皆様方は畏怖の念を抱く宇宙と美しい惑星・地球は偶然に生じたとお考えますか、それとも理知ある創造者の業とお考えでしょうか。後者のお考えの方は幸いな方です。宇宙は法則により、また地球上で観測できる様々な法則を考えると、理知ある設計者が存在しなければ偶然に生じない、ということが分ります。ビッグバンが発表される前から、聖書の創世記1章1節に、「初めに神(エホバ)は天と地を創造された」と、記しています。宇宙を始動された、つまり始まりを生じさせたのは神エホバであることが分ります。しかも、神エホバの創造の業は法則に導かれ、爆発現象のように無秩序ではありません。更に神エホバは、宇宙と地球は秩序正しく人が住むために創造したと、明言されています(ィザヤ45:18)。
あなたは、寒い夜、火の傍に立ったことがありますか。きっと、燃える炎から程よいところに手をかざし、火の暖かさを心地よく感じられたことでしょう。近づきすぎると我慢できなくなるほど熱くなり、後ろに下がりすぎると冷たい夜気が身にしみます。
昼の間、私たちの肌を暖めてくれる「火」があります。その「火」は、1憶5,000万キロものかなたで燃えています。それは、太陽です。それほど遠くにあるのに、その熱が程よい暖かさに感じられるのですから、太陽はとてつもなく強力な燃焼に違いありません。一方、地球は、この太陽の巨大な熱核反応から丁度良い距離のほぼ円軌道上を回っています。太陽に近づきすぎると地球上の水は蒸発してしまい、離れすぎるとすべて凍結してしまうでしょう。ですから、地球は太陽の周りをほぼ円軌道で周回するように設計されています。もし、楕円軌道で太陽の周りを周回すれば、地球上には生命の存在しない場所になってしまいます。地球は太陽から程よい位置に存在し、ほぼ円軌道で周回することによって、太陽からの光熱は、地球上の生命の維持に不可欠となっています。しかも、太陽からの光熱はクリーンで、効率がよく、その上、とても気持ちのよいものです(伝道の書11:7)。
ところが、多くの人々は、自分の命が太陽に依存しているのに、太陽の存在を当然のもののように考えていて、なお、その創造者の存在のことを考えません。そのため、備えられている太陽から大切な点を学び損なっています。聖書は神エホバについて、「あなたは光体を、太陽を備えられました」と、記しています(詩編74:16.創世記1:14~19)。そうです、太陽は、「天(宇宙)と地(地球)の造り主」である神エホバの誉れとなるものです(詩編19:1;146:6)。太陽も神エホバのものなのです(マタイ5:45)。太陽の他にも、計り知れないエホバの創造する力を示す天体は無数にあります。では、その幾つかを詳しく調べ、その後、地球と地上に栄える生命とに注意を向け、神エホバの力の用い方を学んでくだされば幸いです。
次回は、「あなたの目を高く上げて見よ」と、いう内容でお伝え致します。引き属きお読み下されば幸いです。
田植機の 働き終えし 水洗い 今日の一句
市役所の受付の「生け花とこけし」