神エホバは愛、公正(義)、知恵、力と命の源であられ、真の平和を希求されている愛の神です。ですから愛のある人は神エホバを知ることができます(ヨハネ第一4:8)。その神エホバは、ご自分の預言者イザヤを通して、著しい物事の進展を次のように告げました。
「その日、エジプトからアッシリアへの街道が整えられる。アッシリア人がエジプトに入り、エジプト人がアッシリアに入る。エジプトはアッシリアと共に神(エホバ)に仕える。その日、イスラエルはエジプトとアッシリアと共になり、世界の中で祝福となる。(天使の)大軍を率いるエホバが彼らを祝福し、こう言うからである。「私(エホバ)の民であるエジプト、私の手で造ったアッシリア、私の財産であるイスラエルは祝福される」(イザヤ19:23~25)。そうです、エジプトとアッシリアとイスラエルが友好関係を持つ日が来て、平和が回復されるのです。どのようにでしょうか。
過去において神エホバは、ご自分の民を諸国民から救出する時、民のために、いわばいわば自由への道を備えてこられました(イザヤ11:16;35:8~10;49:11~13.エレミヤ31:21)。この預言が限定的に成就したのは、イラクのバビロンが敗北した後、バビロンだけでなくアッシリアやエジプトからも流刑者が約束の地・エルサレムに戻された時のことでした(イザヤ11:11)。では、現代においてはどうでしょうか。
今日、神エホバから特別な任務を受けたクリスチャンたち(油注がれたクリスチャンたち)の霊的イスラエルの残りの者・神の王国の王イエスに任命された忠実で思慮深い奴隷は「世界の中で祝福」となっています(イザヤ19:24.マタイ24:45)。それら、忠実で思慮深い奴隷のクリスチャンたちは、ほかの羊のクリスチャンたちと共に真の崇拝を促進し、全ての国の人々に神の王国の良い便りの真理を宣明しています(マタイ24:14;28:19,20)。それらの国の幾つかは、当時のアッシリアのように軍国主義に凝り固まっています。他の国々はもっと自由主義で、一時期ダニエルの預言の「南の王」あったエジプトのようだと言えるかもしれません(ダニエル11:5,8)。そうした軍国主義的な国々も、もっと自由主義的な国々の何百万もの人々が、真理を学び真の崇拝の道を歩むようになりました。そのようにして、あらゆる国から来た人々の大群衆が一致して「共に神(エホバ)に仕えて」います(イザヤ19:23.啓示7:9)。その人々の間には真の自由と平和があります(ヨハネ8:32.マタイ5:9)。イエスの教えられた通り「互いに愛し合って」います((ヨハネ13:34)。まさにイザヤの預言に記されていた通り、「アッシリア人がエジプトに入り、エジプト人がアッシリアに入る」状態が成就しているのです。「あらゆる人を敬い、信仰で結ばれた兄弟たち全員を愛し」ているのです(ペテロ第一2:17)。
あなたも、神エホバのご意志を学び、互いを愛する人々のお一人であれば幸いです。
平成と 令和を繋ぎ 初夏となる 今日の一句
小雨の中の珍しい「黄色のツツジ」
- 小雨の中で散りかけていました -