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【会社側 『労組』 がCAのプライバシーを犯す “スパイ活動” 】 に 賠償命令!

2010-10-29 12:15:53 | 雇用・労働
2010年10月29日(金)

 会社側の「闘う労働組合」潰しに協力し、

労働者の権利侵害を率先してやってきた

連合傘下の「JAL労組」に対して、鉄槌が下された。

昨日(10/28)、東京地裁で判決。


 
  (画像は時事通信より。記事とは直接関係ありません)

 この「JAL労組」とは、山崎豊子さんの小説や、

その映画化作品「沈まぬ太陽」で悪辣な実態が描かれた

会社側労組(映画では三浦友和さんが委員長)である。

 その「JAL労組」が、会社側の人員配置計画(解雇も含む)を

スムーズに進めるために、CA(Cabin Attendant;客室乗務員)

などの労働者の極めて個人的情報も含む情報を収集し、

会社側と結託して個人攻撃を行うデータとしていたという話である。


 個人情報の中には、思想的な傾向や交流関係はもちろん、

身長や、容貌(美人かどうか?)や、スタイルや 病歴、

離婚経験があるかなど、明らかに「人権侵害」や「セクハラ」

に相当するような項目も含まれていたのである。

 これを会社に雇われた労務屋や探偵が行うのなら会社側の責任

だが、卑しくも労働者の権利を擁護するべき「労働組合」が

率先して行っていたことが世間を驚かせたものである。


 これらの破廉恥行為に請求額満額の賠償命令が出された

というのが今日のニュースである。


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JALの人権侵害断罪
 「監視ファイル」に賠償命令、東京地裁
   2010年10月29日(金)「しんぶん赤旗」
 

会社と一体 労組が個人情報収集
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 日本航空の客室乗務員193人がJAL労働組合(連合・航空連合加盟)と歴代役員5人に対し、「会社と一体で個人情報を集めた監視ファイルによって、人権が侵害された」として、謝罪と再発防止、各1万円の損害賠償を求めた裁判の判決が28日、東京地裁でありました。青野洋士裁判長は、プライバシーの侵害を認め、JAL労組と幹部5人に全額の支払いを命じました。
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  (写真)東京地裁に向かうJAL監視ファイル
      事件の原告たち=28日、東京地裁前

 監視ファイルは、2007年に発覚。日航の全客室乗務員と退職者9862人の個人情報を158項目にわたり収集したもので、思想・信条や「シングルマザー」「流産」などの情報が書き込まれ、会社の協力なしには知りえない内容も多く含まれていました。

 判決は情報収集には同意や正当な目的がないと指摘。「私生活上の平穏を害する様態で収集、保管又は使用した」として、プライバシー侵害を認定しました。

 当初は日航も、原告と日本航空キャビンクルーユニオン(CCU、航空連加盟)から訴えられていましたが、第1回口頭弁論で、事実を否認しながら損害賠償(約4800万円)だけ応じ、真相を隠して裁判から降りています。

 原告たちは、客室で起こるさまざまな事態に対応するためにはチームワークがなにより大切であること、監視ファイルが安全運航に不可欠のチームワークを破壊してしまうことなどを繰り返し主張してきました。

「日航再生に生かしたい」
原告団事務局長が会見で強調

 記者会見で飯田幸子原告団事務局長は、
「人権侵害が断罪され、喜んでいます。しかし、日航はいまもリストラ計画で指名解雇をちらつかせ、人権を侵害するやり方で、客室乗務員に退職を迫っています。この判決を真の日航再生に生かしたい」
  と強調しました。

 内田妙子CCU委員長は、
「会社が被告を外れ、CCUは原告ではなくなりましたが、(監視ファイルへの)会社管理職の関与も認められました」
  と指摘。
「裁判には、退職強要を受け、勤務を外されている人が多数参加しています。安全運航のためには、整理解雇はあってはならない」
  と訴えました。 


 客室乗務員の個人情報収集に賠償命令 JAL労組敗訴 

     朝日新聞 2010年10月28日(木)19:55
 日本航空の「JAL労働組合」が客室乗務員の個人情報を無断で収集し、ファイルを作成したことの是非をめぐる損害賠償訴訟の判決が28日、東京地裁であった。青野洋士裁判長は「ファイル作成により、不快、不安、憤りを抱くなどの精神的苦痛を被った」と述べ、原告の客室乗務員ら計193人に請求通り1人当たり1万円を支払うよう労組側に命じた。

 判決によると、労組側は1996年以降、「日本航空インターナショナル」(JAL)の客室乗務員9862人(元職を含む)の人事考課、家族関係、病歴、思想・信条など158項目にわたる職場内外の個人情報を無断で収集し、電子データ化してファイルを作成した。2007年2月にファイルの内容が外部に漏れていたことが発覚した。

 判決は、JALから公式に提供された氏名や所属などの情報を除いて、労組側の情報収集は「正当な目的があるとはいえず、プライバシーの侵害に当たる」と述べた。

 原告側は当初、JALも提訴。同社は請求を全面的に認めて原告1人当たり22万円を支払った。


 日航最大労組に賠償命じる=客室乗務員の個人情報収集―東京地裁 

     時事通信 2010年10月28日(木)18:03
 日本航空の最大労組「JAL労働組合」が客室乗務員らの個人情報を無断で収集していた問題で、別組合の現役乗務員や退職者ら193人が各1万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が28日、東京地裁であった。青野洋士裁判長はプライバシーの侵害を認め、JAL労組と組合幹部経験者5人に全額の支払いを命じた。

 青野裁判長は、本人の同意がないまま情報がまとめられた上、流出防止対策は極めて不十分だったと指摘。一部は共用パソコンで閲覧できたなどとして「私生活の平穏を害する態様で情報を収集、保管、使用した」と認定した。

 判決などによると、同労組は1996年以降、組合員らを通じて情報を集めるなどして秘密裏にファイルを作成。9862人分の人事考課、家族関係、思想信条などを記録し、「バツイチ」「役立たず」などの記述もあった。

 問題が発覚した2007年に原告らが提訴。日航も訴えられたが、請求を認めて計約4800万円を支払い、被告から外れた。

 原告団の飯田幸子事務局長は記者会見し、「片方の労組が乗務員の監視を続けるような状況では、安全運航に必要なチームワークは実現できない。この判決を日航再生に生かしたい」と語った。

 JAL労働組合の話 判決については厳粛に受け止めたい。 


 個人情報をリスト化、JAL労組に賠償命令(読売新聞)

 希望退職270人を最終募集=未達なら整理解雇―日航(時事通信)


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今日の運動
 *ストレッチング 10分
 *【ナチュラルスタイルヨーガ】 32人も参加 45分
 *【ピラティス】 15名参加 45分
 *【ポルドブラ】 15名ほど参加 50分
 *浴室で入浴して汗流し 40分
 Total 4時間半ほど