✳守備
大阪薫英女子学院:相手の鋭いパス回し等にも、最後まで相手にスペースを与えることなく、安定してました。
大阪桐蔭:コートをワイドに使った相手のパス回しにセンターの二人が誘き寄せられてしまいゴール下を空けてしまう場面が目立ち、慌てて戻るもディフェンスが後手にまわってしまいファウルでしか止められず、前半でファウルがかさんでしまい、それが原因で後半相手に厳しくいけなくなった第3ピリオド序盤、相手にそこをつかれて前から遠目から次々にいかれ、3ポイントを立て続けに決められ一気に大勢を決しられてしまった。そんな風に見えました。自陣ゴール下であきらめがやや早く見えたのも、気になりました。
✳攻撃
大阪薫英女子学院:大阪桐蔭の守備のところでも触れたコートをワイドに使ったパス回しが効果的に見えました。これも大阪桐蔭の守備のところで触れたことですが、第3ピリオドで一気に畳み掛けた下りは、ハーフタイム終わりであった場内アナウンスでのファウルの数も含めた個人成績の紹介を受けてのものか、それともその前から把握していてのものかは分かりませんが、いずれにしてもハーフタイムの間にそうしたことが決められたのかと思われ、ベンチワークの妙手に見えました。
大阪桐蔭:個々、そしてチームとしての動きの鋭さ等、全国制覇した旧チームを上回る攻撃力に見えました。ただ、ゴール下のリバウンド等の競り合いが、エドロゴ?選手と言っていたように聞こえたのですが、この15番の選手の強さにやや頼って見えたのが、攻撃が単発に終わる場面が目立った要因に見えました。
大阪薫英女子学院:序盤こそ後手に回りましたが、そこでしおたにさんと言っていたように聞こえたのですが、この11番の選手の投入で、特に攻撃面にリズムが出たように思いました。この選手が全国でもキーマンになるかもですが、このチームの良いところは、この選手がいいね🎵ってのが良い意味でいなかったように見えた点かと思われます。特定個人の強さに頼るのではなく、束としての強さで昨年のウインターカップで優勝しかけた安城学園のような戦いを、全国でも期待したいと思います。この日の決勝で見せたような🎵
大阪桐蔭:薫英と力の差はなかったように思います。ちょっとした意識の差で、負けるべくして負けたように見えました。相手と比べて特にゴール下で立っているだけの選手が目立ったことと相手と比べてややあきらめが早く見えた点、チームとしての守備のバランスがやや悪くなってしまって見えた点が敗因かと思われます。バスケのように点が入りやすいスポーツでも、やはり守備から、を思い知らされたような試合に見えました。昨年からの主力のFW田中さんは昨年から動きの切れのよさは際立ってましたが、加えて守備でも目立てる選手に成長して見えました。エドロゴさん?はまだ2年生と思われますが、昨年と比べて強くなって見えましたので来年楽しみです。センターやFWを務めたとうじょうさん?10番のバランスのよさも光りました。学年が分かりませんが下級生なら楽しみです。この日は個々はやや勝って見えながらチームとしての戦いで負けて見えただけに、来期は束としての戦いを磨いてほしいと思います。全国制覇した昨年のチームのような🎵
星翔女子:このチームもまた、誰が良い、というのが良い意味でありませんでした。各自が役割をきっちりと果たした試合に見えました。
大体大浪商女子:主にガードを務めて見えた4番の選手の強さが目立ちました。この選手を最大限活かすべく、この選手へのマークを少しでも散らすべく、頻繁に各選手が、まるでバレーボールのごとくポジションチェンジして見えました。
泉北男子:良い意味であまり見映えのしないチームでした。一人一人の動きの切れは相手より見劣りしましたが、強さ泥臭さで終始相手より勝ってました。後、フリースローの精度の高さも印象的でした。3位に終わった要因は、強さ泥臭さが目立つチームカラーが両刃の剣となったのかも知れません。
関大北陽男子:各選手の動きの切れなど個々は相手より勝って見えましたがそれは試合前の練習での話。相手に寄せられた時の対応が、来期の課題に見えました。