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「臓器提供しない」移植ネット登録急増 それみたことか!

2010-10-05 18:36:28 | 医療・福祉
2010年10月5日(火)

 日本臓器移植ネットワークによる誘導“尋問”により、

「臓器 提供の意志を全く示していなかった人」の“生きている”臓器が

「臓器提供 拒否の意志を示していなかった 」として、

家族により臓器移植を“申し出る”ケースが相次いでいることから

このところ、「臓器提供拒否の意志を示す人」 が急増 していると言う。

当然のことだ。

 日本臓器移植ネットワークの記者会見による説明によると

殆どの家族の言っている内容は同じ。

臓器だけでも「誰かの中で生き続けてほしい」という内容である。

 これは、家族が日本臓器移植ネットワークのマニュアルにより誘導・

説得されていることを暗に示すものである。

 臓器移植法“改正”の目当てはこれだったのだ。

    ****************

 当ブログでも、以前下記のように書いた。

本人が 「拒絶の意思」 を 表明していない限り 臓器は 提供されてしまう?! 

       2010-08-22 20:36:44
 今回も【臓器移植カード】を所持しておらず、【臓器提供を 明確に拒否している意思が表明されていない ことを根拠にして、患者家族に、「まず脳死の説明を行う」 ことを承諾させた】ということである。 
 「まず脳死の説明を行う」ことを承諾させさえすれば、あとは『誘導』(洗脳)により「臓器摘出を承諾させるノウハウは心得ている」 という発想であろう。
 恐ろしい話である。
 今回も、2例目と同様、患者と家族との間には「臓器提供」について何ら意思疎通もなかったと言う。

 わずかな期間に3例(毎週1回の割合)もの『生体』からの臓器摘出が「合法的」に行われた。

  (中  略)

 自らの意思に反した 「脳死後の臓器摘出」 を望まない方は、【臓器移植カード】 や 【運転免許証】 を積極的に活用し、【臓器提供を希望しない】 意思を明確に書いておくべきだ。

 そうでないと、ほぼ確実にあなたの臓器は、心臓や他の臓器が生きて動いている 『生体』 から摘出され、あなたの命は確実に奪われ、他人の延命に使われることになる。
 


 まさに、このアピール通り、【臓器提供を希望しない】との意志を明確に書く人が増えてきたということである。

 当ブログが、これに貢献できたとすれば嬉しい限りである。

 なお、私は現状での『改正』臓器移植法 の実施には反対 であるが

臓器提供の意志を明確に持つ人が、他の人の命を繋ぐことに貢献される

ことには反対するものではない。

【当ブログの関連記事】

『改正』 臓器移植法施行後 早くも5例目 何をあせっている!

      2010-08-29 21:00:26

本人が 「拒絶の意思」 を 表明していない限り 臓器は 提供されてしまう?!

      2010-08-22 20:36:44


法改正後二例目の脳死段階の臓器移植 本人の意志表明無し

      2010-08-19 18:03:12

『改正』臓器移植法で移植医療の“促進”の問題点

      2010-07-17 15:44:31



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「臓器提供しない」移植ネット登録急増 9月は29% 

      朝日新聞 2010年10月5日(火)15:00

 自分が脳死になったり、心臓が止まって死亡したりしたら臓器を提供したいかどうかを、日本臓器移植ネットワーク(移植ネット)の意思登録システムに登録している人のうち、「提供しない」という人が急増し、9月に登録した人では3割近くに上ったことが分かった。4日に開かれた厚生労働省の作業班会議で同省が報告した。

 臓器移植法では、臓器を提供する意思と提供を拒否する意思は同様に尊重される。7月の改正法施行前は、脳死下の提供は、本人が提供の意思を書面で残し、家族が同意した場合しかできなかったが、施行後は、本人が何らかの形で拒否の意思を残していない場合は家族の承諾で提供できるようになった。

 この制度変更が拒否の意思の登録急増に影響しているとみられる。
提供しない意思を登録する人は、
施行前は毎月5%程度、
施行後の8月は10%、9月は29%だった。


昨年度は月約2千人だった登録者総数も、
今年8月は7280人、9月6302人と増えている。

 移植ネットは「法改正で拒否の意思表明の大切さが増したことが、増加につながったのではないか」とみている。

 移植ネットのシステムは2006年に開始。移植ネットのサイトで、名前などを記入し、提供への同意や提供する臓器を選べるほか、提供しない意思の登録もできる。同システムのほか、意思表示カードに記入したり、意思表示欄がある健康保険証や運転免許証に記入したりすることでも意思表示できる。拒否の意思表示は家族に口頭で伝える方法でも有効だ。(小坪遊)
 



脳死臓器提供の意思、「拒否」登録が大幅増(読売新聞) - goo ニュース

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