先週の『朝ズバッ!』で、みのもんた氏が、被疑者の女性が高校を卒業する時、卒業文集への寄せ書きで、殆どの同級生から悪罵、嘲笑のたぐいの言葉を投げつけられていることを、実物のコピーを示して紹介した。
これを紹介したTBS系列局とみのもんた氏の人権感覚を疑う。
これほどの悪罵を卒業記念の「寄せ書き」に書かれるほどの、異常な女性である、という意識を視聴者に植え付けようとするものである。
これが、『朝ズバッ!』スタッフの偽造(でっちあげ)でないとすれば、相当陰湿なイジメが、学校内で横行していたことになる。
そのことには触れないで、その寄せ書きを敢えて紹介するという意図は何であろうか?
普通、卒業記念の寄せ書きには、在学中にさまざまな因縁があったとしても、そこまでヒドイことは、書かないものだと思うが・・・
ちょっと気になったのは、筆跡がどれも良く似ており(映ったのが短時間に付き検証はできないが)、卒業生の誰かが、それらしく『でっち上げて』TV局に売り込んだのか、TVスタッフ自ら『でっち上げた』可能性を禁じえない思いがした。
いずれにせよ、こういうものを公開すべきではない。
TVは、被疑者に関連あるものなら、なんでもかんでも仕入れてきては、公開している感じだが、ジャーナリスト精神を完全に失ったもので、よく言われる『電波芸者』である。(本業の芸者さんが怒るだろうね!)
秋田魁新報社 Web版(2006/06/23 08:30)によれば、
【藤里町の男児殺害・死体遺棄事件で、死体遺棄容疑で逮捕された**容疑者(33)をののしる高校時代の卒業文集が一部、メディアで報道されて以降、県教育委員会には、首都圏や関西方面から「秋田の教育はひどすぎる」「寄せ書きの言葉にあきれている」などの批判が殺到していることが22日、分かった。
県教育庁によると、同日夕までに県教委に電話やメールが49件寄せられたが、多くは文集に関する苦情で、大半が県外からのものだという。
同庁高校教育課によると、卒業文集はクラス単位で作製したもの。見開きで片側に名前や担任のコメント、自分自身のことなどについて書かれ、もう一方にクラスメートからの寄せ書きが掲載されている。寄せ書きのほとんどは「秋田に帰ってくるな」など容疑者をののしるものだった。
根岸均教育長は「人権意識への配慮を欠いたもので極めて遺憾。通常は絶対にあり得ないこと。学校の責任は大きく、当時、学校内部で何があったか調べる」としている。 】とある。
偽造の可能性も含めて、徹底して調べるべきである。
TBSはもちろんのこと、他局も真相を究明するべきである。
同級生の何人かに問い合わせれば、背景も含めてすぐに解る事だ。
秋田小1児童殺害事件-25 【連載第1回目から読む】
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これを紹介したTBS系列局とみのもんた氏の人権感覚を疑う。
これほどの悪罵を卒業記念の「寄せ書き」に書かれるほどの、異常な女性である、という意識を視聴者に植え付けようとするものである。
これが、『朝ズバッ!』スタッフの偽造(でっちあげ)でないとすれば、相当陰湿なイジメが、学校内で横行していたことになる。
そのことには触れないで、その寄せ書きを敢えて紹介するという意図は何であろうか?
普通、卒業記念の寄せ書きには、在学中にさまざまな因縁があったとしても、そこまでヒドイことは、書かないものだと思うが・・・
ちょっと気になったのは、筆跡がどれも良く似ており(映ったのが短時間に付き検証はできないが)、卒業生の誰かが、それらしく『でっち上げて』TV局に売り込んだのか、TVスタッフ自ら『でっち上げた』可能性を禁じえない思いがした。
いずれにせよ、こういうものを公開すべきではない。
TVは、被疑者に関連あるものなら、なんでもかんでも仕入れてきては、公開している感じだが、ジャーナリスト精神を完全に失ったもので、よく言われる『電波芸者』である。(本業の芸者さんが怒るだろうね!)
秋田魁新報社 Web版(2006/06/23 08:30)によれば、
【藤里町の男児殺害・死体遺棄事件で、死体遺棄容疑で逮捕された**容疑者(33)をののしる高校時代の卒業文集が一部、メディアで報道されて以降、県教育委員会には、首都圏や関西方面から「秋田の教育はひどすぎる」「寄せ書きの言葉にあきれている」などの批判が殺到していることが22日、分かった。
県教育庁によると、同日夕までに県教委に電話やメールが49件寄せられたが、多くは文集に関する苦情で、大半が県外からのものだという。
同庁高校教育課によると、卒業文集はクラス単位で作製したもの。見開きで片側に名前や担任のコメント、自分自身のことなどについて書かれ、もう一方にクラスメートからの寄せ書きが掲載されている。寄せ書きのほとんどは「秋田に帰ってくるな」など容疑者をののしるものだった。
根岸均教育長は「人権意識への配慮を欠いたもので極めて遺憾。通常は絶対にあり得ないこと。学校の責任は大きく、当時、学校内部で何があったか調べる」としている。 】とある。
偽造の可能性も含めて、徹底して調べるべきである。
TBSはもちろんのこと、他局も真相を究明するべきである。
同級生の何人かに問い合わせれば、背景も含めてすぐに解る事だ。
秋田小1児童殺害事件-25 【連載第1回目から読む】
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