ。
足も疲れてくる。
金額的な制約もあるが、リアルの店舗では、置いている点数が少なくて、選べないのだ。
そこへいくと、ネットでは、バッグを検索すれば無数にあり、ショッピングモールが違うところに入って探せば、また店舗も無数にある。
5000円以上の買い物で、500円引き、というクーポンが来ることがあると、この際に買うほうがいいかな、とサイトの狙いにはまってしまうこともあるが、今回は、希望が叶うバッグを見つけるまではよく選ぶことにしている。
なかなか、ないものだなぁ。
ショルダーのベルトは幅が狭いのは、重い荷物のときには、肩に食い込むからいやなのだ。
できれば、A4のクリアファイルが入るくらいの大きさも欲しい。
色は、黒はたくさん持っているから、黒以外のもので、でも、赤い冬のコートに合わないようなピンクやオレンジではいやだし、ブルーのバッグはもう持っている。
キルティングのバッグもあるし、これからの季節には、それは冬っぽくて、もう少しさわやかなバッグがいい。
でも本革が欲しいわけじゃない。
内ポケットもいくつもついてくれていたほうが、使い勝手が良い。
こう考えていると、なかなか合致するものがないのだ。
また、探してみる。