先日、
【危険な「核燃料再処理」 より
原発ゼロなら 核燃料処理費 3/4程度に】
と、【朝日】・【西日本】 を引用して、ブログ記事を書いたが、
この時の中間報告が、正式な報告書として出され、『核燃料再処理』より、
地下埋設の方が一層安上がりであることが改めて確認されたと云う。
埋め捨てが再処理より安価
使用済み核燃料処理で新試算
(西日本新聞) - 2012年4月27日 21:23
【総発電量に占める原発の比率にかかわらず、燃料を再処理する
よりも地中に埋め捨てる「全量直接処分」が安くなった。
差は2・8兆~4・7兆円。】
処理せずに地中埋設という原始的な処理方法で良いのか?という疑問はある。
しかし、再処理して最も危険な核物質であるプルトニウムを大量発生させた
ものを埋めるよりは総体的に害毒が少ない(安全であるという事では無い)。
再処理すると放射能が少なくなり、より安全になるなら再処理を望むが、
再処理するともっと【汚い放射能】(半減期数十万年)が大量に生成される。
とにかく、原子力発電は使用済みの各燃料の廃棄方法が確立していない
未熟で危険な技術なのである。
直ちに、停止させるべきである。
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埋め捨てが再処理より安価
使用済み核燃料処理で新試算
(西日本新聞) - 2012年4月27日(金) 21:23
国の原子力委員会の小委員会は27日、2030年までに発生する原発の使用済み核燃料を処理するため、今後新たにかかる費用を処理方法ごとに試算し公表した。総発電量に占める原発の比率にかかわらず、燃料を再処理するよりも地中に埋め捨てる「全量直接処分」が安くなった。差は2・8兆~4・7兆円。
19日に公表した試算では10~30年にかかる費用を求め、全量直接処分の方が1・8兆~2・1兆円高かったが、逆転した。委員からは「今後の国民の負担をみる場合、前回よりはるかに正確だ」(松村敏弘東京大教授)などの意見が出た。
原子力委、事業廃止コスト上乗せ
使用済み燃料再処理継続狙う?
(西日本新聞) - 2012年4月24日(火) 13:43
核燃料サイクル政策の再検討を進めている国の原子力委員会の事務局が、使用済み燃料を再処理せず、全て地中に埋めて捨てる「全量直接処分」の費用を試算した際、再処理事業廃止に伴う関連コストを不適切に計上したため、費用が膨れ上がっていたことが24日、分かった。
審議を進める小委員会座長は合算しないよう指示していたが、事務局が従わずに計算した。小委員会メンバーから「再処理路線を続ける結論を導き出そうと、事務局が意図的に計算をしていると受け取った」(原子力資料情報室の伴英幸共同代表)との声が上がっている。事務局は「計算方法も含め検討したい」と話している。
核燃サイクル試算やり直し
原子力委、27日にも公表
(西日本新聞) - 2012年4月24日(火) 21:24
核燃料サイクル政策のコスト試算に再処理事業の中止費用を上乗せしていたとの指摘を受け、原子力委員会の事務局は24日、使用済み核燃料の処理方法ごとの試算をやり直すことを決めた。
費用の区分や算出方法などを見直し、27日にも結果を公表する。
原子力委の小委員会は、核燃料サイクルの費用を使用済み燃料の処理法ごとに(1)全量再処理(2)全量直接処分(3)再処理と直接処分の併存―の三つのシナリオで試算。19日に公表した試算では使用済み燃料を再処理せずに全て地中に埋め捨てる「全量直接処分」の費用に、青森県六ケ所村の再処理工場の廃止費用など約4兆7千億円を加えていた。
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なお、わたくし事ですが、本日4月28日、私儀「還暦」を迎えました。