モーセとイスラエルの子らは、紅海の海底の乾いた陸地を進み、エホバに依って安全に救われた時、エホバに向かって歌を歌い、エホバに栄光と賛美を帰しました。次のようにエホバへの賛美の歌が記されています。
「エホバよ、神々の中にだれかあなたに
並ぶ者がいるでしょうか。
神聖さにおいて強大なことを示される
あなたに並ぶ者がいるでしょうか。
賛美の歌をもって恐れかしこむべき方、
驚くべきことを行われる方。
あなたが右の手を差し伸べると、海は彼らを呑み込んでいった。
あなたはご自分をご自分が取り戻した民を
愛ある親切をもって導かれた。
あなた方をもって彼らをご自分の聖なる住まいに必ず導いて行かれる。
もろもろの民は必ず聞いて動揺する。
産みの苦しみがフィリステアに住む者たちを必ずとらえる。
その時エドムの首長たちはまさしくかき乱される。
モアブの君主たちは、おののきがこれをとらえる。
カナンに住む者たちは皆まさに打ち沈む。
非常な恐れとおじけとが彼らを襲う。
あなた(エホバ)のみ腕の偉大さゆえに
彼らは石のように動かなくなる。
エホバよ、あなたの民が通り過ぎるまで、
あなたの生み出された民が通り過ぎるまでは。
あなたは彼らを携えて行って、
ご自分の相続地の山に植えられる。
エホバよ、ご自分が住むためにご自身で整えられた定めの場所に。
エホバよ、あなたのみ手が定めた聖なる所の中に。
エホバは定めなく、まさに永久に王として支配される。
ファラオの馬がその戦車や騎兵と共に海の中に入ったとき、
その時エホバは海の水を彼らの上に引き戻させた。
しかしイスラエルの子らは海の中の乾いた陸地を歩いた。
そしてアロンの姉である女預言者ミリアムはその手にタンバリンを取り、またすべての女たちもタンバリンを取って踊りながら彼女と共に出て行った。そしてミリアムは男たちにこたえてこう歌いつづけた。
「エホバに向かって歌え。神はまことに高められたから。
馬とその乗り手を海の中に投げ込まれた」(出エジプト記15:11~21)。
上記の聖句は、モーセとイスラエルの子らがまことの神エホバにまさしく信仰を置いた証しの歌となっています。またその喜ばしい信仰の歌に呼応して女たちはタンバリンを取って歌い、踊った様子が記されています。エホバへの賛美の歌の始まりが記されています。
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