JUNSKY blog 2015

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卒業「寄せ書き」に同級生を罵る表現

2006-06-26 20:24:46 | 事件・事故
 先週の『朝ズバッ!』で、みのもんた氏が、被疑者の女性が高校を卒業する時、卒業文集への寄せ書きで、殆どの同級生から悪罵、嘲笑のたぐいの言葉を投げつけられていることを、実物のコピーを示して紹介した。
 これを紹介したTBS系列局とみのもんた氏の人権感覚を疑う。
 これほどの悪罵を卒業記念の「寄せ書き」に書かれるほどの、異常な女性である、という意識を視聴者に植え付けようとするものである。

 これが、『朝ズバッ!』スタッフの偽造(でっちあげ)でないとすれば、相当陰湿なイジメが、学校内で横行していたことになる。
 そのことには触れないで、その寄せ書きを敢えて紹介するという意図は何であろうか?
 普通、卒業記念の寄せ書きには、在学中にさまざまな因縁があったとしても、そこまでヒドイことは、書かないものだと思うが・・・

 ちょっと気になったのは、筆跡がどれも良く似ており(映ったのが短時間に付き検証はできないが)、卒業生の誰かが、それらしく『でっち上げて』TV局に売り込んだのか、TVスタッフ自ら『でっち上げた』可能性を禁じえない思いがした。
 いずれにせよ、こういうものを公開すべきではない。

 TVは、被疑者に関連あるものなら、なんでもかんでも仕入れてきては、公開している感じだが、ジャーナリスト精神を完全に失ったもので、よく言われる『電波芸者』である。(本業の芸者さんが怒るだろうね!)

秋田魁新報社 Web版(2006/06/23 08:30)によれば、

 【藤里町の男児殺害・死体遺棄事件で、死体遺棄容疑で逮捕された**容疑者(33)をののしる高校時代の卒業文集が一部、メディアで報道されて以降、県教育委員会には、首都圏や関西方面から「秋田の教育はひどすぎる」「寄せ書きの言葉にあきれている」などの批判が殺到していることが22日、分かった。

 県教育庁によると、同日夕までに県教委に電話やメールが49件寄せられたが、多くは文集に関する苦情で、大半が県外からのものだという。

 同庁高校教育課によると、卒業文集はクラス単位で作製したもの。見開きで片側に名前や担任のコメント、自分自身のことなどについて書かれ、もう一方にクラスメートからの寄せ書きが掲載されている。寄せ書きのほとんどは「秋田に帰ってくるな」など容疑者をののしるものだった。

 根岸均教育長は「人権意識への配慮を欠いたもので極めて遺憾。通常は絶対にあり得ないこと。学校の責任は大きく、当時、学校内部で何があったか調べる」としている。 】とある。

 偽造の可能性も含めて、徹底して調べるべきである。
TBSはもちろんのこと、他局も真相を究明するべきである。
同級生の何人かに問い合わせれば、背景も含めてすぐに解る事だ。

秋田小1児童殺害事件-25   【連載第1回目から読む】
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『創価学会』 が 『朝ズバッ!』 の スポンサー CMはアネハ“鶴”

2006-06-26 12:07:13 | 日常雑感
 今回は、ちょっと息抜きです。

 【カナダde日本語】 のブログを見ていたら、統一教会へメッセージを送ったことがマスコミでも取り上げられた、(自民党総裁選に出るつもりの)安倍氏が、出馬辞退か?というニュースが取り上げられています。
 サンプロでの森喜朗前首相の発言を、日刊スポーツが引用したものを又引きして取り上げているのですが・・・

 本当に出馬辞退なら、【カナダde日本語】のサイトが代表する「AbENDキャンペーン」が勝利ということになり、PSE、共謀罪、教育基本法、国民投票法に続くブログの連勝!となる訳ですが、森氏の影響力そのものが、もう『死に体』でしょうからね。楽観は危険!

 ところで、私のブログで『秋田の事件報道』に関して、連続して批判している、【みのもんたの『朝ズバッ!』】のスポンサーの一つが、『創価学会』だっとことを知りまして愕然というか、やっぱりというか・・・
 報道に限界があるはずだわ。

 確か朝5時代のCMで『ヒマラヤを越えるアネハズル』をやっているのですが、耐震偽装事件の設計者が「アネハ氏」だったことを考えると、創価学会が「アネハ鶴」の宣伝をするというのは、爆笑ものです。 おまけに「鶴」は創価学会の象徴なんですから。創価学会をまともに批判できないマスコミの状況を『菊タブー(皇室)』ならぬ『鶴タブー』と言うんですからね。
 アネハ元建築士は創価学会というのは、もう知れ渡っていますが、ここまで自ら強調してCMしなくても・・・
 ヒマラヤを命がけで飛び越える、本当のアネハヅルさんたちごめんなさい!