じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

ドラフト雑感

2018-10-27 16:43:35 | プロ野球

✳楽天

一位は根尾でいくのではと言われてたが藤原を指名。外れ一位でも外野手の辰巳を指名したことから、とにかく外野手の補強を第一優先で考えていたのではと推察。言い方変えれば外野手補強が第一優先なわけですから二刀流は避けたかった。だから根尾は回避したと推察。

 

✳阪神

ここも根尾でいくのではと言われてた中、外野手の藤原を指名、外れ外れ一位まで徹底的に外野手で押してきたことから、楽天と似たような考えであったと推察される。一位で指名した近本は二軍で対戦して良さを知ってたからとの矢野新監督のコメントがあったことから、近本を知っていたから、良いにも関わらず外れ外れまでどこにもとられないとの球団の読みがあったからこそ、藤原、辰巳と勝負できたということかと推察される。周りが言うほど、今期のドラフト負け組、ではない。むしろ勝ち組になったのかも、と私的には思います。近本は一年目から新人王争いするかも?

 

✳ロッテ

藤原をあてて以降は投手中心の補強であることからチームとしての補強ポイントは投手、藤原はシンプルに評価しての一位指名だったと推察される。

 

✳中日 二巡目以降は即戦力狙いかと思われる投手補強をしていることから、チームとしての補強ポイントは飽くまで即戦力投手の補強。これを見る限り根尾はあくまで内野手で考えているように見えるが、二刀流の可能性もあるかと推察されます

 

✳オリックス

小薗外してなお高校生の内野手を指名してきたことから、将来の内野手獲得が第一優先だったと推察される

 

✳DeNA

当初根尾指名と言われていた中での小薗指名。外して外れ一位は即戦力投手と一見支離滅裂な補強に見えるが二巡目で大学生内野手の伊藤を指名しているあたりに強かな計算が推察される。投手、野手のそれぞれno1をとりたかった。だから二刀流は避けたかった。だから根尾は回避したと推察。伊東は同球団的には小薗に勝るとも劣らない評価がなされていると推察。そして他球団はマークしてないだろうから二巡目までにとられることはない。さらに言えば上茶谷が外れ一位に入るまではどこも指名することはないであろうという読みが球団サイドにあったと推察。同球団のなかに頭の切れる戦略家がいるのかもですね🎵小薗は外したものの、蓋を開ければ今季12球団一のドラフト勝ち組になっていたという可能性も。伊東は新人王争いに絡む活躍を一年目からするかも?

 

✳日本ハム

根尾を外して吉田と、毎年同球団がコメントしてる、その年の一番良い選手をとる。というチーム方針が、今年の指名からも見てとれる。おそらく、二巡目以降も、残っている選手のなかで最も良い選手という、至ってシンプル且つロジカルな考えのもとに、順次指名していっているものと推察されます。そしておそらく、根尾の二刀流を現実的に考えていたと思われます。それよりなにより、柿木を獲れた時点で、ドラフト勝ち組と言って良いかと思われます😉5位は気に入りませんが😁

 

✳巨人

根尾を外して外野手辰巳も外してからの即戦力候補の大学生投手を指名。この事から、根尾が野手一本でいきたいと言っても二刀流をやらせるくらいの勢いで、根尾の二刀流を現実に考えていたものと推察されます

 

✳ソフトバンク

内野手小薗外して外野手辰巳を外して即戦力投手候補の甲斐野を指名。外した時の想定も不足して見え、12球団で最も厳しいドラフトになったように思われます

 

✳ヤクルト

根尾を外して上茶谷外して清水と外れは大学生の即戦力投手候補を立て続けに指名していることから、メディアにはショートでといってた根尾の起用法だが実際は巨人同様、二刀流を現実的に視野に入れていたと推察されます

 

✳西武

一位で大学生、二位で高校生と投手補強に徹していることから、即戦力、将来性問わず、投手の補強が急務であったと推察されます

 

✳広島

次世代を担う高校生野手に即戦力候補の投手などバランスの良い補強。正随は地元ということもあっての獲得かもだが、彼を獲れた時点で、ドラフト勝ち組と言って良いであろう。彼は大阪桐蔭時代から、広島というチームがよく似合うタイプの選手と思われます。

 

 


大阪偕星 智弁和歌山 大阪桐蔭 橿原

2018-10-27 09:27:52 | 高校野球

✳防御力

大阪偕星:この日の先発はオーバーハンドのエース右腕福田くん。ストレート力あり、三振とりにいくワンバン気味のスライダーの切れも鋭かったですが、カウントとりにいく変化球がほとんど腕の振りが緩んで置きにいってしまっていたことが、後半捕まった理由かと思われます。守備はこの日はセンターに入った坪井君の正確な鉄砲肩やショートの動きに見るべきものがありましたが、リードしてるのに欲張った守備で余計な進塁を許したりしたことが、後半の逆転負けにつながって見えただけに、状況に応じた守備という点では、課題が残ったかと思われます。

智弁和歌山:背番号11のスリークォーター左腕池田泰君、ストレート、スライダー共に切れはありました。球に強さも出てくれば、振りの強い相手も抑えられるようになるかと思われます。リリーフした本格派右腕エース池田君は強さを感じるストレート投げてました。もっと左肩を我慢して体の開きの早さを抑えることが出来れば、安定感増してくるかと思われます。守備はまずまずかと思われます。試合前の内野ノックの動きは、サイドノックですから参考程度かもですが良かったです

大阪桐蔭:この日も新井くんが先発。エース番号に。相手との兼ね合いもあり、ストレートスライダーをすいすい投げてました。6回は背番号10になった中田が投げる。この日は何故かいつもより体の開きが早く見えたのが気になりましたが、球の力強さはこの日も感じられました。ここまでリードが広がった場面で登板すると炎上しており、この日も途中危なっかしかったですが、これまでと違いゲームを変に面白くすることなく抑えたことで少しでも評価が戻ると良いなと思います。とはいえもしコールドにならずゲームが続いていれば代打を出される感じでしたので、まだまだかと思われます。内容的にもそれは致し方なしに見えました。守備はライト線ポテンヒット長打になりそうなのを難なく処理した一年生の船曳君9の動きのよさが目につきました。

橿原:エース右腕投手はストレートの切れはまずまずあったと思います。守備は相手が大阪桐蔭ということを意識しすぎた深すぎる外野守備がもったいなかったです。この日の大阪桐蔭は外野ふかくへの打球はそんなに多くなく、序盤の打球の質で守備位置をせめて定位置にする勇気があれば、もう少し持ちこたえられたかもしれません。

 

✳得点力

大阪偕星:相手投手の質が少しでも落ちると、特に上位打線の振りの強さが目につきました。ただ一方で後手に回ると府大会から感じられた淡白さが顔を覗かせ、反発力という点で課題が残りました。ベンチワークからだけでなく、各打者各打席で今よりしつこさが感じられる内容にしていくことが、今後の課題かもしれません。

智弁和歌山:この日の相手投手は威力あるストレートと切れの鋭い決めにいくスライダーと置きにいくカウント球の変化球の三本立てみたいな感じで、同校の力をもってすれば前半から捉えるかと思いましたが、カウントとりにいく変化球への対応が前半できてなく見え、後半ようやくとらえましたが、対応力という点では課題が残ったかと思われます。

大阪桐蔭:得点ほどスカッとした当たりは少なく、まだまだかと思われます。中野キャプテンがなかなか結果出せないのは、結果を出したい出したいという思いが強すぎて体の開きが早くなってしまっており待ちきれておらずしっかりとボールを呼び込んでスイングすることが出来ていないためと思われます。本来は4番を打つべき打者かと思われます。頑張れ✊‼走塁もまだまだ一つ先の塁いけたところで止まってしまう場面が目立ち、チームとしての機動力もまだまだこれからかと思われます。

橿原:非力さは否めませんでしたが、しつこく食らいつく場面もありました。

 

 

大阪偕星:大阪府大会で投手として特に活躍した坪井君が何故最後まで投げなかったのかは分かりませんが、この投手が投げなかったことが、初のセンバツが絶望的になった大きな要因に感じました。夏に向け、坪井君以外の投手の育成と、個々の打力に見合う得点力を身に付けることが課題かと思われます。

 

智弁和歌山:大会前に推察していた通り、今期もどちらかと言えば打のチームかと思われます。明日の大阪桐蔭戦でも、4,5点はとることが、勝利への条件かと思われます。

 

大阪桐蔭:まだまだ投打に決め手はなくみえますが、明日の智弁和歌山戦では、投手陣が三点以内に抑えることが出来れば、センバツ優勝旗を全員で返しにいくという当面の目標にグッと近づくかと思われます。再びスタメンもれも危惧される中野君ですが、彼がそこに名を連ねているか否かで、感じられる打線の厚みも違って見えるため、やはり必要不可欠な選手かと思われ、奮起に期待したいです。

 

橿原:攻守両面で力不足は否めないと思いますが、天理や大阪桐蔭といった強豪と対戦した経験を、これから夏に向けてぜひとも活かしてほしく思います。