私はエホバの証人の聖書を学ぶ広島大会ホールの大会で、私より2歳年上の先輩兄弟の小学4年生のお孫さんが聖書を学んでいると紹介されました。私はその小学4年生の男の子に、「聖書を学び、どんな言葉が心に残っていますか?」と尋ねてみました。すると、その子供さんは、とてもはきはきした声で「はい!廉直です!僕は廉直な生き方が大好きで!」と、返事されました。それで、私は「廉直な生き方がなぜ大好きですか?」とお聞きしました。その少年は「廉直な生き方はエホバ神が喜ばれるからからです!」と、即答されました。私はこの小学4年生の答えられた言葉とその内容にびっくり致しました。なぜなら、最近は、一般の大人の方でも「廉直」という言葉を使いませんし、まして「廉直な生きたが大好き!」と、言われる方にお目にかかることがないからです。私は小学4年生の少年の右手をしっかり握り「エホバの祝福が沢山ありますように!」と、伝えると「はい!」という返事が返ってきました。み言葉・聖書を幼い時から学ぶ子供と、そうでない子供の違いをはっきり見ることができ、私は大きな喜びに満たされました。
「廉直」とは、「心が清くまっすぐなこと」です。「廉直な者」の祝福の保証に関し、聖書の箴言(しんげん)に次のように記されています。
「邪悪な者は厚顔に振る舞った。しかし廉直な者は自分の道を堅く据える者である」(箴言21:29)。
上の聖句に示されている通り、「廉直な者は自分の道を堅く据える者」と保証されています。なぜでしょうか、廉直な歩みをする人は、どのような場合もみ言葉・聖書の教えを守り神エホバに依り頼む生き方をするために、神エホバご自身が歩む道筋を真っ直ぐにしてくださるからです(箴言3:1~6)。神エホバの真理の言葉はだれも覆すことができない強固な真の土台なのです(ヘブライ11:10)。イエス・キリストは有名な山上の垂訓の締めくくりの教えの中で、み言葉を聞いて守り行なう「思慮深い人」は「岩塊の上に家を建てた人」に例えられました(マタイ7:24,25)。この聖句の「岩塊」は文字通り崩れることのない強固な真の土台の「神の王国」を指し示しています。あなたも廉直な歩みされる方のお一人であれば幸いです。
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パン食に いちじく並ぶ 朝の卓 今日の一句

道辺に咲いている「カンナ」