1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

その日の朝、同日午後波に飲まれ命を落とすなどと誰が予想を。

2017-03-03 15:36:25 | 法話
‪6年前3月11日東北大震災。宮城に嫁いだ檀家娘が夫婦で幼子抱え山に駆け上がり、わが家が波に飲み込まれるを目の当たりに。主人を残し一時北九州へ。が実家には入らず近くのアパートに幼子2人と。「何故」「向こうでは皆必死に。私達だけ親元で甘えては」と。正しく対岸の火事、当事者との温度差。‬

一寸先は闇にて。明日の命を約束されている人間など1人も。

2017-03-03 06:39:40 | 法話
‪12年前3月20日午前11時法要開始の5分前、ゴーという地鳴りと共に大揺れが。山門駐車場係が寺が大きく左右したと。とっさ亡き父に「参拝檀家を守ってくれ」と手を合わせた。が、当のご老人達は平然「ここで死ねたら本望じゃ」と。北九州は地震無き所として製鉄所を開業。もう日本はどこででも。‬