夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

少子化ここまで  学校統合せざるを得ない

2016-04-13 16:03:58 | Weblog

  4月に入り、わが町でも小学校 中学校、高校、幼稚園などの入学式が行
なわれました。近くにも新一年生の女の子があり、曾祖母に当たる方から聞き
ましたが、1クラス17名で2クラスが今年の新入児だそうとのことでした。
              

  わたしがわが町の学校に 勤務していた頃は丁度第一次団塊の世代の頃で
1クラス50名を越え5クラスありました、とにかく全校児童は1000名を越えた
時代です。何処の学校も児童数は多く44,5名から54,5名学級と言うのが
普通でした。

  昨日もゴルフ賢交会があり、それぞれ学校へ勤めていた者の集まりですか
らやはり今の子どもの事は気になります。話の中で自分の勤めていた中学校
などは
そのうちに無くなるだろうと生徒が少なく教科担任の教師が獲得
きない。またクラブ活動なども少人数では成立しない。特に野球なんてチーム
が作れないということです。中学校教師では1教科の免許状では採用もままなら
ない。2,3教科が必要と言う事です。特に音楽や美術の教師は学校を掛け持ち
ともなりかねないです。

 それでも小さい学校は統合しての今の学校の実態です。町に幾つかあった
学校はそれぞれの町で3校ほどが統合しました。学校の名前さえ変わっての
開校があり、校歌なども変わるわけです。

 この先どんどん少子化が進むと志摩市で中学校も1~2校となってしまうので
はと懸念していました。

 件の曾祖母の方は「1クラスの子どもが少ないから、みんな賢い子どもに
なるだろうよ。」と笑って言っていました。ひとりひとりに関われることは確かで
すから昔のような落ちこぼれは無くなるでしょう。授業の質も変わり、グロー
バル化もあることでしょうし、要は子どもの学習の意欲でしょうし、期待して見
て見ることにしますか。