城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

絶望のザゼンソウ 25.2.28

2025-02-28 18:42:14 | 山登り
 このブログで取り上げた山野草、例えばクマガイソウ、ザゼンソウ、セツブンソウ、ミノバイコモは自然に作られた微妙な環境の中で花を咲かす

 これら山野草を園芸ショップなどで購入しても、長期にわたり育てることは極めて難しい(人間が作ってきたバラなどとは違う)

 山野草のいくつかが我が家のご近所(谷汲)にあることを知ったのは、たった一年前だった
  ※24.2.16「春の兆し・山野草」以下3つのブログ参照

 今年は雪が多く、開花が遅れている。先週ザゼンソウとセツブンソウを谷汲の現地に見に行ったOさん、Kさんから結果を聞いた。ザゼンソウ3株うち咲いていたのが1株、セツブンソウは発見できずとのこと。


 この報告を受け、今日見に出かけた。

 まずはザゼンソウ

 防獣柵の入り口ゲートが大きく開かれていた。そして作ったばかりと思われる林道が伸びていた。現地に着くと、昨年3回見に来た場所には重機があり、林道工事をしていた。工事関係者が私に気づき、少し話をした。ここにはザゼンソウがあると私、彼はこの先だと聞いていると言い、その場所に案内してくれた。しかし、彼が示す斜面には谷水は流れていないので違うと私は言った。ザゼンソウは清水が湧き出ているようなところに生息している。林道は現地の右側斜面の木を伐採し、運び出すために今週初めから工事にかかったそうだ。
 
  工事関係者と重機
林道を作れば、そこからの土砂や濁り水が流れ、ザゼンソウは絶滅するのは確実。この山は民地であれば止める手段はない。がっかりして、セツブンソウの生息場所に向かった。

 
 この落葉樹の周りに一年前はたくさん咲いていたが、雪が残っている
 なかなか見つからない
 やっと見つけた。まずスマホで二枚
 



 全部で花が咲いているのが10株ほど。足元には開きかけているのもある。マクロレンズ(100mm)を取り出す。




 ザゼンソウのショックから少し立ち直った

 次は谷汲道の駅の裏手(公園内)の斜面、お目当てはセリバオウレン。

 目をさらにして探したが、これはハズレ。昨年は2月23日に一杯咲いていたが、かなり遅れている。

 まだ少し雪が残る


 約2時間の山野草探索だった

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野菜づくり・作業の本格化 25.2.27

2025-02-27 19:01:34 | 野菜作り
 前週の寒さがやっと去り、すこしづづ少しづつ暖かくなってきた

 そうなると野菜作りの作業が始まる

 まずはジャガイモの植え付け
 種いもを切り、陽に当てる(切り口の消毒、すぐに植えたいのなら切り口に灰をかける)

 上が「とうや」、下が「男爵」
 ジャガイモは品種によって持ちが違う(とうやは比較的長いとネット情報)
 場はできているので、来週あたり植え付けする


 昨年の11月にポット蒔きし、苗で植え付けた
 まだ、つるが伸びていないが、これから急激に伸びるので、手を作っておく
 ※かつて黒マルチを張った後に苗を植え付けていた(成長は抜群に良い)が、モグラがマルチの下で活動し、大きくなった苗が枯れてしまっていた。
 やがて花が咲きだすと追肥を行う。4月下旬頃からなりだす

 玉ねぎの状況

 1月に追肥した 本には3月にも追肥とあるが、大きくなりすぎるのでおじさんは追肥しない
 中晩生200本、赤玉ねぎ(中生)50本 
 6月下旬ころ収穫予定

 菜花の状況

 やや遅れている

〇今後の予定
 八朔 3月上旬 油粕を施肥
         剪定
 ニンジン 3月中旬〜下旬種まき

 里芋  4月上旬種いも植え付け

 枝豆(早生)  4月下旬ポットまき

 スイカ 今年は中玉スイカ(寅太郎)の種まきに挑戦

 夏野菜の苗を買ってくる
   

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深雪の湧谷山(断念!) 25.2.25

2025-02-25 16:51:39 | 山登り
 旧坂内村にある湧谷山(I079.6m)を22日(土曜日)か25日(火曜日)に登ることになった

 22日は朝から雪で中止、2時間ばかりで20cmの積雪となった。その後も少しではあるが雪が降った。

 25日は予報通りの好天気で文句なく、実施決定となったが、心配は雪が多すぎるのではないかということ

 揖斐の街からトンネルをいくつも通過すると坂内の雪の多さにある程度予想はしていたものの驚く

 今日の計画は、川上地区から西に伸びる尾根を登る計画であった
  ※今日のコースは22年3月21日に登っている
   興味のある方は、同日付け当ブログ「思い出深い湧谷山に登る」を参照

 結論から言えば、約4時間、深い雪の中で苦闘?し、970m地点で引き返すことになった

 メンバーは70代の男性3人、女性3人、この深い雪では山頂に達することは難しいと再認識した

 以下写真で奮闘ぶりと絶景を紹介する

 
  7:45神社前 ここは除雪してあり、駐車できる


  7:54ホハレ峠に通ずる林道との間で1m以上の段差がある 平屋の小屋の軒先近くまで雪がある


  8.12林道の上にかつて田があった その上の林の中を登る
  ふと下を見るとトレースがあったので期待したが、それはイノシシのトレースであった


  9:42リーダーのラッセル ときについていくことができない


  10:03 左に山頂方面を望む 


  10:46 登るにつれ雪は深くなるばかり
  
 ラッセルおじさんの場合 スノーシューを履いている(これくらい雪が深いとワカンより有利)が雪が深いので、少し傾斜があると、体重移動がうまくできない。リーダーを見ていると、すばやい体重移動のせいか、スリップが少ないので速いのだと思った


 11:06休憩 まだ800m地点
 山頂までは届かないと思われた


 11:45 湧谷山から続く稜線上に蕎麦粒山が顔をのぞかせている


 11:48 湧谷山を望む


 11:51 この斜面(左は雪庇が出ている、右も急傾斜)を登ると北東の方角に進む方向が変わる (リーダー提供)
 
 
 11:51 烏帽子

 ここから山頂までまだ少なくとも1時間半〜2時間を要すると思われたので、ここから引き返すことに決定


 ここで昼食


 12:34 右に烏帽子 左に高丸


 帰りによった坂内道の駅から湧谷山を望む(東側から) 見えているほとんどが丁子山で右の肩に見えているのが湧谷山

 コースタイム 夜叉神神社7:44→引き返し(970m付近)11:51〜12:30→神社14:14

 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

賑わう小津権現山 25.2.15

2025-02-15 17:22:26 | 山登り
 12日の「大茂山」のブログで雪の小津権現山に登りたいと書いた

 まさにそれに応えるかのような計画に誘われた

 2月16日(日曜日)藤橋道の駅から小津権現山に登る計画だった

 横山ダム付近から冬に約12時間かけて登ったNさんの報告書がすぐに頭に浮かんだ。地形図で見ると標高差が約1000m、片道約5km、かなりきついコースだ

 最終的に日曜日の天気が悪いので、土曜日に前倒しされた。

 こんなチャンスは二度とない。登れるか自信がなかったが、参加を決めた

 当日は絶好の登山日和となった


 当日7時前に藤橋道の駅に行ったら、登山者らしき大勢の人がいた。今回のリーダーのOさんによると、徳山ダムから先の通行止め、そして駐車地が雪で埋まり、駐車できないからではないかとのこと。中には顔見知りもいた。

 以下は写真で説明


 7:05 藤橋道の駅を出発

 ジグザグの遊歩道?を歩く。雪面は固いといころとそうでないところ半々

 植林がされた尾根の道、かなりの急登だが、踏み跡が続いている。幸いにこの時間雪は固い。

 1時間半かけて登りきると横山ダム付近からの道(地形図に点線がある)と合流する

 ここからは比較的傾斜が緩くなる


 8:43 山頂方面望む


 8:53 横山ダム関連アンテナと管理施設


 10:08 右のほうから高屋山からの稜線が見えてくる


 10:08 続々と登山者が登っていく


 10:17 山頂?が見えてくる

 この後小ピークが続く(最後かと思うとまだ先がある)

 今度こそ最後(下りの登山者が教えてくれた)のピークを越えたが、まだ山頂は見えてこない

 11時40分やっと山頂に着く

 山頂 小社は雪に埋まっている


 山頂は賑わっている
 

白山の眺めは素晴らしい
 

 能郷白山と白山


 奥揖斐の秀峰 やや左寄りの蕎麦粒山(そむぎ)

 15分で昼食を済ませ、下山開始。約2時間半で道の駅に到着、約7時間半頑張った。

 コースタイム 道の駅7:05→山頂11:40〜12:00→道の駅14:30



 後記 登山者が多く、後から出発した登山者に次々と抜かれた。若い登山者は仕方がないと思うが、おじさんと同年配だと思われる人たちにも抜かれた。登山を若い時から続けている人たちはやはり強いことを再認識した(そういう人たちは例えば木製のワカンを持っていたり、ピッケルを持参している、あるいはストックを使わない)。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の大茂山 25.2.12

2025-02-12 14:54:36 | 山登り
 最強寒波の影響で久しぶりに揖斐川周辺ではたくさんの雪が降った

 除雪車が走り回り、国道ばかりでなく、生活道路もすみやかに除雪がされた

 久しぶりの雪に3月までは雪山を満喫できるだろうと喜んでいたら、少し考えが甘かった

 具体的には今日、12日藤波谷から小津権現山に登るつもりであったのだが、山とものEさんによれば、もともとの積雪と除雪した雪のため駐車スペースがないとのことであった

 藤波谷登山口付近 2月10日Eさん撮影

 福井県への通行止め案内 徳山ダム以遠通行不可 同様

 ※小津地区の神社付近から登ることもできるのだが、その場合、途中の高屋山(過去にここまで4時間かかった)までしか我々の体力では行けないとわかっているので、藤波谷からならひょっとしたら行けるかもと思った次第

 小津権現山の代わりに選んだのは、本巣外山地区の大茂山(452.7m)であったが、雪の量は結構多かった

 参加者は5名、問題はどこに駐車するかだった。幸い大茂山にあがる林道の入り口は通行止めになっており、スペースがあった

 そこから外山小学校の裏手にある登山口まで少し固くなった雪の上を歩いた

 7:45 登山口

 しばらくツボ足で歩き、靴が沈む度合いが大きくなってきたので、それぞれスノーシューやワカンを履いた

 8:06手前スノーシュー(おじさん)と奥ワカン


 8:40最初の鉄塔


 9:02休憩 鉄塔の奥に見えるのは大茂山山頂


 9:19 分岐 左に行くと「三角点410.2m」

 ここからは林道に並行して登山道がつけられている


 やがて大茂山のアンテナが見えてくると山頂は近い


 10:27 山頂の東屋 ここで昼食


 10:28 山頂


 東屋から中央アルプスと恵那山


 恵那山アップ

 昼食後、私たちは来た道を戻らずに、大茂山からほぼ西に伸びるルート(来た道よりかなり距離は短くて、おじさんは未経験、赤符がところどころに付いている)を降りた

 雪の状態も良く、快適な下りであった。2回林道を横切る


 11:26 林道
 

 11:27伊吹山が見える


 11:27小津権現山

 180mの地点から下はかなり急で雪も少なく岩が出ている 

 降りてきたところは忠魂碑のあるところだった。下りの時間は約1時間


 コースタイム 駐車地7:37→登山口7:45→大茂山10:23〜11:03→駐車地12:07


 地形図 時計回りの周回コース
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする