JUNSKY blog 2015

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秋田・児童殺害事件で弁護人が会見

2006-06-09 19:47:56 | 事件・事故
秋田・豪憲君殺害 畠山容疑者「娘がいない 切ない」 (河北新報) - goo ニュース

【水死女児の母、逮捕】で始まったこの事件。(週刊誌では、その前から人権無視の張り付きと犯人扱い)

ようやく、弁護人についての消息が出ました。

これまで、まったく弁護人の影がなかったので、密室での取調べで精神的にも相当まいっている事と思われます。

弁護人が語った内容が、本当に本人が語った心境であるとすれば、やるせないとしか言いようがありません。

一つ前のブログでご紹介した
【どん底あるいは青い鳥】さんは、
この弁護士「会見内容」についても、その不自然な点を詳しく突っ込んでおられます。
【プロット・秋田小1殺害】
粘り強い追究に敬意を表します。
上のリンクをクリックして、是非お読みください。

 これを読むと、こういう事態に追い込まれると、被疑者自身も『嘘の上塗り』をし始めるそうで、全くしてもいない犯行を『捜査官が作り上げ、取調べでこれまで何度も聞かされた“ストーリー”通り』いかにも自ら犯したようにしゃべってしまう、そうです。 なんと恐ろしい。

 そして、そういう取調べ手法は、これまで何度も繰り返された「冤罪事件」を生んできた温床になっているようです。

 そう言えば、つい先日『代用監獄』を事実上公認するような『法改正』が行なわれましたが、冤罪製造装置をもう一段、機能UPしたようです。
そのうえ『共謀罪』ですからね。
大変な世の中になってきました。

真犯人であるかどうかは、ともかくとして、この事件での人権無視の取材と警察情報垂れ流しの「決め付け報道」、被疑者をこれでもかこれでもかと貶める過去に及ぶ取材と、その個人の人権に関わる情報の公表など、マスコミが犯した罪は免罪される訳ではありません。

今後の展開を見守ることに致します。

多くの皆様の訪問と激励、コメントとTBに改めて感謝致します。
  
秋田小1児童殺害事件-13   【連載第1回目から読む】
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追伸:
この間【goo RSSリーダー】という自動検索機能を使っていましたが、
【秋田・小1児童殺害事件】【秋田・小1】等のキーワードでは、全くHITしないという状況でした(今も)。 
私が何本も書いているのですから、『0』のはずがありません。
おそらく、警察かどこかから【goo】に、このキーワードでは検索できないように設定するよう指導があったんでしょうね。
一方で【水死女児の母】をキーワードとすると、私のブログも含めて数十件HITしました。
警察?も、片手落ちですね。

多くの方からコメントやTBが届きました。

2006-06-09 10:39:31 | 事件・事故
【秋田小1児童殺害事件】に関する私の記事に、多くの方から賛同のコメントやトラックバックが送られてくるようになりました。
中には、こういう観点で書いているサイトを長らく探し回って、他のブログからたどり着かれた方も何人もおられました。

そういう中で、相互の紹介やコメント・TBが進み、この問題で、警察とマスコミに疑問を持つ意見が広がり始めています
私はアクセス数を争っている訳ではありませんが、昨日のアクセス数は述べ(複数の記事を読まれた方もカウントすると)千に近づき、ランキング1000に初めて登場しました(とは言っても611位ですが)。 一定の広がりを実感します。

潜在的な気持ちを、少数派ではあっても心ある幾つかのブログによって、表出して頂くことができたと言う事であれば、私も書いてきた甲斐があります。

今後ともよろしく御願い致します。
廻りの方にも御紹介・転送・リンクしていただければ幸いです。
引用もどんどんしていただいて結構です。

なお、私の記事への反批判や悪罵や嫌がらせ投稿は、皆無であることを皆さんにお知らせ致します。

改めまして、コメント・TBありがとうございます。
『自供した』と警察が発表しましたが、今後も書き続けます。

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とりあえずガスパーチョ さんより

【スクープ突進主義を改めよ】
という、TB頂きましたので、ご紹介します。
上のタイトルをクリックしてください。

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どん底あるいは青い鳥 さんより

【冤罪一直線】

という、TB頂きましたので、ご紹介します。
上のタイトルをクリックしてください。

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田原さんから長いコメントを頂いたので、その一部を御紹介します。

そもそも、マスコミ全体が、すぐに彼女が犯人であると決めつけ始めたらしい、その根拠は一体、何だったのか?そして、どうしてあそこまで節操の無い報道を続けるのか?その理由がわからない限り「本当に彼女が犯人なのか?」と却って疑問を抱いてしまうのです。

そして逮捕された今も、TVの報道番組では昔からの知人だという人を(顔は映さずにですが)次々に登場させては彼女の過去に溯って、性格的にもかなり問題があったかのように証言させ、バッシングを続けているのはなぜなのだろうと思うのです。(近い将来、陪審制も始まることを考えれば、犯罪行為と直接関わりのないことで容疑者に対する予見を世間に流布させることなどはマスコミとしては厳に慎むべきでしょうに)

その一方で同じ時に国会で大変な議論を巻き起こしていた共謀罪のことは渋々のようにおざなりにしか報道しませんでした。

この国のマスコミは一体何をやっているのか?もはや、その意図に疑念を持たれてもいたしかたないでしょう。

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monica さんからコメントを頂いたので、その一部を御紹介します。

任意同行された日、誰かに迎えに来てと電話したが迎えに来てもらえなかった。秋田弁護士会にあてた手紙も弁護士に手渡されていない。日付は6月4日でもこの手紙はいつご家族に手渡されたのだろう?

マスコミが今までに書いてきた酷い内容に対して、私は全て反論できますよ。家庭状況が違えばその中からのベストは各ご家庭で違ってきます。貧しい生活の中で、それが彼女に出来るベストだったかもしれないのです。精神的にも苦しい生活の中で彼女に出来るベストだったのかもしれないのです。だから、お子さんはお母さんが好きでした。何不自由の無い自分達の生活に基準を合わせての評価を軽々しくするものではありません。

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秋田小1児童殺害事件-12   【連載第1回目から読む】
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