城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

舟伏山・イワザクラ 23.4.11 

2023-04-11 19:23:50 | 山登り
 今年の目標は、近場で花の有名な山にできるだけ登ること。3月20日に登った鈴ヶ岳ではフクジュソウの大群落に出会うことができた。セツブンソウを期待した藤原岳はあいにくと雨のため中止となった。そして15日にイワザクラに出会うために舟伏山(山県市、1040.3m)を計画した。イワザクラに出会ったのは、今から6年前の4月22日根尾松田から登り、山頂から東回りルートを約100m下ったときが最初だった。計画はしたものの、今回登るのは山県市の「あいの森」からでそこから登るのは初めてなので、下見が必要だと判断し、山とものEさんらに声をかけた。さらに事前の情報では、西回りルートは、一部崩落個所があり、登山禁止ということだった。

 8時10分過ぎ、あいの森の登山口を出発。右側のはげ山となっている急斜面にジグザクに道が伸びている。かなり前に皆伐がなされたものの、その後植林がされていない。このためかなり崩落個所が見受けられる。大雨が降ればこの登山道は容易に通過不能となるであろう。

 駐車地 8:18 我々の車のほか2台が先にとまっていた

 登山道が伸びている(帰りに撮影)

 狭い沢には滝があった(帰りに撮影)

 8:29 山頂方面を望む

 8:54 やっとはげ山を通過 最初の休憩

 9:04 新緑が目に優しい

 9:11 桜峠の地蔵

 9:12 桜峠の標識
 桜峠を越えるとヤマップで危険個所とされる場所がある。登山道は狭く左に切れ落ちているが、補修したらしくて問題はない。しばらくするとミノワ平に到着する。

 9:35 ミノワ平 気持ちの良い場所だ
 
 ミノワ平を過ぎるとジグザクに木があまり生えていない急斜面を登っていく。沢らしきところには石灰岩と思われる石がゴロゴロあった。

 10.01 キランソウ この花に出会うの初めて(単に気づいてないだけかもしれない)

いよいよイワザクラの咲く斜面に近づいていく。6年前の記録では標高が932mとある。上の斜面の岩に赤色の花らしきものを発見した。最初の群落は登山道から左に行ったところ。ここは前回来ていない場所だ。花がたくさんあるところをカメラで撮る。よく見ると少し色が褪せてきている。色の濃いものを探す。次に少し上の登山道を右に行ったところにある大きな岩に比較的色鮮やかなものがある。

 10:13 

 10:15 少し色あせている

 10:20 岩の間に咲いている

 10:27 最も色鮮やかだったもの

 10:24 ヒトリシズカもあった

 イワザクラに別れを告げ登り始める。

 10:30 フデリンドウ

 10:52 山頂手前 バイケイソウ、モミジガサなどがある

 11:00 山頂

 11:40 カタクリ 群落としてはなく、単独でぽつぽつと咲いている

 11:06 西回りルートに下りないようにする看板とロープ
 警告にもかかわらず、結構西回りも登られている様子(一部崩落個所あるが、通れなくはない)

 昼食後、私たちは安全を重視し、来た道を戻った。しかし、東回りも木がほとんどない急な斜面をジグザクに登っているため、休日などは登山者も多く、落石を起こせば事故を起こす可能性が高いものと思われる。この点に十分気を付ける必要がある。

 コースタイム 駐車地8:20→イワザクラ10:10→山頂11:00~11:50→駐車地13:30


 緑の線が今回の登山ルート(東回り)  
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ノリさんの畑ノート① 23.4.10

2023-04-10 15:38:00 | 野菜作り
 いよいよ本格的な畑仕事が始まった。今の畑の状況について写真を見ながら説明したい。

 入口を入るとすぐにタマネギが随分大きくなってきているのが見える。昨年の11月に苗を植付け、1月の寒い中追肥をやった。5月下旬頃には収穫できるであろう。その前に早生の赤タマネギが植えてあるので、しゃきしゃきの味が楽しめる。右はホウレンソウで3月13日に種を蒔いた。


 ホウレンソウの隣にはニンジンが二本葉プラスを出し始めている。これも3月13日に種まきをした。あとはネキリムシ対策と梅雨への備え(過湿で腐る)ということになる。


 入口から少し下がった場所にニラが植え放しにしてある。ときどき肥料をやるが、あとは何もしない。

 草も随分一緒に生えている もう少ししたら収穫する 切ったあと再び伸びてくる強い野菜だ

 タマネギの奥にサトイモがあるが、いまだ植付けしていない。昨年3月下旬に植付けしてかなりの種イモを腐らせてしまった。一日の最低温度が10度くらいになるのを待っている状況だ。予定では15日前後を考えている。
 
 種イモについては、新しい方法を試みようとしている。すなわち、石川早生などは子イモは食べるが、親イモは美味しくないので普通食べない。このため従来だと畑に放っておくのだけれども、この親イモを種イモとして利用しようというものである。この方法については、ユーチューブなどで紹介されており、種イモが大きいので当然収穫も多くなるというものだ。

 親イモ 既に立派な芽が出てきている 収穫後少し乾燥させ発泡スチロールの箱で保存 3月頃花用の簡易温室で保存と芽だしを行った

 種イモ 土垂という品種 これは購入した

 種イモ セレベスという赤芽で親イモが美味 これも購入

 さらに奥に進むとスナップエンドウが順調に花を咲かせている。もうじき収穫できる。いままで、マルチを張って、苗を植付けていたが、今回はマルチを止めて、藁で防寒対策だけしてみた。マルチを張るとモグラを呼び込むことになり、植付けた苗が次々と枯れていた。

 こんなに苗が順調に育ったのは久し振り

 ジャガイモの葉が土の中から次々と出てきている。今年は「とうや」という品種にしてみた。

 3月4日種イモ植付け

 このほかに家の庭ではブロッコリーを苗床で育てている。

 この後早生の枝豆をポットに蒔く。そして下旬ともなるといよいよ夏野菜の植え付けが始まる。

 この後も順次報告する。
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城ヶ峰を登る会4月例会・小島山ーワラビと豪快な滝 23.4.8 

2023-04-08 17:43:09 | 山登り
 山菜にもいろいろあるが、ワラビ今年は暖かさのせいか随分早いようだ。我家ではEさんからいただいたのを昨日食べた。Eさんが言うには、今年はあまりにも早いのでまだ誰も採りにきていないこともあり、大収穫だったそうだ。このワラビ、今日登った滝地区の駐車地(登山口)にもあったし、管理道の最初の鉄塔(周辺が切り払われており、陽があたるので絶好の場所)にもっとあった。また登山後家に戻ってからだが、今日一緒だった城台山を守る会のメンバーからタケノコをいただいた。今日の参加者の中で既にタケノコをもらったという人もいたが、やはりこれも随分時期的に早くなっている。

 いただいたタケノコ 家内が早速糠の調達に出かけた 我家のタケノコ畑も近いうちに見にいけなければ!!

 ここからが今日の小島山(863.5m)の報告となる。今日の参加者は15名。登山口があるところは、滝地区を過ぎるとすぐに山側から谷沿いの急な狭い道を登っていく。この道には一週間前には石や木がゴロゴロしていたそうで、会の共同代表のEさんが人力で除去した(この後で下見もしていただいた)。神社に続く階段の前を過ぎるとすぐに行き止まりとなり、そこが駐車地となる。着くと山菜採りが目的と思われる車が1台あった。早速我らの女性陣もワラビを採り始めた。そして林道を歩き始める。二日間の雨で林道はユルユル。しばらく行くと、右手に管理道の標識があり、そこからが本格的な登りとなる。

※小島山について
 この山、池田山と並んでそびえているのに、とにかく登る人が少ない。おじさんもこの例にもれず、最初に登ったのはなんと2016年。この時は、「こんなに楽しい岐阜の山旅100コース上」を参考に滝地区のすぐ先の茶畑から非常にわかりにくい管理道をたどり(高圧線が二本平行に小島山南面斜面尾根を駆け上がっている)山頂に達し、帰りは滝地区側の管理道をたどり下山した。その後何回か登ったが、全て滝地区側から登った。きちんとした駐車場もない、標識がある登山道もない状況は昔とほとんど変わっていない。このために登る人は極めて少ないのだろう。

城台山観音像(展望台)から左池田山、右小島山

 急な登りが一段落すると目の前に最初の鉄塔が現れ、ここが二つ目のワラビ採取地となった。鉄塔を過ぎると雨が降り出し、全員が上だけ雨具を着用した。傾斜は少し緩くなり、新芽をふきだした木々の中を登って行く。小島山の直下を通る林道の末端が見えてくる。林道を通り、小島山山頂を通り越した付近から登る方法もあるが、私たちは尾根をそのまま登り、山頂に達した。山頂は風が強く、気温も低い。手前の鉄塔付近で手早く昼を済ませ、登ってきたきた道を下った。帰りに滝神社の左上にある滝を見に行った。前日までの雨で多量の水が落ちて来るさまは迫力満点だった。


 8:24 最初の林道歩き

 8:37 林道から管理道に入る

 8:54 最初の休憩

 8:59 ジグザクに急な斜面を登る

 9:08 最初の鉄塔でワラビ採り 皆さん持参した袋を一杯にした

 9:30 雨が降り出した

 10:02 新芽が吹き出した木々

 10:14 林道手前で休憩

 10:29 イワウチワ

 10:42 小島山山頂

 11:23 林道に残されたダイハツ製のジープの残骸?

 12:10 最初の鉄塔まで下りてくる ザックにはワラビの袋!

 13:00 滝全体

 滝上半分

コースタイム 駐車地8:20→山頂10:40~11:10→駐車地12:45

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