じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

組み合わせも決まる前から近畿地区のセンバツ出場校予想

2018-10-15 12:28:23 | 高校野球

 

 

 

 

戯言読む程度によろしければご閲覧ください☺

 

✳有力な上位4校

履正社(大阪1位)

東海大仰星戦を境に得点力が変貌しているため、それ以降の試合の戦績で判断。総合力+高い得点力でセンバツはもちろん、明治神宮への有力候補。 

天理(奈良1位)

奈良県予選を圧倒して制す。智弁をも一方的なスコアで退けているためこちらもまた、総合力+高い得点力でセンバツはもちろん、明治神宮への有力候補。 

近江(滋賀1位)

滋賀県予選を投打に圧倒して制す。センバツは有力。投打どちらかもしくは両方で決め手になるものがでてくれば、明治神宮も視野に入れることもできる。初戦で大阪桐蔭とさえ当たらなければ、エイトで大阪桐蔭の他履正や天理とのつぶしあいを避けるくじを引ければ、センバツへの道はグンと近づくかと思われます。

大阪桐蔭(大阪2位)

銀河系軍団と称された旧チームと比べると決め手には欠けるが今季も力は全国クラス。センバツは有力。投打どちらかもしくは両方で決め手になるものがでてくれば、明治神宮も視野に入れることもできる。初戦やエイトで天理、近江とのつぶしあいを避けることができれば、センバツへの道はグンと近づくか

上記4校はくじでエイトまでに潰しあうことを避けることが出来ればセンバツにぐんと近づく事ができるかと思われます。残り2枠神宮取れれば3枠を下記に挙げる5校で争う図式になるかと推察しています。

 

✳初戦とれれば

智弁和歌山(和歌山1位)

和歌山を制するも圧倒するには至っていないことから上記4校に総合力で1歩及ばないと推察。今季も打力で勝負のチームと思われます。初戦の相手として絶対に避けたいのが投打のバランスで相手が勝っていそうな大阪桐蔭。龍谷大平安とは打ち合いを強いられそう。これらの学校との戦いを回避できればベスト8までは来れる可能性が高そう。仮にエイトで負けても完敗を避けることが出来れば、県一位の優位性で拾われそう。

明石商(兵庫1位)

今年も兵庫の秋は大混戦の跡が各校の戦績から見てとられ、よく言えば勝負強い、厳しく言えばどこも決め手には欠ける3校が出てきていることが推察されます。よって上位4校とは総合力で一歩及ばないかと推察され、このことから他の同県2校も力の差はないですが、同県からセンバツ出場あるとすればここかと思われます。初戦突破の確率はほぼ五分かと推察されます。仮にエイトで負けても大敗さえしなければ、地域性で拾われそうですし、ひょっとしたら同県2年連続全校初戦敗退も、地域性で県一位の同校が逆転選出なんて展開もありそうに思います。

 

✳展開次第では

龍谷大平安(京都3位)

3位校だが京都全体の戦績見る限りでは、同校が京都3校の中では最も可能性がある学校のように推察されるかと思われます。ただ、京都を圧倒しているわけではなさそうなため、総合力で上位4校に総合力で一歩及ばないかとも推察されるかと思われます。どちらかと言えばバッティングのチームと思われる戦績を残しているため、有力かと思われる4校相手にも食らいつく可能性は秘めているかと思われますが、センバツ出場のためには、それらの学校とエイトまでに当たることは避けたいところかと思われます。初戦突破の可能性は六割くらいか。同じ京滋の近江が有力なため地域性の恩恵は受けられない可能性が高そう。県下位校であるため基本的には2勝してベスト4に入ることがセンバツに向け必要か。くどいようですが有力な4校との戦いをエイトまで避けることが出来れば、多いに可能性が出てくるかと思われます。

大阪偕星(大阪3位)

3位校であり総合力では有力な4校に及ばないかと思われますが、好投手を擁し当落線上に食い込む力はある。初戦で絶対に避けたいのが天理、後投打にバランスの取れている近江も極力さけたい。これらの学校+大阪の2校とベスト8までに当たるくじは避けたいところ。初戦突破の確率は6割から7割か。センバツゲットするにはベスト4までいくことが必須条件になる可能性が高そう。他の大阪の二校が天理や近江とつぶしあい偕星は有力な4校との対戦をエイトまで避けることができるくじを引ければ、その可能性も出てくるかと思われます。

 

近江兄弟社(滋賀2位)

学校名の意識を捨てて戦績を見れば、浮上させることができる学校。近江には敗れるも大敗はしていない。それ以外の試合はすべて3点以内に抑えていることから、好投手がいるか守備がいいのではと推察される。初戦突破の確率は五分。同じ滋賀の近江が有力なことから地域性の恩恵が受けられずベスト8止まりでは厳しくなる可能性も十分に考えられるかと思われます。ベスト4進出がセンバツゲットの条件となると、近江がエイトまでに大阪の上位4校とつぶしあい近江兄弟社はエイトまで有力な4校との対戦を避けることが出来れば、可能性も出てくるかと思われます。

 

ここに挙げなかった学校にとってはこの予想が外れますように☺

 

 

 

 

 

 

 

 


大商大堺 大阪偕星 大阪桐蔭 履正社

2018-10-14 20:52:24 | 高校野球

✳防御力

大商大堺:背番号10の細身のスリークォーター右腕中島くんなかなか切れのあるストレート投げてました。守備も内外野鍛えられてました。日頃の練習は他のクラブと共用かと推察され、例年外野守備に課題を感じるイメージのある同校ですが、今期はこの日見る限り、外野の動きもよく、推察通りなら、恵まれてるとは言い切れない練習環境のなかで、よく鍛えられてるということかと思われます。

大阪偕星:坪井君この日も切れと力強さを感じる球を投げてました。もっと緩急も使えるようになれば、そして守備力が上がれば、大阪桐蔭、履正社クラスの打線も抑えられるようになるかと思われます。

大阪桐蔭:この日も背番号9の新井くんが先発も3回5失点。初回から打ち込まれるも金光大阪戦のようにすぐさまシンカー系の緩い球を使おうとせずストレートとスライダーの組み合わせでの勝負に終始した事が、試合に致命的な影響を与える失点につながったかと思われます。長いイニング投げることに固執して切り替えることが出来なかったようにも見えました。前日の初完投の功罪が出たかも知れません。コントロールの良い投手でゲームメイクに適した先発型の投手ですが、ボール球でも勝負できるストレートの強さと変化球の切れが今後求められるかと思われます。4回から登板のエース中田が4イニング無失点。危なっかしい球もありましたが、球の力強さは日に日に戻ってきて見え、感じられる雰囲気のままに、今後の覚醒に期待かと思われます。過去2回の登板はいずれもリードが広がった場面で当番し炎上。この日はひとつの失敗も許されぬなかでゲームをつなぎ止める。エースとしての気質がありすぎる投手なのかもですね😃最後2イニングは左腕高野が締めました。守備は初回一死三塁のピンチで打ち取ったレフトへのフライがショートとレフトの間に飛んでしまいポテンヒットになってしまい嫌な形で先制点を献上してしまう。広いシティ信金での対応力が、課題として残ったかと思われます。

履正社:背番号10の小柄なオーバーハンド右腕植木君の緩急をつけた投球がとにかく光りました。守備は抜けそうなのが外野の正面つく場面が何度かあり、深読みすれば飛ぶコースが分かっていていいとこ守っていたのかもですね😃偶然か必然か分かりませんが、ポジショニングの良さが光りました。

 

✳得点力

大商大堺:ここまでは得点力が目立つ戦績を残してましたが、この日は坪井君の力強い球に回を追うにつれ、押されて見えました。

大阪偕星:こちらもここまでは得点力が目立つ戦績を残してましたが、この日は中島くんの切れのあるストレートを最後まで攻略はできず。高いレベルの投手への対応力には課題が残るかと思われます。

大阪桐蔭:緩急を巧みに使う投手への対応という課題が出た試合でした。打った瞬間は長打に見えた打球がすぐさま失速し外野手のグラブに収まってしまうのは相手の緩急の前に自分のスイングをさせてもらえてないから。例えば近大付属の梅元君や大阪偕星の坪井君のような変化球も含めて力を前面に押し出してくる投手には自分達も強く打ち返す事ができますが、この日のような投手の球を強く弾き返す事ができないということは、足で踏ん張る力と振る力そのものがまだまだ足らないということかと思われます。そのためには、下半身強化と素振りという、地道な日々の練習が必要かと思われます。この日はヒットの本数はそこそこ出てましたが、すべてが強く打ったヒットではなく、うまく打ったヒットだったように思います。4回だったか西野くんに植木投手が投じた抜き球がスッポ抜けて頭部に死球でピンチが広がり投手がストレート系しか投げづらくなったところで迎えた船曳君、ここで誰でも?読める通りにストレートが投じられ、船曳君も待ってましたとばかりに打ちにいくも結果は併殺。あまりに読みやすい場面でその通りの球がきて、読みやす過ぎて力んでしまったように見えました。ここが勝負の大きな分岐点になったように思います。ここぞの場面でいかにそれを感じ、結果を出すか、これもまた、課題として残ったかと思われます。

履正社:東海大仰星戦を境に別の打線になったように思います。それまでは打てる打線でありながらそれが得点力に繋がってませんでしたが、仰星戦での小深田君のサヨナラ満塁弾を皮切りに、特に中軸の打力がそのままチームの得点力につながって見えました。前回見た阪南大学高校戦での中軸の打撃成績まで覚えてませんが😅

 

大商大堺:惜しくも近畿を逃す。攻守に良い面も目立ちますが、大阪を制するには特に投手を含めたディフェンス面で、履正や大阪桐蔭をも抑えるだけの、もうワンランクレベルアップも必要かと思われます。

 

大阪偕星:先日はどちらかと言えば打線のチームと書きましたが以降の結果を見ればそれは間違い。評価する人が多い坪井投手を中心としたチームかと思われます。近畿大会を突破して初のセンバツゲットを果たす力はあるかと思われますが、大阪の他上位二校がさらに強いだけに、同一県三校出場原則禁止に基づくと、くじに左右される側面も強いかと思われます。

 

大阪桐蔭:ここまでは得点力に期待がもてたチームに見えましたが、この日の結果を受け、力はあるが決め手はないというのが現状かと思われます。センバツ優勝旗を全員で返しにいく力は十分あり、天理や近江あたりと早い段階で当たらなければ十分可能と思われますが、センバツ三連覇を果たすには中田くんの覚醒、仲三河君の復活が必要不可欠かと思われます。

 

履正社:得点力という決め手を現状感じさせセンバツは有力。優勝する力があるかどうかは、近畿代表の明治神宮での戦いで見えてくるかと思われます。それは履正に限った話ではないですね🎵

 


大商学園 大阪学芸 大阪桐蔭 追手門学院

2018-10-14 19:08:00 | 高校サッカー

✳守備

大商学園:前半はポジション毎の連携が非常に良かったです。ゴール前に攻め込まれれば最終ラインの選手がシュートコースを一択状態に限定、GKもその一択のところに立って危なげなく防ぐ。敵陣では前線の選手がクリアコースを限定、二列目の選手もその限定されたコースに立ってことごとくボール奪取し相手になかなか自陣に侵入させず攻撃を継続することができてました。後半は前の選手を下げて後ろの選手を投入して見えた分、自陣での戦いを強いられる場面が目立ったように思います。

大阪学芸:やや相手を詰めきれてない場面もありましたが、1失点に抑えたのですから、よく守ったと言えるかと思われます。

大阪桐蔭:激しく向かってくる相手に思いの外手を焼き、特に後半は逆転されててもおかしくない決定的な場面もありましたが、なんとか1失点に抑えたといったところかと思われます。この日も大商戦同様、右サイドの守備に課題が残って見えました。ストロングポイントイコールウイークポイントになりがちなのはサッカーの特性かと思われます。前に激しく攻め立てた後のリスクマネジメントが必要かと思われます。

追手門学院:相手がPKを外したこともあり1失点に抑える。最後まで激しくあたっていった泥臭いディフェンスが光りました。

 

✳攻撃

大商学園:決勝ゴールとなった前半の先制点はFW11の選手の個人技が光って見えました。もっと点が獲れる展開に見えましたが、後半、前の選手を下げて後ろの選手を投入したように見えたこともあり、一点止まりに終わりました。

大阪学芸:過去2試合は11をトップ下においての9、10の2トップに見えたのがこの日は11を右FWに据え9,10,11を前に3人並べた、より前がかりな布陣に変えて見えました。もし間違ってなければ、関西大会に進むためにはただ勝つだけでなく、得失点差も考えて大量点をリスクを承知で奪いにいって見えました。ですが見る限りでは、これは裏目にでて見えました。11がより前にポジションをとることにより前線での球のおさまりが悪くなり、攻撃が単発で終わる場面が、特に前半目立ちました。後半は敵陣に襲いかかる時間帯が継続し、相手に怖さを与えてましたが、得点には至りませんでした。

大阪桐蔭:前半早々に先制。さらにPKのチャンスでしたがこれを外してリズムが狂ったか、複数得点が見込める相手に、一点しか奪えませんでした。流れが悪い時にいかに打開するかという点で、課題が残ったかと思われます。

追手門学院:一点しかとれませんでしたが攻めの激しさは感じさせられたかと思われます。FW13の強さが目立ちました。

 

✳大商学園:ベンチワークにやや課題が残ったように思います。前半1-0でリード、点差以上に自分たちのリズムで試合が出来ていたように見えましたが、後半前の選手を下げて後ろの選手を投入していくタイミングが早すぎて見え、ミスミスリズムを崩し勝つのが危なっかしい展開になったように思います。点をたくさんとらねばならない相手がより激しく前がかりに攻め込むことを思っての事だったことも考えられますが、それを割り引いて考えても、やや守りに入るのが早すぎて見えました。とはいえ4チームのなかで最も日々の練習を感じさせ、その戦いぶりは安定してました。関西大会がまだありますが、全国で上位も狙える力かと推察されます。

 

✳大阪学芸

インターハイに続いての冬の全国出場は残念ながらならず。力は十分あっただけに、ここで消すには惜しいチームでした。追手門戦でもっと大勝でき、少なくともロースコアに抑えることはできる相手だった大阪桐蔭にスコアメイクされずに最終節を前に得失点差で優位に立てていれば、それも可能だっただけに、大商相手に戦い方を変えて見えた、その戦い方を変える?必要もなかったかも知れず、違った結果もあったかも知れません。

 

✳大阪桐蔭

関西大会に進出、全国への展望が大きく開けたとはいえ、最終節の試合内容はそれまでと違い今一つでした。それだけまだまだチーム力が不安定ということかと思われます。全国で上位に進むには、いかに戦いぶりを安定させるかかと思われます。

 

✳追手門学院

リーグ戦では最下位に終わりましたが、関西大会に進出した大阪桐蔭相手に勝てた試合と思わせる内容で引き分けに持ち込む。大阪学芸戦でもすんなりとは負けぬしぶとさしつこさは感じただけに、二位以内に入る争いにもっと絡む力、可能性もあったかと思われます。

 


秋季近畿高校野球大阪大会展望

2018-10-12 20:39:46 | 高校野球

✳大阪商業大学付属堺

どちらかと言えば打力のチームも3年ぶりの秋近畿からの初のセンバツゲットを果たすには、ここからの戦いは投手陣を中心にディフェンスの踏ん張り次第かと思われます。

 

✳履正社

左腕清水を中心にディフェンスは安定。センバツ選考の上で優位となりやすい一位での近畿ゲットの鍵は湿りがちの打線。近畿からのセンバツゲットの力は十分

 

✳大阪偕星

畳み掛けるというよりはどっしり感が目立つ打線がメインも投手陣もしっかりしており投打に力強い。大阪桐蔭、履正社の牙城を崩してセンバツゲットの可能性を感じさせる。投手陣がこうした相手に点はとられどゲームは壊さず踏ん張れるかが鍵

 

✳大阪桐蔭

得点力の高さは旧チームを凌ぐ可能性がある。センバツ選考の上で優位となりやすい一位での近畿ゲットの鍵は不安が残る投手陣。中田、仲三河、特に中田が復調すれば鬼に金棒。それが叶わねばこれまで同様、数も含めて勝負でこれまで同様、いかに点はとられどゲームは壊さず踏ん張れるかが鍵となってくる。近畿からのセンバツゲットの力は、もちろん十分


大阪偕星 大体大浪商 大阪桐蔭 関大北陽

2018-10-11 20:57:10 | 高校野球

✳防御力

大阪偕星:背番号18の打っても4番のスリークォーター右腕、ツボイ君と言ってたように思いますが、右打者の外のストレートにスライダー、いずれもキレッキレで力強かったです。投手としてはこの投手は2番手とか聞かれましたが、本当ならもうすでに夏の大阪大会を戦い抜ける投手陣ということになるかと思われます。守備はまずまずたったと思います。

大体大浪商:エースのオーバーハンド右腕、まずまずなストレートを投げていたと思います。守備もまずまず

大阪桐蔭:先発新井はこの日はそれまでよりストレートが多く抑える事が出来ればいつもより長いイニングいけるかなも初回にレフトへガツンと逆転の長打食らうなどで三回で降板。4回リード広がりエース中田投入も有利なカウントから勝負を急いだのかストライクゾーンにストレートを置きにいってしまい3ラン浴びて1イニングで降板。春の柏原東戦同様まだまだ高い素材だけでまだ投げており投球術がまだまだ未熟。だから追い込んでからわざわざ上記のような球を投げてしまい打たれるのかと思われます。とはいえこの日は先日より力強い球がいっており雰囲気も戻ってきているように見え、それでもやっぱり、今季のエースは彼ではと思われるだけに、復調が待たれるところです。5回から4イニング投げた縄田は1失点に抑えましたが勢い任せに見えコントロール甘く、危なっかしく見えました。9,10と投げて2点差を守りきれなかった藤江ですが、この日もストレートは切れが鋭く、変化球はベース付近から鋭く曲がっており良い球投げてました。打った相手を誉めるべきかと思われます。同点に追い付かれなお二死一二塁で相手は3ランなど4打点で打撃内容も良かった相手一番打者相手に3ー0、ここで捕手石井は膝元にストレートを要求。結果はストレートの四球になりましたがよく要求通り投げたと思います。敗北のピンチをなんとかかんとか免れる大きなポイントになった1球になったかと思われます。2点リードを守るべく最後1イニングマウンドに上がった左腕の高野、この日はイニング限定とあり、先日よりも切れ、力のあるストレート投げており、変化球もベース付近から鋭く曲がってました。この日光ったのが捕手石井のリード。私的にハイライトと感じたリードが藤江のところで触れた同点に追い付かれなお二死一二塁の場面。当たっていた怖い一番打者相手に3ー0、ここで石井は膝元にストレートを要求。3ボールですからぶつけても四球と一緒。だから怖がらず内を突ける。結果四球で満塁とピンチは広がりましたが、この、いわば積極的敬遠策にも見えたリードは次の2番打者との兼ね合いまで3ー0なってから瞬時に判断できたからこそのリードにも見え、真相は分かりませんが殊勲のリード、まさに、勝負を分けたこの1球になったかと思われます。守備はいつもより動きが悪く見えた選手もおり、失点につながったりもしてましたが、遊撃手榎木の守備はいつみても安心感があり、根尾と比べて華やかさでは及ばずも、見る側に与える安心感は勝って見え、堅実さはさらにその前の泉口にも勝っているのではないかと、私的には感じています。

 関大北陽:サイド右腕の松村君1は伸びのあるストレート投げてましたがセットになると球が緩んでしまって見えた点とフィールディングに課題が残ったかと思います。4回から同じくサイドの岩崎君が投げる。こちらもスライダーピッチャーに見えたことが、なかなか鋭い曲がりでした。延長に入り左腕の田中19が投げる。勝ち越しを許しましたがカーブはブレーキが効いてました。守備はこちらも遊撃手の西川君の動きの良さが光りました。

 

✳得点力

大阪偕星:体格のしっかりした選手が多く力強さとしぶとさを感じる打線でした。

大体大浪商:相手投手の、右打者への外のストレートに外のスライダーの切れ、強さに最後まで対応出来ませんでした。打線そのものはまずまずかと思われます。

大阪桐蔭:この日の相手エースも質の高い球投げてましたがあっさり攻略。やはり、今のところなお、得点力の高さは期待できると思います。この日は8番榎木がバッティングでも光るものがあり、延長11回は選球眼の良さが光り、勝ち越しにつながったかと思われます。

関大北陽:バッテリーの8、9がやや弱いかなも上位は力強く巧打タイプもおり、得点力の高さを感じました。

 

※大阪偕星

近畿大会を突破しセンバツへいけるだけの力を感じました。投手も良いですがここまでの戦績を見る限りでは打力のチームかな?次の大阪桐蔭とは4,5点以上を奪い合う展開が予想されるかと、私的には思います。勝つチャンス十分あるかと思われます。

 

※大体大浪商

どちらかと言えば攻撃型のチームという印象を、ここまでの戦績も加味して感じました。ただ、大阪を獲るには投打攻守にもう1ランクレベルアップが必要かと思われます。その可能性はあるかと思われます。

 

※大阪桐蔭

今後もこれまでのような投手起用になるのなら、強敵相手にディフェンスはやや不安が残るかも知れないという不安がさらにこの日前面に出たように思います。長いイニング任せられる投手が現状不在で、本来そうなってくれてるべき中田くん、一年の仲三河君の今後に期待したいですし、同じく一年の左腕藤江君にも今後、その期待感で観たいと思わせる、ここまでの試合の出来に思います。現状このチームは得点力で旗に挑むチームに見えますが、投手陣が現状の状態で打線が封じられたときの対応に不安が残るのが現状かと思われた前回と印象は変わりません。センバツまでたどり着く力はあると思います。中田君、仲三河君、特に中田君が復調すれば鬼に金棒とも思います。

 

※関大北陽

こちらも高い得点力を感じ、特に個々の打撃力の高さを感じました。残念ながらセンバツは絶望的になりましたが、2番手投手の育成に成功すれば、久々の夏の甲子園は十分に狙える戦力になるかと思われます。