out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

姉と初冬の旅行 #2 青空を求めて郡上八幡

2023-11-28 12:32:37 | travel
2023年11月20日(月)
郡上八幡城
 
 旅行2日目。 予定では一番時間が取れるこの日に茅葺屋根の合掌造りで有名な五箇山と白川郷を訪ねるつもりだった。 が、この日は昼過ぎ遅くまで雨の予報。 どうするかと姉と相談し、まずは宿で朝風呂、美味しい朝食をゆっくり頂き、高山市街地から30分程の「飛騨大鍾乳洞」にでも行ってみようか、という事にしていた。 ところがどうやら雨は高山から北の日本海側のみで、他の地域はとても天気が良いらしい。 それならば高速道路で1時間ほど南下して郡上八幡へ行ってみよう、という事になった。 が、その前に。
 
前日訪れた櫻山八幡宮に併設されている「高山祭屋台会館」を見学。
実際のお祭りも見てみたいが、今回はこちらで少し予習をしておく。
 
前日「古い町並み」の中で見た屋台蔵はこの屋台を保管する蔵だった。
この時期は屋台会館で見ることができる。
櫻山八幡宮の例祭では全部で11基の屋台が街に曳き出されるが、
屋台会館では年3回、順番に展示入れ替えを行っているそう。
会館入場時に全員音声ガイドを渡され、細かい説明を聞くことができる。
 
「高山祭屋台会館」見学を終え、東海北陸自動車道を一路郡上八幡ICへ。
 
「郡上八幡城」を訪ねる。
 
 無料の城山公園駐車場が空いていたので駐車。 この場所はかつてのお城本丸跡地だそう。 中央の銅像は山之内一豊と妻の千代。 NHK大河ドラマ「功名が辻」でも描かれた「馬揃え」のシーン。
 
お城のすぐ脇にも駐車場はあるが、本丸から天守まで歩いてみる。
車道をショートカットする歩道が設けられている。
 
天守閣を見上げる辺りの紅葉は既に終了していたが(トップの写真)、
周囲にはまだ美しい木々も見られた。
正面に見える山は「東殿山城(とうどやまじょう)」「赤谷山城」がある東殿山(とうどやま)。
 
郡上八幡城天守閣
もちろん再建のお城ではあるが、日本最古の木造再建城なのだそう。
城内にはお城の歴史がわかる資料、戦国時代に使われていた武器などが展示されている。
 
急な階段を上がって行った先からは
城下町を一望できる。
戦国時代、向こうの「赤谷山城」とこちらの「八幡城」で睨み合い戦っていたことを想像すると、
なんだか恐ろしい気持ちにもなる。
 
山深い場所なのに、大きな街だ。
 
15:00近くになりお腹を空かせて「郡上八幡旧庁舎記念館」へ。
なにせ急なプランだったので時間もなく、お昼ご飯をまともに食べていなかった。
 
ここで岐阜県民のソウルフード(らしい)「鶏ちゃん」を頂く。
もともとは郡上市、下呂市などが発祥らしい。
鶏肉と野菜を味噌ベースのたれで炒めたお料理。
大変美味しくいただき、お土産に「鶏ちゃん」のタレが入った。
 
「郡上八幡旧庁舎記念館」の隣には吉田川が流れ、この橋、「新橋」が架かっている。
 
川の水面から橋までの高さ約12m。
ここでは夏の風物詩として「川ガキ」たちが橋から川へダイブする姿が見られるのだそう。
橋の手すりから川をのぞき込むだけでも足がすくむ高さだ。
橋からのダイブだけでなく、周囲の岩場から飛び込んだり川遊びをしたり。
水遊びができるような美しい川があるのはうらやましい。
 
そんな清らかな川の水は生活にも活かされている。
飲食用にはもちろん、食器洗い、洗濯、オトリ鮎飼育などにも使われる。
 
食器洗いで出た米粒などはコイが食べる。
が、現在はコイの餌が売られており、かなり栄養過多の様子。
 
郡上八幡水風景はここ以外にもあるそう。
郡上おどりや川の飛び込みなど、また再訪できるといいなぁ。
 
この日の夜も高山に宿泊。
宿はビジネスホテル素泊まりなので、「古い町並み」へ夕食を食べに出た。
あまり調べもせずに出ると、日中あんなに賑わっていた店舗は 18:00過ぎでほぼ閉まっていた。
 
幸い良いお店を見つけ、飛騨牛の朴葉味噌焼きの定食を頂いた。
こちらも大変美味しかった。
 
帰り道では「古い町並み」の夜景撮影。
 
ほんっとにほとんど人が居らず、灯りもすくなくてビックリだった。
静かすぎて物騒なくらい。
 
 雨予報の一日だったが、場所を郡上八幡に移し青空も見える中良い観光ができた。 夜には高山の夜景撮影もでき盛りだくさんの一日となった。 とうとう翌日は最終日。 天気は「快晴」予報。 いよいよ楽しみにしていた五箇山、白川郷を訪ねる。
 
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姉と初冬の旅行 #1 東京→高山

2023-11-25 00:26:54 | travel
2023年11月19日(日)
岐阜県高山市 古い町並み
 
 以前から姉と旅行に行こうという計画があった。 お互いに都合の良い日などを検討していると桜でも紅葉でもない、この時期になってしまった。 行き先は姉に任せていたが、お互いに行ってみたかった飛騨高山や白川郷など、とざっくり計画をたてた。 当初は新幹線&レンタカーも考えていたが、色々考慮すると私の車で行くのが良いとほぼ私が押し切った。 自宅から高山市街地まで約285km。 2泊3日で白川郷・五箇山なども観光するつもり。 さてどうなる事やら。
 
6:30 中央自動車道路 釈迦堂PA から白峰三山モルゲンロート
 
 朝5:00ごろ自宅を出発。 ナビによると自宅から高山市街地の宿までは4時間半ほどで着くそうだが、長距離運転なので無理なくおしゃべりしながら低速運転、休憩も充分入れたい。 景色の良いPAでは撮影も楽しみたい。 前日は雨、快晴の当日朝、中央自動車道笹子トンネルを抜けると美しい南アルプスの山々が出迎えてくれた。 こんな時は釈迦堂PAに吸い込まれる。
 
間ノ岳~北岳 鳳凰三山 ピークが雲に隠れた甲斐駒ヶ岳
充分のんびりしたが。。。
 
7:24  八ケ岳PAでも撮影休憩
甲斐駒ヶ岳の雲もほぼ取れた。 右に鋸岳が続く。
 
鳳凰三山と背後に北岳ピーク
 
もちろん八ヶ岳も。
ここから見えるのは編笠山と権現岳?
 
8:01  もちろん諏訪湖SAでも撮影休憩
長野県に近づくにつれ雲が多くなっていた。
霧ケ峰も多くの雲がかかっていたが、その分木々にはびっしりと霧氷がついているようだ。
このままあの真っ白な世界に入り込んで行きたい気分だったが、この日は我慢。
 
松本ICで高速を降り、まっすぐ安房峠方面へ。
中ノ湯ICから初めて安房トンネルを走る。 このトンネル、既に中部縦貫自動車道になっているようだ。
 
9:50  安房トンネルを抜けてすぐの平湯バスターミナルにある「アルプス街道平湯」で休憩。
雲がいっぱいの辺りには穂高に続く山が見えたのかな。
建物前は除雪されていたが。。。
 
他の部分には雪がいっぱい! 前日の雪でこの辺りには随分積もっていた。
この先も高山市街地に近づくまで山道は安全運転で。
 
お昼 12:00近くになり、高山市街地に入る前にお昼ご飯にした。
古民家風のお食事処は雪が積もったお庭の紅葉がまだまだきれいだった。
食事も大変美味しくいただいた。
 
その後13:00頃に高山市街地の宿に到着。
車を置かせてもらい、高山の「古い町並み」観光に出かけた。
 
宿から「古い町並み」には徒歩で行けるが、「古い町並み」は想像していた以上に広範囲で大変驚いた。
一本の通りの両側に古い建物が並んでいる、というレベルではない。
歴史的に貴重な建物や、趣のある民家、商店が町全体に広がっている。
 
こちらの地図(「飛騨高山ぐらり散策マップ」参照)などを参考に歩いたが、
なかなかすぐに理解できるような範囲ではない。
 
「高山祭」の写真などでよく見る「中橋」
 
街のところどころに写真右のような背の高い扉のある建物が見られる。
高山祭で使われる「屋台」を収納しておく屋台蔵だ。
手前柵の中央に「展示中」の札がかかっているが、
こちらの蔵で保存される屋台は現在「高山祭屋台会館」で展示されている。
 
写真はなるべく人が写らないよう撮っているが、
多くの人(圧倒的に外国の方)が歩いており、とてもにぎわっていた。
様々なお店もあり、どこも魅力的で、あちこち行きたいのになかなか進めないほど。
 
色々見たい所を振り切って、時間もないので速足に「櫻山八幡宮」にやって来た。
高山祭、秋に行われる「八幡祭」はこちらの神社の例祭だ。
ちなみに春に行われるのは日枝神社の例祭「山王祭」だ。
 
御拝殿
 
 
 
境内の秋葉神社近くの紅葉がきれいだった
 
宿へ歩いて帰る途中江名子川
 
夕食では飛騨牛を頂く
 
 まずは山を越える長い道のりが心配だった初日だが、美しい山々を望み、姉と話しながらのドライブは楽しかった。 心配していた雪もほどほどで良かった。 午後には高山の観光もでき、古い街並みに感動。 まだまだ紅葉も楽しめたことはラッキーだった。 夕食は楽しみにしていた飛騨牛もいただき、ゆっくりと温泉に浸かって早寝をし、疲れもすっかり取れた。
 が。。。翌日の天気予報は日本海側を中心に朝から昼過ぎまで雨。 高山から北の方の天気が悪いので、白川郷・五箇山も望み薄だ。 さて、どうしたものか。 つづく。
 
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東北遠征最終日は出羽三山神社

2023-08-07 21:29:01 | travel
2023年7月26日(水)
出羽三山神社 三神合祭殿(さんじんごうさいでん)
 
 7/24~25で鳥海山に登った。 7/25は下山後すぐに新庄に向かえば充分新幹線に乗れる。 が、ここは夏休みということもあり、酒田にもう一泊して 7/27は月山に登る予定にしていた。
 酒田から新庄駅に戻る途中に月山に登るには「羽黒山口コース」、月山レストハウスのある8合目駐車場から登るのが都合が良さそう。 登山自体は6時間ほど、それに8合目Pまで車で林道を往復、新幹線に乗る前にできればお風呂に入りたい、など考えてこの日も夜明け前から動き出したが。。。
 麓はそこそこの天気だったものの、細い道をクネクネ 8合目Pまで行く途中ガスに巻かれる。 駐車場に着いた頃は数メートル先も見えないほど。 駐車場には割とたくさん車が停まっていたが、私は車を下りて登山口の写真を撮る気力もないほどのガスで、この日の登山は諦めた。
 
そこで向かったのが「出羽三山神社」
写真ののぼりにもある通り、今年は月山をお参りするのにとても良い年、らしい。
山頂本宮にはお参りできなかったが、こちらでもご利益あるだろう。
 
石の鳥居をくぐり、赤い隋神門を越えるとその先は月山、湯殿山までご神域。(6:47)
 
いったん下るとそこからは山頂の三神合祭殿まで 2,446段の石段を上る。
「石段詣」や石段、境内案内図はリンク先を参照。
 
秡川を越えてゆく。 向こうに須賀の滝。
 
五重塔は「令和の大改修」中。
月山にも登れなかったし、きっと、また来いという事かな。
 
山中は大変蒸し暑く、この時期顔にまとわりつく虫も多かった。
私は登山の服装だが、観光の方も歩いていた。
汗とか虫とか、みんな大丈夫なの? 私だけ?
 
松尾芭蕉が詠んだ句にちなんで、江戸時代中期に建立された「三日月塚」
 
ようやく山頂鳥居
 
三神合祭殿
 
三神合祭殿
屋根はとても立派な茅葺。
 
ここまで有料道路を使い車で上がることもできる。
駐車場周囲にはトイレ、食堂、お土産屋さんなどあり。
山頂境内をひと回りし、休憩してから再び石段を下って終了。(9:40)
 
その後、「月山ビジターセンター」を訪ねてみた。
出羽三山神社山頂境内に向かう有料道路はこのビジターセンターのすぐ前から。
VCの方に少し歩けるトレイルはないか伺い、すぐ目の前の「二夜の池」辺りをグルッと回ることにした。
 
二夜の池
 
スイレンがたくさん咲いていた。
 
時折魚が大きな音をたてて跳ねるが、姿は見られなかった。
 
ヤマユリがたくさん咲いていた。
 
休暇村羽黒の方まで歩き、終了。
 
羽黒街道の大鳥居。
休暇村でもお風呂に入れるのだが、12:00から。
するとVCの方が「やまぶし温泉ゆぽか」を勧めてくれたのでそちらに向かう。
 
大鳥居の脇は広い田んぼ。
この奥、雲がかかっている辺りが月山だろう。
 
 この後ゆっくりとお風呂で汗を流し、新庄駅にも十分な時間で着くことができ、無事東京まで戻った。 今回は月山には登れなかったが、鳥海山とても良かったし、多少観光もできたので、まぁ満足だ。 せっかく日本海沿いに行ったのに、海の幸を頂かなかったんだよなぁ~。 「道の駅鳥海ふらっと」で游佐の牡蠣食べればよかったなぁ。 お土産にメロンは送った。 美味しかった~。
 月山には再び挑戦したいし、鳥海山にもまた訪れたいと思っている。
 
コメント (2)
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田んぼに水が入ったら

2023-04-28 11:28:15 | travel
2023年4月23日(月)
白馬大橋から望む白馬三山
 
 「この週末は何を見に行こうか」と考えた時、心残りが一つあった。 「イワウチワ、見に行きたかったなぁ。カタクリも見ていないなぁ。」と思った時、大町の方でまだ見られるかも、という情報を見つけた。 ただ今年は花が早い。 こちらももう終わりかも知れない。 とあきらめかけた時、大町あたりの田んぼに水が入ったという写真を拝見した。 んっ!? そりゃぁいいっ! 目指す山にイワウチワが残っていなくても下見と思えばいい。 大町から白馬村辺りの田んぼに水が入っていれば良い景色は撮れるだろう。 また、2週間前に安曇野、大町あたりは少し観光したが、白馬村の方までは脚を伸ばせず(桜も咲いていなかったので)心残りもあった。 この際それらも見ておこうかと。 天気は良さそうなのでこんな機会もめったにない、かも。 なので、また一泊で行ってきた。
 
 <一日目の訪問地>
 大町 具農具川河川敷公園の芝桜 → 三日町トンネル近くの田んぼ → 中綱湖オオヤマザクラ → 青木湖の一本桜 → 四十九院のコブシ → 松川大橋から望む北アルプス → 野平の桜 → 大出公園の桜 → 白馬大橋から望む北アルプス → 落倉自然園のミズバショウ → 白馬村 貞麟寺シダレザクラ
 
 既に花が終わっていると聞いていた場所も様子を見に行ってきた。
 
大町 具農具川河川敷公園の芝桜
左端に爺ヶ岳、中央に鹿島槍ヶ岳
 
右に大きい山が蓮華岳
山ばかり行っていると、こういう場所にはなかなか立ち寄れない。
 
三日町トンネル近くの田んぼから
蓮華岳~爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳~五竜岳
 
爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳~五竜岳
 
北葛岳~蓮華岳~赤沢岳~鳴沢岳~岩小屋沢岳
田んぼに水が入ったと聞いて喜び勇んで出かけたが、
結局のところ各所(大町~白馬村)、数枚の田に水が入っているだけであった。
白馬村の方はほぼ入ってなく、きちんと調べる必要があった。
だが、今回この場所で撮影出来たことは本当に良かった。
夏に大きな山を目指して北アルプスに来る頃には稲が大きく育っているので、
今後もこういう機会をあちこちで見つけられればと思ったりした。
 
中綱湖オオヤマザクラ(最終盤)
西側の湖畔に自生するオオヤマザクラは本州の南限になっており、
大町市の天然記念物に指定されている。
 
中綱湖湖畔のお地蔵様
 
青木湖の一本桜(最終盤)
数日前に満開と読んだが、あっという間に。。。
 
青木湖畔の桜とボート
 
 四十九院のコブシ(最終盤)
正面の田んぼに水は無かった。
 
松川大橋から望む北アルプス
 
松川と白馬三山
 
野平地区
 
野平の一本桜。 みごとな葉桜。
こちらも数日前に満開と聞いていたので少しは期待していたが、この通り。
「例年GWが見ごろ」と言われる場所のほとんどが今年は既に終了。 今後はどうなるのか。。。
 
大出公園の桜
桜はほぼ終了し、花桃?が咲いていた。
 
公園近くの常設駐車場は「一般車両駐車禁止」
姫川下流の方に臨時駐車場が設けられていた。
 
白馬大橋から望む北アルプス
 
落倉自然園にやってきた。
入り口には駐車場、トイレあり。 そこから畑の脇を通って自然園へ。
 
自然園内は木道が敷かれている。
ミズバショウは最終盤。
 
ミズバショウ
 
思っていたより奥行きがあり広い。
 
キクザキイチゲ
 
カタクリも見られた。
 
 
 
2枚の花苞を持つオチクラミズバショウ
 
ミズバショウは終盤だったが、
見たかった二枚の苞を持つオチクラミズバショウを見ることができて良かった。
 
白馬村 貞麟寺シダレザクラ
前回訪れた時にはほぼ咲いていなかった境内の桜は終盤を迎えつつあった。
御本堂前にある樹齢400年と言われるイトザクラはほぼ終了だった。
カタクリも数えるほどしか見られなかった。
 
 
 
境内にはまだ良く咲いているシダレザクラもあり、
様々な色が織りなす景色は美しかった。
 
 あちこちをササッと撮っては巡り、気になっていた場所も良く分かったので良かった。 合間に地元スーパーに寄ったり、ステキなカフェでランチをしたりもできて楽しかった。 もっと時間があれば白馬駅近くのアウトドアブランドショップを覗いたりもしたかったが、さすがにその時間はなかった。
 終了後には翌日の登山口を確認し、宿へ。 さて、イワウチワは咲いているかな?
 
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春を訪ねて美しい村へ

2023-04-15 15:10:29 | travel
2023年4月9日(土)
長野県・小川村から望む北アルプス
 
 今年は日本全国桜が早く咲いてしまった。 姉は桜が好きなので早々に予定を組んでいたのだが全く的外れになってしまった模様。 私は以前から長野県の低山や町の桜を見たかったが、コロナや山登りが優先となり、なかなか実行できていなかった。 姉に「光城山が見ごろじゃない? 山に登る?」と聞くと「行く、行く!」とのお返事。 姉は長野県周辺の桜にも詳しいのでこの際案内してもらおう、と。 光城山の駐車場も心配だし、あちこち見たいので、1泊2日で出かけてきた。
 
 1日目は小川村を訪ねてから宿泊地安曇野へ。 小川村と言えば「日本で最も美しい村」のひとつにも数えられる観光地。 桜の季節は特に素晴らしいようだ。 美しい村の満開の桜越しに、未だ雪をたたえた北アルプスが望める景色は一度見ておくべきと思っていた。 姉は以前にも来たことがあるのでスイスイと案内してくれた。
 
まずは県道31号線から望む二反田の桜周辺。
 
HP開花情報では「散り始め」となっていたがなかなか良い。
その後車で小川村の山の上へ。
前夜は山の各地で雪が降ったと聞いてはいたが。。。
 
なんと! ここにも雪が降ったのだ!
足元に雪、桜の花、緑の木、遠くの山の白、と四段花見!
ここまでは予想もしていなかった。
山は左から蓮華岳、針ノ木岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳。
 
植えた桜とは言え、まぁ、美しい景色だ!
 
中央に五竜岳、右に唐松岳
 
鹿島槍ヶ岳、五竜岳
 
左から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳
 
唐松岳、天狗ノ頭、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳、小蓮華岳?、白馬乗鞍岳?
 
番所の桜
 
立屋の桜
 
立屋の桜
 
あっちを見てこっちを見て、同じような景色を何枚も撮り、満足して山を下りる。
 
お昼ご飯はこちらも姉推薦、美麻新行の山品さんで。
行列必至だが良いタイミングで4組待ち位で食べられた。
とても美味しかった~!
 
お昼ご飯後は私が行きたかった姫川源流自然探勝園へ。
 
白馬さのさかスキー場第1駐車場に車を停める、とのこと。
トイレもあり。
駐車場から道路を渡り源流の方に歩き始めるとキクザキイチゲ。
 
フクジュソウは「満開」となってはいたが、かなり伸びている。
トレイル近くにはなかなか撮影できるものが見つからない。
 
源流周辺は田んぼで奥には山も見える。
 
この辺りが姫川源流? これがずっと日本海まで流れてゆく。
周囲にはミズバショウ。
 
 
 
 
 
田んぼの方にも出て行ける。 水を張ったらきれいだろうな。
 
フクジュソウ、キクザキイチゲがたくさん咲いてはいるがトレイルや木道からは遠い。
 
なんとか近くの花を見つけて。
既に実になったものも多い。
 
 
 
 
 
青っぽいものもいくつか見つけられた。
小さな花も撮り満足して安曇野方面へ。
 
途中、青木湖からの北アルプス。
 
そして。。。
 
 
おしゃれな空間で美味しいコーヒー、ケーキを頂いた。
だけでなく、
この日はご主人の伊藤さんはいらっしゃらなかったが、
山荘でも働く店員さんにたくさん山の話、伊藤新道の話を伺うことができた。
時間を忘れるほど楽しいひと時だった。
 
ついつい長居をしてしまい、宿には夕食滑り込みセーフ。
宿の駐車場から翌日の山を見る。
 
光城山桜並木のライトアップ。
翌日は光城山から長峰山に歩き、山の上の桜を楽しむ。
まずは駐車場確保しないと。
 
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