2010年10月10日(日)
朝日新聞記事Web版(10月10日(日)03:00)によると、村木厚子さんを無実の冤罪に陥れ用とした、大阪地検特捜部の元・主任検事・前田恒彦が懲戒免職になる模様とのこと。
厳罰は当然であり、時がときならば間違いなく『打ち首・獄門』ものではあるが、『民主』国家ゆえ、最悪でも「懲戒免職」しかあり得ないのが歯がゆい処である。
しかし、前田検事は張本人ではあるが、その上司たちも共犯または教唆した疑いが濃く、前田一人をスケープゴートにするだけでは生ぬるい。
今後も監視が必要だ!
上司の、特捜部長と副部長[前部長・大坪弘道容疑者(57)と前副部長・佐賀元明容疑者(49)]は自らが取り調べる側だった時は拒んできた取調べ全過程の可視化を自らが取り調べられる段になって初めて「可視化要求」をしたという。
これも、これまでの取調べが不公正なものであったことを自ら暴露したに等しい行為である。
ある新聞は、今回の事件をかつてない不祥事としているが、私はそうは思わない。
こういう冤罪が日常茶飯事として無実の人々に押し付けられていたものと確信する。
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そういえば、おとといニュース番組で(確かNHKだっとと思うが)警察に取り調べられる様子をボイスレコ-ダーで収録した模様が流されていたが、ヤクザまがいの脅迫的言動であった。
堅気(かたぎ)には、慇懃無礼で一見礼儀正しいといわれる(本当か?)ヤクザよりも一層質(たち)が悪いかもしれない。
まさに聞くに堪えない汚らしい言葉遣いであった。
再現は難しいがいわば「おんどりゃー、警察を嘗めトンのか~」の類の汚らしい言葉遣いを一層極端にしたようなものであった。
方言的には関西の警察らしい。
取り調べた警察官は自らの発言であることを認めたと言う。
おそらく、大阪地検も五十歩百歩の言葉遣いであったものと思う。
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特捜部前田検事、懲戒免職へ 証拠隠滅罪で11日起訴(朝日新聞) - goo ニュース
【2010年10月10日(日)03:00
最高検は、郵便不正事件の証拠を改ざんしたとして逮捕した大阪地検特捜部の主任検事・前田恒彦容疑者(43)について、20日間の勾留(こうりゅう)期限となる11日に証拠隠滅の罪で大阪地裁に起訴する方針を決めた。前田検事は容疑を認めているとされ、法務省が起訴直前に懲戒免職とする方向だ。
また最高検は、証拠改ざんを知りながら隠したとして、犯人隠避容疑で逮捕した同部の前部長・大坪弘道容疑者(57)と前副部長・佐賀元明容疑者(49)については、1回目の勾留期限となる11日に、さらに10日間の勾留延長を求める。2人は「前田検事から過失と聞いた」と一貫して容疑を否認している。
法務省は、この2人を含む前田検事の上司らの監督責任を問う行政処分の時期は、前部長らの起訴・不起訴の判断に合わせる方向で検討している。郵便不正事件の検証の一環として、最高検は当時の大阪高検検事長からも近く事情を聴く方針。
前田検事が起訴される見込みなのは、厚生労働省元係長宅から押収したフロッピーディスク(FD)内の文書の最終更新日時を昨年7月13日、「2004年6月1日未明」から「04年6月8日夜」に改ざんしたとされる容疑。
この文書は郵便割引制度を悪用し、自称障害者団体に発行された偽の証明書。前田検事は最高検の調べに対し、同省元局長・村木厚子氏=無罪確定=が「04年6月上旬」に証明書の作成を指示したとする事件の構図に合わせるために、意図的に改ざんしたことを供述しているという。
前田検事はさらに、「大坪前部長と佐賀前副部長には、今年1~2月に正直に報告したが、過失として処理するよう指示された」と供述。大坪前部長らに経緯をまとめた上申書を提出し、「過失」を強調するように修正させられたとも供述しているという。 】
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「捜査で矛盾解決できず」 前田検事、最高検に供述(共同通信) - goo ニュース
前田容疑者、データ改竄を実演 前副部長は犯罪行為認識か(産経新聞) - goo ニュース
郵便不正事件、押収資料改竄 立花隆氏・宗像紀夫氏・佐藤優氏(産経新聞) - goo ニュース
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厳罰は当然であり、時がときならば間違いなく『打ち首・獄門』ものではあるが、『民主』国家ゆえ、最悪でも「懲戒免職」しかあり得ないのが歯がゆい処である。
しかし、前田検事は張本人ではあるが、その上司たちも共犯または教唆した疑いが濃く、前田一人をスケープゴートにするだけでは生ぬるい。
今後も監視が必要だ!
上司の、特捜部長と副部長[前部長・大坪弘道容疑者(57)と前副部長・佐賀元明容疑者(49)]は自らが取り調べる側だった時は拒んできた取調べ全過程の可視化を自らが取り調べられる段になって初めて「可視化要求」をしたという。
これも、これまでの取調べが不公正なものであったことを自ら暴露したに等しい行為である。
ある新聞は、今回の事件をかつてない不祥事としているが、私はそうは思わない。
こういう冤罪が日常茶飯事として無実の人々に押し付けられていたものと確信する。
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そういえば、おとといニュース番組で(確かNHKだっとと思うが)警察に取り調べられる様子をボイスレコ-ダーで収録した模様が流されていたが、ヤクザまがいの脅迫的言動であった。
堅気(かたぎ)には、慇懃無礼で一見礼儀正しいといわれる(本当か?)ヤクザよりも一層質(たち)が悪いかもしれない。
まさに聞くに堪えない汚らしい言葉遣いであった。
再現は難しいがいわば「おんどりゃー、警察を嘗めトンのか~」の類の汚らしい言葉遣いを一層極端にしたようなものであった。
方言的には関西の警察らしい。
取り調べた警察官は自らの発言であることを認めたと言う。
おそらく、大阪地検も五十歩百歩の言葉遣いであったものと思う。
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特捜部前田検事、懲戒免職へ 証拠隠滅罪で11日起訴(朝日新聞) - goo ニュース
【2010年10月10日(日)03:00
最高検は、郵便不正事件の証拠を改ざんしたとして逮捕した大阪地検特捜部の主任検事・前田恒彦容疑者(43)について、20日間の勾留(こうりゅう)期限となる11日に証拠隠滅の罪で大阪地裁に起訴する方針を決めた。前田検事は容疑を認めているとされ、法務省が起訴直前に懲戒免職とする方向だ。
また最高検は、証拠改ざんを知りながら隠したとして、犯人隠避容疑で逮捕した同部の前部長・大坪弘道容疑者(57)と前副部長・佐賀元明容疑者(49)については、1回目の勾留期限となる11日に、さらに10日間の勾留延長を求める。2人は「前田検事から過失と聞いた」と一貫して容疑を否認している。
法務省は、この2人を含む前田検事の上司らの監督責任を問う行政処分の時期は、前部長らの起訴・不起訴の判断に合わせる方向で検討している。郵便不正事件の検証の一環として、最高検は当時の大阪高検検事長からも近く事情を聴く方針。
前田検事が起訴される見込みなのは、厚生労働省元係長宅から押収したフロッピーディスク(FD)内の文書の最終更新日時を昨年7月13日、「2004年6月1日未明」から「04年6月8日夜」に改ざんしたとされる容疑。
この文書は郵便割引制度を悪用し、自称障害者団体に発行された偽の証明書。前田検事は最高検の調べに対し、同省元局長・村木厚子氏=無罪確定=が「04年6月上旬」に証明書の作成を指示したとする事件の構図に合わせるために、意図的に改ざんしたことを供述しているという。
前田検事はさらに、「大坪前部長と佐賀前副部長には、今年1~2月に正直に報告したが、過失として処理するよう指示された」と供述。大坪前部長らに経緯をまとめた上申書を提出し、「過失」を強調するように修正させられたとも供述しているという。 】
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