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城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

三角点踏査 点名「小山」

2019-03-25 20:40:07 | 山登り
 私が所属する大垣山岳協会は今年創立60周年を迎える。これを記念する事業として、美濃地方各地にある三等三角点以上の三角点約700地点を踏査することになった。2年前から全ての会員によりその踏査は行われている。三角点はその名の通り三角測量に使われたもので、山頂にその標柱があるほか、平地の草むら、変わったところではゴルフ場の中、校舎の屋上にあるものもある。私の家の近くだと、タンポ(1065.75m 点名「月夜谷山」)が一等三角点、標柱は18cm角。二等は城ヶ峰(351.58m、点名「深坂」)で、15cm角となっている。
 今年私が担当するのは、五蛇池山、大井(ツルベ山)、間戸山の3点で既に間戸山は済ませた。自分の担当する三角点以外にも誘われれば一緒に登ることも多い。一人で行くのはしんどいので、お互いに誘い合って、自分の担当の踏査をする。今日の小山は、後藤さんの担当であるが、参加することにした。

 今週は何も予定がなかったので、池田山の大津谷ルートにトレーニングで行くつもりであった。前日金曜日畑にいたら後藤さんからラインが入った。土曜日三角点踏査で小山か、日曜日藤原岳に行かないかの誘い。家に帰ってから、小山(852.4m)の位置を確認した。雷倉の南、小津のから北東に延びる尾根の先にその三角点はあった。しかも、地形図上には点線が山頂付近まで延びている。早朝家の用事があったので、ここなら参加できそうということでOKの連絡をした。
 清水さん、後藤さんと揖斐川町立図書館前で合流し、現地に向かった。今日は少し雲が大目の天気で冷たい風が吹いている。蒲鉾型の体育館前に車を停め、歩き始めた。小津は小規模はだが、意外に活気があるように感じた。月尾谷の方に少し進み、すぐに民家の間の階段を登る。

 正面の山を登る

 月尾谷方面
薄暗い植林の急な道を登ると掘り割りのような道に出会う。植林帯の中には竹林が侵入してきている。
 急な植林帯を登り切ると少し傾斜は緩くなるとともに広葉樹が主体となり、明るくなってくる。500m付近からは小津権現と花房が見えてくるが、雪はほとんど見えない。掘り割りの道は落ち葉がたまっていたり、倒木があったりで必ずしも歩きやすくはない。また平坦な道になると消える。

 掘り割り状の道

 山頂を望む
このため要所要所には赤布を付けておく。出発から2時間で林道に達した。通称「広場」というらしい。展望も素晴らしいので、ここを昼食場所ということにし、山頂に急ぐ。

 林道に出る 通称「広場」 正面の山が山頂

 小津権現山

 今週の雪で白くなった伊吹山

 林道を右に約500m進むとちょうど林道の交差点のような所がある。山頂から東に延びる尾根がここで林道と交わる点だ。ここから西に緩やかな尾根を登っていく。ヤブと思っていたルートはきれいに刈り払われていた。すぐに三角点の標柱を見つけることができた。三角点の写真を撮り、広場まで戻った。

少し遅れていた清水さんはここで昼寝をしていた。お昼を食べながら、清水さんや後藤さんから聞く奥美濃の山の話は尽きない。ここから林道を利用してタンポに登ったときは、雪が多くてラッセルに苦労した。このためにスノーシューを買ったが、役立たず、ワカンと交換した女性の話などなど。
 昼食を済ませ、下りにかかる。清水さんが唯一の注意すべき地点と言っていた650m付近、小さな派生尾根がある。間違えないためには、ここを右寄りに下らなければいけない所だが、やはり間違えた。すぐに気がつき、戻った。この後、私の担当は、五蛇池山と大井(ツルベ)となっている。

コースタイム 蒲鉾型体育館8:55→林道出合「広場」10:53→小山山頂11:27→広場11:45~12:45→体育館14:10


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