城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

山登りのトレーニング 19.3.16

2019-03-16 19:49:08 | 山登り
 山に登るためには体力が必要である。若い頃ならいざしらず、古希近くとなれば何もしなければ体力はどんどん落ちてくる。毎週山に登ればそれに越したことはないが、なかなか山に行けないときは、家の近くの所要時間3~4時間で気軽に出かけられる山に出かけることになる

 私にとって、池田山そして大野アルプス、少し遠いが貝月山がそうした山である。これらの山に登るときは、少し早めのピッチで登るようにしている。池田山なら大津谷ルートで山頂まで2時間、大野アルプスなら公園から大谷山、滝谷山を経て雁又山まで1時間半以内が目標である。池田山の大津谷ルートは今年まだ登っていないので、後日紹介することにして、今日は大野アルプスを紹介したい。今年、1月26日(土)は一人で、3月5日(火)は三人で登った。

 大野アルプスの紹介をしよう。下の写真は大野アルプスで、左から大谷山(356m)、真ん中が滝谷山(398m)、右端が雁又山(430m)である。コースもいろいろある。週日でも結構登山者に会うことから常連が多いのだろう。トレランをしている人もいる、突然後から迫ってくるので、心臓に悪い。この山の特徴はよく整備された明るい尾根道(稜線)にある。また、標高のわりにはアップダウンが多く、トレーニングには最適だ。

 大野アルプス全容

 私は、公園から花立峠を経て、大谷山、滝谷山、雁又山に登る尾根道・稜線がいろいろあるコースの中では一番好きだ。峠までの道は少し暗いが晩秋から早春にかけては葉がない分明るくなっている。途中に岩が多い箇所があり、岩登りの練習に使われると聞いた。 

 登り口 自分の影が映っているのに気づかなかった

 本格的な登りは峠から始まる。何回来てもしんどいと思う箇所が大谷山の登りで2箇所、滝谷山の登りで1箇所ある。大谷山の山頂には展望台が設けられている。1月に登った時の帰り道、ここで我が会の新人Tさんに出会った。大谷山と滝谷山との標高差はわずか40m、しかしアップダウンが結構ある。出発から滝谷山まで1時間10分以内であれば、目標の1時間半は達成できる可能性が大となる。滝谷山から一旦下り、御岳展望台(過去一度も見えたことはない)に登り、再度下りまた登る。意外と時間がかかる。山頂が見えてくると心の中で思わず「やった」と叫んでしまう(実に単純極まりないとは思うが)。


 雁又山山頂 ここでお茶と菓子をいただく

 3月5日は雁又山から公園に向かって直接下った。初めて経験するコースだった。尾根道とは打って変わって急な下り。最後は林道から車道を歩き、公園に到着。時間がないときは致し方ないが、二度とは来たくない。私は尾根道が一番良いと思う。



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シラサギ対策 19.3.12

2019-03-12 19:30:40 | 地域のこと他
 使用する農薬の減によるのかわからないが、水田あるいは池等においてシラサギ(これは通称のようでこの名のサギはいない)を見かけるようになった。田園の中で見るこうした風景は悪くはない。しかし、シラサギによる糞害、騒音の訴えも意外と多い。

 揖斐川町岡島橋そばの小山にシラサギが集団営巣し、長い間問題となっていた。最終的に巣となる樹を切り倒すなどして、その駆除を図った。この後、巣を失ったシラサギの一部が営巣地を求めて我が地区にも飛来するようになった。隣の地区ではその定着を防止するため、花火が何度も使われた。ついに昨年は三輪神社の社務所のそばの松の木(15m程度の高さ)に巣をかけ、抱卵、雛が育ち、ここからその雛たちが巣立っていった。その時期、社務所に出入りする人たちは上からの有難くない落下物に注意しなければならなくなった。巣立ち後、その巣は取り払われた。(巣に気づいたのが遅く、既に抱卵している状態だった。殺生は禁じられた場所だったため巣立ちを待った。)

 この時期、シラサギは営巣地を求めて探し回るらしい。一旦、営巣地が決まるとあとは何をしてもムダのようだ。花火などで脅しても効果はない。卵を取り除いても、再び生むらしい。唯一有効なのは営巣地が決まる前に追い払うという方法。

 私は、城台山に登るため毎日この前を通る。既に3回ほど昨年営巣した松の木にシラサギがいるのを見ている。

 松の一番上のYの字の真ん中にシラサギがいる

 追い払うための花火 役場の農林課から支給される 猿の追い払いにも使用する

その旨宮司さんには話した。これから花火作戦が始まるのかわからない。また、シラサギの心もわからないので既に決まっているのかもしれない。シラサギはなぜ民家のすぐそばに営巣するのだろうか。猛禽類の襲撃を恐れてのことだろうか。
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今シーズン最高の展望に恵まれた貝月山 19.3.9

2019-03-09 21:25:08 | 山登り
我が会の女性陣は時にはそれとなく、時にははっきりと男どもに山の誘いをかけてくる。これに弱いのが我が会の男性陣でなんとかしなければと思ってしまう。会の公式行事は、毎週あるわけもないので、山に行きたくてたまらない女性には少しものたらないという理由からだと思う。行き先を特定せずに誘ってくる人もいるので、男性陣の方でその人に適した山選びに少し悩む。だけど、こうした山登りばかり続けているといつまでたっても経験は積むことができない。たまには、一人あるいは親しい人を誘って、自ら山行を計画し、実行することが大切だと思う。

 前置きが長くなってしまった。(これだけでこの記事を読まなくなる読者もいるかもしれない)今日の貝月山(1234m、揖斐川町日坂)は、ある女性からの誘いと腰を痛めたE氏との絡みの中で編集者の提案で決まった。3月の貝月山は普通なら貝月ゲレンデにも雪があるが、今年は暖冬だから林道の終点の避難小屋まで行けるかもしれない。そうなれば簡単に山頂に立つことができ、初心者+腰痛め者も参加できると考えた。

 昨夜から今朝の冷え込みは冬に戻ったようで林道のぬれたところは凍結している。林道終点にあと少しのところまで登ってきたが、かなり堅い雪が前方にあったのでここで車を停めた。

雲一つない青空で林道終点からの展望は素晴らしく、山頂で最高の展望が期待できることを確信した。この登山道は幅も広く、なだらかでしかも植林帯が少ないこともあって、どの時期に来ても楽しめる。登り進めるうちに雪が出てきた。予想したよりも雪が残っている。登山道が北側に設置されていることも多くの雪が残っている理由だ。





 小貝月に続く道
 
 山頂を展望する

 小貝月の急な登り、堅い雪とさらさらした雪のミックス。アイゼンを使う程でもない。めったに寄ることのない小貝月のピークに立った。5万や20万の地図を出さなければならないほどの大展望に恵まれた。見る角度が変わると見知った山でも同定が難しい。あれほど見てきている花房山と小津権現がよくわからない。

 小貝月から加賀白山、能郷白山

 中央天狗山
 小貝月から一旦下り、少し登ると展望台が間近に見えてきた。

山頂は少し土が出ているところもあるが、まだまだ雪は残っている。

金糞岳が見えた。槍穂高連峰は見えているが、槍の穂先はわからない。

 金糞岳

 伊吹山

 乗鞍、槍穂高連峰

天狗山の右左に広がる山々も同定が難しい。烏帽子は形から確認できる。冠、若丸は難しい。昼食のための休憩後、下りにかかる。直下で単独の男性と女性、いずれもアイゼンを付けている。小貝月の手前で男女のペア。気温はぐんぐん上昇し、雪は腐ってくる。この言葉に新人のYさんが反応した。この意味がわからないようだ。もちろん私たちもなぜこのような言い方をするのかわからない。

 駐車地まで戻り、あとは定番の「白龍の湯」に浸かる。新人のYさんにしっかり言っておいた。是非、今度は自らが計画を立てて、お友達を誘って欲しいと。絶好の天気、残雪、最高の展望3人とも大満足だった。

参加者 Eさん、Yさん、編集者Nさん
時間 駐車地7:40→山頂10:10~11:10→駐車地13:10

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鹿の害と我が畑

2019-03-04 19:21:35 | 野菜作り
 数年前に南アルプスの荒川岳に行った時のことだ。荒川小屋から荒川中岳を登り始めると、柵が現れる。ここは高山植物が多数見られることでよく知られた場所だ。鹿の食害もついに3000mにも達しようかということなのだろうか。千枚小屋の周囲もやはり柵がめぐらされていた。

 揖斐川町の我が地域でも鹿や猪の害に耐えかねて、山裾に鹿柵を張り巡らした。しかしである。それにもかかわらず、我が畑は昨年から鹿の被害が目立つようになった。鹿柵も城台山の西側が設置されていないので、夜半城台山に登る道を経由して、我が畑まで来ている。その証拠に鹿の通り道ができているし、坊草シートには数え切れないほどの足跡が残っている。我が畑では最初個別に野菜を覆っていたが、2月中に畑の周囲を網で囲った。効果があるかどうかはよく分からないが、侵入を抑止する効果ぐらいはあるだろう。


 今年は気温が高く、全てが前倒しになりそうである。2月25日にジャガイモを植え付けた。去年は3月10日だったので、2週間早い。
今日はハッサク、ミカンに施肥を行った。
 
 このハッサクの木 昨年700個以上収穫した

 これはブロッコリーの脇芽 結構な大きさになる 1月から収穫しているが、終盤である
昨日ブロッコリーの種をポットにまいた。近いうちにホウレンソーの種をまかねばと思っている。

今日の収穫物である。

 ブロッコリーと菜花
さて、下の写真は何だろうか?

 ニラの芽吹き
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