み言葉・聖書は1914年以降を終わりの日の対処しにくい危機の時代と呼んでいます(テモテ第二3:1)。皆様方の中にも、今の時代を注意深く観察し、そのことを実感されていらっしゃる方が多いに違いありません。そのような対処しにくい危機の時代に生活する私たちに、永続する満足する生活を送るためにみ言葉・聖書は様々な有益な原則を与えてくれています。例えば「肉の業」(人間の考えに基づく業)を避け、「霊の実」(神エホバから出る教えの実)を培い、生活に適用するように教えています。み言葉・聖書には次のように記されています。
1.肉の業を避ける:「さて、肉の業は明らかです。それは、淫行、汚れ、みだらな行い、偶像礼拝、心霊術の行い、敵意、闘争、ねたみ、激発的な怒り、口論、分裂、分派、そねみ、酔酒、浮かれ騒ぎ、およびこれに類する事柄です。こうした事柄についてわたし(パウロ)はあなた方にあらかじめ警告しましたが、なおまた警告しておきます。そのような事柄を習わしにする者が神の王国を受け継ぐことはありません」(ガラテア5:19~21)。皆様方もご承知の通り、現在の社会は、姦淫・淫行の性の不道徳は広く蔓延しています。加えて、宗教と言う名のもとに偶像崇拝や偶像礼拝も多くの人々の中の生活に浸透し、何の疑問も抱くことなく、行われています。私たちの周りでは、いたるところで上に記された「肉の業」が行われています。これらの「肉の業」を習わしにする者は、神エホバの大いなる日の戦争・ハルマゲドンを通過させて頂くことはない(啓示16:14,16)、つまり神の王国を受け継ぐことはないのです。では、どのような生き方をすれば、神エホバから祝福を得、神の王国を受け継ぐことになり、永続する満足のゆく生活に導かれるのでしょうか。次の霊の実の九つの特質を培い、適用するように教えています。
2.神エホバから出る教えの実・霊の実を培い適用する:「一方、霊の実は、愛、喜び、平和、辛抱強さ、親切、善良、信仰、温和、自制です。このようなものを非とする律法はありません」(ガラテア5:22,23)。霊の実は愛から始まり、愛が基盤です。愛があれば喜び合い、平和を作り出すことができます。愛があれば辛抱強く他の人に接します。愛があれば、親切であり、善良に振る舞うことができます。愛があれば真の信仰に堅く立つことができます。愛があれば、他の人に温和に話し、自制心を働かすことができるのです。霊の実を培い、生活に適用する大群衆は神の王国に導かれます(啓示7:9,14)。日々、み言葉・聖書を学び、その教えを黙想し、霊の実を培い適用する人たちは幸いです(詩編1:2.3)。
雨の中 桜早くも 散りており 今日の一句
ご近所の庭に咲く「チューリップ」