城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

福寿草と鈴ヶ岳他 23.3.20

2023-03-20 19:09:13 | 山登り
 先日、揖斐川図書館で伊吹山にあるあるいはかつてあった花について書かれた本を読んでいたら、非常に多種類の花があったことが分かった。今も多くの花が残っているが、かつては今やほとんど見かけることができなくなった花が沢山あったことも同時に理解した。クマガイソウのほか、藤原岳で今も見られるセツブンソウ、福寿草(これは探せば伊吹でもあるようだ)もあったようだ。伊吹山と同じ石灰岩の多い霊仙山、そして今日登った鈴ヶ岳、26日登る予定の藤原岳には今も福寿草が多くある。福寿草とセツブンソウの共通点は毒草であることであり、このことで鹿の食害にあわなくて済んでおり、私たちが今も見ることが出来るのだと思う。もちろん、付け加えないといけないことは、私たち登山者自体が花の絶滅に拍車をかけていることも。

 前置きが少々長くなった。今日は御池岳に登ることは前から決まっていたのだが、どのコースで登るかは未定だった。そして気になったのは雪がどれくらいあるのかということだった。おそらくあっても山頂近くにあるだけだから、ワカンは必要ない。アイゼンはどうか。10本歯か軽アイゼンか。ヤマップで記録を調べたら、19日日曜日の記録があり、雪は少なく、軽アイゼンで十分だと判断した。そして、咲いている花はあるのか。記録によると福寿草が鈴ヶ岳にあることがわかった。車で移動中にコグルミ谷から御池岳に登り、その後鈴北岳から鈴ヶ岳を往復し、鞍掛峠に下りるコースとすることを決めた。

 以下写真で紹介する。

 7:38 トンネル前駐車場 平日とはいえ数台は停まっていた

 7:50 駐車地からコグルミ谷登山口への途中 十字の飛行機曇発見

 7:59 コグルミ谷登山口

 8:11 谷を登る 白い石が雪と見間違うくらい多い ここも石灰岩多し

 8:14 タテ谷分岐

 8:44 五合目

 8:54 谷の急登やっと終わる

 9:04 緩やかな道を登る

 9:25 御池岳分岐 まっすぐ進むと鈴北岳方面

 9:26 夏道は雪に覆われているので雪のないところを歩く

 9:41 雪が少しずつ多くなる

 9:50 山頂直下 雪の上を歩く

 9:58 御池岳(1247m)山頂 

 10:00 山頂から能郷白山

 10:08 小さな池

 10:33 日本庭園

 10:42 鈴北岳を望む

 10:43 苔類のアップ

 10:46 鈴北岳(1182m)山頂 展望が最高 雪がほとんど見えない伊吹山、磯倉を従えた能郷白山、加賀白山、御岳

 鈴北岳から一端下る。滑りやすい泥の道を標高1040mまで下る。そして1130mの鈴ヶ岳に向かう。その途中から山頂まで福寿草の群落が続いている。3人とも夢中で写真を撮る。平日なのに人が多いのに驚く。
 福寿草の写真 花が大きく映り込んでいるのはオリンパスタフ5の顕微鏡モードで撮っている

 11:19

 12:04(昼食後撮影、以下の写真同じ)

 12:04

 12:06


 山頂でお昼。その後鈴北岳まで戻り、鞍掛峠に下りる。

 11:26 鈴ヶ岳山頂

 12:08 鈴ヶ岳下り 鈴北岳への登り返し「きつかった!!」

 12:45 鞍掛峠への下山ルート

 13:26 鞍掛峠

 13:40 駐車地に戻る

 コースタイム 駐車地7:38→コグルミ谷登山口7:59→御池岳9:58→鈴北岳10:46→鈴ヶ岳11:26~12:00→鈴北岳12:40→駐車地13:40




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1 コメント

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Unknown (ミヤマハンショウ)
2023-03-21 20:27:02
福寿草いい花ですよね。ひかり輝く黄色は最高ですね。鍋尻山、藤原岳、霊仙で見ました。節分草も伊吹野の大久保地区に今でも咲くことから昔は伊吹山系にも沢山咲いていた可能性が有ると思います。いつも楽しみ拝見させて頂いております。色々な情報有難うございます。
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