城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

軽井沢野鳥の森ガイド付きツアー 24.10.10

2024-10-10 19:40:44 | 地域のこと他
 ガイド付きの自然観察ツアーを7月の乗鞍五色ヶ原に続いて、10月7日に軽井沢野鳥の森で経験した。前回は植物の話が多かったが、今回はそれに加えて動物の話が多かった。時間は2時間と短かったが、歩くだけなら見過ごしてしまうような自然の姿を教えてもらうことができ、充実した時間であった。

 
  この付近一帯が浅間鳥獣保護区で今回訪れたのは地図の右端の軽井沢野鳥の森

 ツアーで渡されたフィールドノート 双眼鏡も渡されたが野鳥観察がなく、あまり出番なし
 
 書き込みはガイドの説明
 出発はピッキオ(事務所)でケラ池に面する 冬はスケートリンクとなる

 池の周りを歩いて行くとすぐにガイドが小さな虫を捕獲し、見せてくれた(昆虫採取の時の採取容器に入れた)

 ザトウ虫 蜘蛛でない 座頭市でおなじみのザトウ=盲目
 この虫は長い触角で餌をとる

 続いて、捕虫網を取りだして、小さな蝶を捕獲
 
 イカリモモンガ 羽を閉じているとわかりにくいが、錨の模様がある
 蛾と蝶の違い 結論から言うと一応の区別はあるものの、絶対的な違いはないみたい(行動や見た目だけで区物するのは難しい)

 獣道があったので、タブレットを取りだして赤外線カメラによる夜間の映像を見せてくれる
  色々な動物が通過していく 鹿、狸、狐、猪、熊
  (城台山でカメラを設置すればほとんど観察できる)

 道の脇に小さな穴が開いている そこでガイドさんからクイズ三択問題 ①モグラ②赤ネズミ③ヘビ

 小さな茶色のトカゲを捕らえる ニホンカナヘビだそうだ

 ドングリ池に達し、糸トンボを発見

 見えるかな? このトンボは冬を越すことができない

 広場
 最後はサクランボの木(通常の剪定した低木ではなく、高木)、木肌に無数の爪の跡が残る
 サクランボの実のなる頃、熊はこの木に登る
 映像で熊の糞を見せてくれる ほとんどがサクランボの種

 そこでフィールドノートの裏側に熊の食べる(食べない)ものがリストになっている

 熊は季節に合わせて植物の葉、実、生き物などを食べる
 最初のトチ アクが強くて食べない
 イワナ   ヒグマと違い食べない(簡単に捕獲できれば食べるであろう)
 クリ、ヤマブドウ、アメイロケアリは食べる
 ヤマアカガエル すばしこくて捕まえれない
 マムシグサ 食べる 人間が食べると毒 年に何人かトウモロコシと間違えて食べる人がいるそうな

 道のそばにあった これをトウモロコシと間違えるだろうか
 
 ニホンジカ さてこの問題は当ブログ(23年11月9日「門入小屋じまい&熊は肉食?」)でとりあげた
       答えは死んだ鹿や弱った鹿を食べるとのこと
 ミズキ、ミズナラの実 食べる

 これ以外にもあったが、長くなるので省略
肝心なことを書き忘れた 野鳥の森なのに野鳥のことが全く書かれていない 二度ほど野鳥は見たが
 秋は野鳥観察には不向きの季節 最適なのは春又は冬
 春は恋の季節で野鳥はしきりに鳴く(秋は鳴かない)
 落葉樹の葉が出る前で良く見える
 冬は集団(違う種がかたまっている)を見ることができる(ただし、氷点下) 
 
 軽井沢必見の場所

 内村鑑三石の教会 日曜日で結婚式が多く、三度目でやっと教会内部に入ることができた

 高原の教会 ここは外のみ

 星野リゾート周辺を歩いたが、大変な賑わい
 犬を連れた客がレストランや宿泊場所に大勢いる(犬嫌いの奥さんは困惑気味)

 穴の主は赤ネズミ 夜行性のためガイドさんも見たことがないとのこと
 



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