先だって前任者の沖縄県民を愚弄する発言につづき、
今度は米国に魂を売った 真部 朗・沖縄防衛局長が、
沖縄防衛局長「軽率だった」 集中審議後に更迭 宜野湾市長選「講話」
(産経新聞) - 2012年2月3日(金)08:00
宜野湾市長選挙に介入して、米国を利する候補者への
事実上の投票誘導を行なったと云う。
【「誤解を招く部分については反省しなければと感じているが、私の認識としては、どちらかの候補者に肩入れするとか、(公務員の政治的中立を守るという)通達に反するとかいう考えは持っていなかった」と述べた。】
「誤解招く部分反省」参考人招致で沖縄防衛局長
(読売新聞) - 2012年2月3日(金)15:17
というが、そんな見え透いた言い訳が通る訳がない。
「誤解を招く」のではなくて、まさに米軍を利する候補への投票誘導そのもの。それより何より、家族・親戚の名前まで上申させるとか、明確な「個人情報保護法」違反ではないかと思うのだが、如何?
@junsky2010 Twitter
局長の「講話」として正式に行われた席の話であり、
オフレコの席や飲み会での非公式な発言ではない。
その公式な場での発言にも関わらず、発言記録が無いのだという。
都合が悪くなると「議事録が無い」「発言記録が無い」と云うのは、
いつぞやの「記憶にありません」「秘書がやりました」に続く、
『新しい』逃げ口上の典型となったようである。
政府経由で国会に提出された発言記録は、実際にしゃべる時間の
半分程度の文章しかなかったというから、都合の悪いところは削除して
当たり障りのないところだけを『事後記録』したものらしい。
高級官僚による下級官吏に対する選挙での投票行動の押し付け
という国家公務員法や自衛隊法違反という側面は当然重要だが、
家族親戚の名簿を提出させたとなると「個人情報保護法」違反となる
のではないかと思うが如何?
リスト、親族人数も報告要求=沖縄局長、きょうにも更迭―午後に参考人質疑
(時事通信) - 2012年2月3日(金)12:03
この真部 朗・沖縄防衛局長を更迭して一件落着としても、大元の
「米軍様ゝ」の精神構造(政府の仕組み)を変えない限り、今後も
【更迭劇】は続くことになるだろう。
沖縄防衛局長、更迭へ 防衛相が調整指示
(朝日新聞) - 2012年2月3日(金)15:00
しかし、以前より、その手の選挙誘導は行われていて、構造そのものが問題
だからと言って、真部 朗・沖縄防衛局長を無罪放免にする訳にはいかない。
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「誤解招く部分反省」参考人招致で沖縄防衛局長
(読売新聞) - 2012年2月3日(金)15:17
衆院予算委員会は3日午後、防衛省沖縄防衛局の真部朗局長を参考人招致し、沖縄県宜野湾市長選(12日投開票)への投票を職員に呼びかける講話をした問題で集中審議を実施した。
真部氏は「講話は私自身が発意、発案し、関係職員に指示して実施した」と述べ、組織ぐるみとの見方を否定した。また、「誤解を招く部分については反省しなければと感じているが、私の認識としては、どちらかの候補者に肩入れするとか、(公務員の政治的中立を守るという)通達に反するとかいう考えは持っていなかった」と述べた。
田中防衛相は「このような環境を作り出してしまったことは、沖縄県民にも不安をもたらしてしまい、防衛相として申し訳ない」と陳謝した。
沖縄防衛局長、更迭へ 防衛相が調整指示
(朝日新聞) - 2012年2月3日(金)15:00
田中直紀防衛相は3日、沖縄県宜野湾市長選(5日告示)への投票を呼びかける「講話」をした沖縄防衛局の真部朗(まなべ・ろう)局長を更迭する方針を固めた。真部氏が参考人招致される3日午後の衆院予算委員会の集中審議後、最終的に判断する。
田中氏は3日朝、防衛省幹部に真部氏の交代を調整するよう指示。技術研究本部副本部長への異動案が浮上している。田中氏は記者団に「状況を見て判断したい」と述べ、市長選前に決着を図る考えを示した。
沖縄防衛局は、宜野湾市の有権者である職員や親族をリストアップ。対象となった職員に、真部氏は局内で「講話」を開いて投票を呼びかけた。防衛省は、真部氏の行為は法令には違反していないと判断した。だが、首相周辺は「政治的中立をめぐって誤解を招くことになった」と話した。
リスト、親族人数も報告要求=沖縄局長、きょうにも更迭―午後に参考人質疑
(時事通信) - 2012年2月3日(金)12:03
防衛省の真部朗沖縄防衛局長が沖縄県宜野湾市長選(12日投開票)への投票を呼び掛ける講話をした問題で、田中直紀防衛相は3日にも真部氏を更迭する。午後の衆院予算委員会に参考人招致される真部氏の発言を聴いた上で、更迭に踏み切るかどうか判断する。一方、同局が宜野湾市に親族がいる職員のリストを作成する際、親族の人数も報告するよう各部担当者に求めていたことが新たに分かった。
防衛相は3日午前の記者会見で、真部氏の更迭時期に関し「選挙は市民の民意が反映されるので、影響がないように心掛けていくことが大事だ」とした上で、「状況を見て判断したい」と強調。地元の反発を考慮し、5日の市長選告示前に対応する考えを改めて示した。藤村修官房長官は午前の会見で「防衛相に判断を任せている」と語った。
沖縄防衛局は宜野湾市に在住する職員や、同市に親族がいる職員のリストを作成。真部氏は1月23、24の両日、職員を集めて講話を行い、同市の米軍普天間飛行場を県内に移設する政府方針を説明した上で、投票に行くよう求めていた。
防衛省は3日の衆院予算委員会理事会に、沖縄防衛局の人事担当者が各部署に対し、親族が宜野湾市に住む職員を報告させる際に用いた「ひな型」を提出した。1月4日に送信した各部庶務担当者に宛てたメールの添付ファイルで、この中には親族等という項目を設け「家族」「いとこ」「親戚」の人数を記述させるようにしていた。
防衛省内には「人数まで書かせており、完全な票読みだ」として、公務員の地位利用による選挙運動を禁じた公職選挙法に抵触しかねないとの指摘も出ている。
[時事通信社]
沖縄防衛局長「軽率だった」 集中審議後に更迭 宜野湾市長選「講話」
(産経新聞) - 2012年2月3日(金)08:00
■きょう参考人招致
米軍普天間飛行場がある沖縄県宜野湾市長選を前に真部朗(まなべ・ろう)沖縄防衛局長が職員に投票を呼びかけた問題で、衆院予算委員会は2日の理事会で、3日午後に真部氏を参考人招致して集中審議を行うことを決めた。田中直紀防衛相は2日夜、記者団に「3日の国会の状況を見てからになる。市長選にできるだけ迷惑がかからない形がとれればと思う」と述べ、集中審議後に真部氏を更迭する考えを示した。
田中氏は2日、真部氏を上京させ、事情を聴いた。
真部氏は田中氏の事情聴取に対し、沖縄防衛局が以前から幹部会議で選挙の棄権防止を呼びかけたことを認め、平成22年の名護市議選でも「講話」をしたと説明した。市内在住の有権者がいる職員のリスト作成については「軽率だった。不信感を持たれても仕方ない」と謝罪したという。
野田佳彦首相は2日の衆院予算委員会で「国民や沖縄県民の誤解や批判を受けかねない面がある。防衛省で十分調査した上で適切な対応を取るべきだ」と答弁。田中氏は「公務員の中立性に自覚を持ち、疑いを持たれないよう指導、監督する」と述べた。
これに先立ち、防衛省は、真部氏や講話参加者50人からの聴取を基に講話要旨をまとめ、衆院予算委理事会に提出した。
それによると、真部氏は市長選立候補予定者の名を挙げた上で、普天間飛行場移設に関するそれぞれの主張を紹介。「私は職員に『特定の候補者に投票しなさい』といえる立場にない」と断った上で「自治体の直近の民意が示される場として注目される重要な選挙」と説明し、棄権しないよう呼び掛けたという。
宜野湾市長選は5日告示、12日投開票される。共産、社民、沖縄社会大衆3党が推薦する伊波洋一元市長と自民、公明両党推薦の佐喜真淳県議の一騎打ちが予想されている。
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