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条約上も全く不要な 【思いやり予算】 で日米政府に摩擦 予算措置をやめてしまえ!

2010-10-01 17:56:57 | 国際関係
2010年10月1日(金)

 いよいよ10月! 年度で考えれば下半期に突入である。

 上半期には、殆ど嬉しいニュースや楽しいニュースがなかった!

 私が下半期最初のニュースとして、取り敢えず選んだのは

日米政府間に摩擦(? 見掛け倒しか?)が生じている

駐留米軍に対する 【思いやり予算】 の話だ。

先日、米高官が 【思いやり予算減は「周辺国に誤ったメッセージ」】
と語ったことに対し、
  米高官、思いやり予算減は「周辺国に誤ったメッセージ」
      朝日新聞  2010年9月30日(木)10:25

日本の防衛大臣が不満を表明したとのことである。
  思いやり予算「米に言われる筋合いない」 防衛相反発
      朝日新聞 2010年10月1日(金)11:51

 この馬鹿げた 【思いやり予算】 は、憲法違反であることはもちろん、日米安保条約の上でも全く負担する必要のないものである。

 条約上必要もないのに負担しているからこそ、この予算措置を始めた時の総理大臣が、いみじくも 【思いやり予算】 と名付けたのである。

 だから、米高官が名称を変更するべきだと余計なお節介をしてくる。
  「思いやり予算」の呼称変更を 米国務省高官 
     共同通信 2010年9月30日(木)09:43
      

 「消費税増税」を云々する前に、このような支払う必要性の無い予算を まず見直すべきである。

 しかし、昨年も今年も行われた、いわゆる【事業仕分け】では、初めから“聖域”扱いで真名板の上にさえ登らなかったものである。

 減らすのどうのなどとは言わず、断じて『ばっさりなくしてしまう』べきである。

 ついでに、日本の防衛や他国の侵略的行為の抑止に全く役に立っていない(尖閣諸島問題で役に立たないことが暴露された)日米安保条約とアンポンタン体制も御破算に願うべきであろう。

 次の総選挙の争点は、明確に「日米安保破棄」を争点にするべきだ!

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 話は変わるが、中国がフジタの社員4名の内3名を釈放して1名だけの拘束を続けていることを テレビニュースで不思議がっているコメンテイターが殆どだったが、何の事は無い、中国漁船員を拘束した際に、船長だけ拘束し続けたことへの「仕返し」(リベンジ)に過ぎない。

 やられたらやり返す「報復の精神構造」⇒ 中国政府の対応は極めて稚拙(こどもじみている)で馬鹿らしい限りである。


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米高官、思いやり予算減は「周辺国に誤ったメッセージ」 

     朝日新聞 2010年9月30日(木)10:25
 【ワシントン=伊藤宏】
 米国務省高官は29日、一部の日本メディアと懇談し、日本政府が在日駐留米軍経費の一部を負担する「思いやり予算」について、中国や北朝鮮を念頭に、減額すれば「地域の潜在的な脅威となっている周辺国に誤ったメッセージを送ることになる」と述べ、日本政府を牽制(けんせい)した。

 防衛省は2011年度予算の概算要求で、思いやり予算の全額を「政策コンテスト」で絞り込まれる「特別枠」に入れた。これについて、同高官は「(政策コンテストは)日本政府内の重要な政策決定過程と理解している」としながらも、減額の可能性があることについて「当然、懸念している。米政府はどんな場合でも、予算を減額して欲しくないと考えている」と述べた。

 同高官は、日本の防衛費が国内総生産(GDP)の1%の枠内に収まっていることを引き合いに出しながら、駐留経費負担は、結果的に「日本にとって多額の節約になっている」と指摘。予算の多くは、米軍基地で働く日本人の給料、賃貸料、施設建設費などとして支払われ、日本の経済にも貢献している、と強調した。

 さらに同高官は、日本側が駐留経費負担を「思いやり予算」と呼ぶことについても「日本の防衛のための費用であり、思いやり予算という呼び方は時代遅れだ」とも述べた。  
 



思いやり予算「米に言われる筋合いない」 防衛相反発 

     朝日新聞 2010年10月1日(金)11:51

 「減額どうのこうの、増額どうのこうのということまで言われる筋合いはない」。北沢俊美防衛相は1日午前の閣議後の記者会見で、日本政府が在日米軍の駐留経費の一部を負担する「思いやり予算」の減額を牽制(けんせい)する米国務省高官の発言に不快感を示した。

 防衛省は、2011年度予算の一律1割カットが各省に求められる中、思いやり予算を「元気な日本復活特別枠」に入れて、公開の議論により予算の優先順位をつける「政策コンテスト」にかけることにした。これに対し、米国務省の高官が一部の日本メディアに対し、減額すれば「周辺国に誤ったメッセージを送ることになる」と語っていた。

 北沢氏は思いやり予算の特別枠入りについて「私自身も満足しているわけではないが、予算の立ち上げ方に異を唱えるわけにはいかない」。特別枠入りは人件費などがかさむ防衛予算全体を守るための苦肉の策だけに、米高官の「口先介入」が気に障ったようだ。
 




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今日の運動
 *ストレッチング 10分
 *【ナチュラryスタイルヨーガ】 45分
 *【ピラティス】 45分
 *【ポルドブラ】 50分
 *浴室で入浴して汗流し 30分
 Total 4時間半ほど