偉大な創造者エホバ神は、人間の福祉を考慮し、医学の知識のなかった当時、モーセにハンセン病(ライ病)の診断方法を細かく教えておられます。引き続き神エホバはモーセに皮膚の白い斑点や頭皮や額に赤みがかった白いただれが出たできる場合のハンセン病の診断方法を次のように教えられました。
「男性また女性の皮膚に白い斑点ができる場合、祭司はその人を診る。皮膚の斑点が薄い白色であれば、それは皮膚に生じる害のない斑点である。その人は清い。
男性の髪の毛が抜けてはげてくる場合、その人は清い。頭の前の方の毛が抜けてはげてくる場合、その人は清い。しかし、はげた頭皮や額に赤みがかった白いただれが出来る場合、それは頭皮や額に生じる重い皮膚病(ハンセン病)である。祭司はその人を診る。もし頭頂部や額のはげに赤みがかった白い腫れ物ができて、これまでに述べてきた重い皮膚病の症状に似ていれば、その人は重い皮膚病(ハンセン病)である。その人は汚れている(ハンセン病にかかっている)。祭司はその人のことを汚れていると宣言すべきである。頭に生じた病気のためである。こうした重い皮膚病(ハンセン病)の人は、自分の衣服を裂き、頭を整えずにいるべきである。そして、口ひげを覆って、「汚れている、汚れている!」と叫ぶべきである。その人はその病気の間ずっと汚れている。それで、他の人から離れて生活すべきであり、宿営の外に住む」(レビ記13:38~46)。
上の聖句に記されている通り、皮膚に白い斑点が出来た場合でも、薄い白色であれば、ハンセン病ではないことを教えています。さらに頭皮や額に赤みがかった白いただればある場合は、祭司に診断させ、重い皮膚病・ハンセン病であることを宣言し、他の人から離れて住むように指示しています。神エホバは事例を細かく上げて、モーセに指示し、適切な診断と処置ができるように備えさせました。このようにモーセは祭司と医者の役目を果たしました。
続いて服にカビが生じた場合の診断方法と対処方法が記されていますので、次回にお伝え致します。
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