神エホバは、ご自分の預言者イザヤを通し、当時のイスラエル人は有害なことを考え、悪を行い、無実の人を殺そうとするので破滅と不幸があることを告げられました(イザヤ59:7)。
イザヤが神エホバの霊感を受けて書き記した言葉から連想されるのは、20世紀にクリスチャンと唱えながら第二次世界大戦に加担し、無実の人々の地を流した記録です。そうした人々に、嘆かわしいまでにキリスト教と称して誤り伝え行ったことの責任を神エホバは間もなく問われます(啓示18章~19章)。イザヤの時代のイスラエル人のように、多くのクリスチャンと称する団体及び多くの宗教団体は血の罪を負い、道徳的にも歪んだ道を歩み続け、真のクリスチャンを迫害して来ました。彼らは平和について語りながら、同じ人間に不公正な行いや人種差別や性による差別をして来ました。神エホバは人間を男性も女性もご自分に似た者に創造してくださっているのです(創世記1:27)。
神エホバは当時のイスラエル人は真の平和を実現できない理由を次のようにイザヤを通し、明言されました。
「彼ら(イスラエル人)は平和の道を知らず、彼らが進む道には公正はない。彼らは自分の道を曲げる。その道を歩む者は平和を知ることがない」(イザヤ59:8)。
上の聖句に記されている通り、当時のイスラエル人は、神エホバの教えから遠く離れ、「平和の道を知らず」、イスラエル人の言動には「公正はない」状態だったのです。ですから、真の平和は実現できない状態に陥っていました。
今日においても「平和」は、神エホバの聖なる力が生み出す、重要な霊の実の一つですから、平和を作り出すには、神エホバの教えを学び守り行なう必要があります。
イザヤは次に何を行うでしょうか。次回に引き続きお伝え致します。
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