out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

箱根だよ、おっ母さん

2021-12-25 23:29:43 | stroll
2021年12月20日(月)
箱根芦ノ湖から望む富士山
 
 お正月も近くなってきた年の瀬。 母には何かとお世話になるのでこの辺で一席設けておかないと、と。 12/20は天気も良く風も穏やか、気温も高めと聞き、この日しかない! 以前からTVで観ていた箱根のあちこち。 母も同じような番組を見ているので「あそこはどう?」と聞くと「行きたい!」とのお返事。 ちょっと前までは「まだ外出は。。。」と言うことも多かったが、今回は平日だし、大丈夫でしょう。
 
まずは芦ノ湖畔から富士山を観る。
 
芦ノ湖に箱根神社の朱い鳥居、そして富士山。
箱根は自分が若い頃や、子供たちが小さなころは何度か来ているが、
こういう風景にはまったく無頓着だった。
 
そして箱根神社にも初めて行ってみた。
歴史も古く、とても立派で、なぜ今まで行かなかったのか。
 
湖畔にあるあの朱い鳥居、「平和の鳥居」にも行ってみる。
神社からかなり階段を下り、戻るにはもちろん上りだ。
母は「行かない」と言うかと思ったが、率先して下りて行った。
 
できるじゃないの。w
 
ご褒美は神社休憩所の「権現からめもち」
実はこれ、TVで見て食べたかったやつ。
大変おいしゅうございました。
 
さて、天気が良いので高い所へ!
 
大涌谷からの富士山。
裾野には南アルプスも並んでいる。
 
噴煙の上がる斜面と冠ヶ岳
遊歩道はただ今通行止め
 
箱根ロープウェイはこんなに怖そうな谷の上を通過。
 
富士山の南側には愛鷹山。 愛鷹山裾野には駿河湾。
手前には芦ノ湖も見える。
 
ここではもちろん黒卵を頂く。
1個食べれば7年長生き。
 
その後山を下り、仙石原の方へ向かい、
 
こちらもTVで拝見し、是非見に来たかった。
美しいクリスタルガラス「光の回廊」の向こうには、先ほどまでいた大涌谷、冠ヶ岳が見える。
 
入り口には可愛らしいクリスタルガラスのツリー。
 
お庭にはこの日一番見たかったクリスタルガラスのクリスマスツリー。
 
HPには12/25でこのツリーが終わってしまうと書かれていたので、
是非25日前に行きたいと思っていた。 行けて良かったな。
でも、本日HPを見ると、12/27以降は先端の星をハートに替えて、
「クリスタル・ラブツリー」として展示とのこと。
今回は夜のライトアップを見れなかったので、また行きたいくらい。
 
光の射し具合によってもっと様々な色でキラキラと輝いていたのだけど、
上手く写し取れなかった。 本当はもっときれい。
 
お庭には色々なガラスのオブジェ。
 
お花もガラス。
 
小鳥もガラス。
 
美術館の中も撮影できる。
このクリスマスの時期は企画展でガラスの「イエス降誕場面」の置物などが見られた。
ガラスの器や置物は好きなのだが、ヴェネチアン・グラスについてはほぼ知らなかった。
が、今回その造り方や作品を見て、とてもきれいで本当に興味深い!、と思った。
 
箱根ガラスの森で遅いお昼ご飯を食べ、ゆっくりしていたが、
あと少しどこかで遊びたい気分。
再び芦ノ湖に戻り、箱根園から駒ケ岳ロープウェイに乗り、箱根元宮を訪ねてみる。
ちょうど夕暮れの富士山と、高い所から駿河湾が広々拝めるかな。
 
と思っていたのに。
ロープウェイは山頂近くになると雲の中へ。
雲がかかっているようには見えなかったのに。。。
この空模様だし、既にあそこまで登る体力はない、と母はストーブのついている頂上駅で待機。
 
真っ白に囲まれた中、箱根元宮に参拝しぐるっと回って頂上駅付近まで戻ると、
少し雲がはけて麓が見えた。
 
振り返ると青空も見えてきた。
それでも富士山から海側は真っ白。
一応富士山の見えるポイントまで行って待ってみる。
 
しばらく待っていたが富士山が出てくる気配はなさそうなので、
頂上駅に戻ろうと歩き始めると、二人の人が急いでこちらに向かってくる。
「え?」と思い振り向くと、
 
おぉ~、富士山!
 
 
 
 
 
充分満足して山頂駅に戻り 16:30のロープウェイで下山。
私ひとりなら 16:50の最終までいても良かったけど。w
 
 
 この後、一番星輝く空に富士山を眺めながら芦ノ湖畔の温泉に入り(下山したら晴れた)、帰路についた。 母も満足してくれたかな。 お正月が明けたらまたどこかに行きたいね。
 
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解除後の骨休め

2020-06-28 10:20:45 | stroll
2020年6月27日(土)
塩船観音寺 アジサイ
 
 緊急事態宣言が解除になったものの、なかなか感染者数が落ち着かない東京だ。 それでも解除になったことを理由に自分は何度か山に出かけてきた。 が、そろそろ母ともお出かけしないと申し訳ないという気持ちになってきた。 まだそれ程遠くに、泊りで行くような気持にはなれないが、少しはゆっくり贅沢したいと思い、1時間強ほどで行ける温泉宿の「お部屋食事つき日帰り入浴」に行くことにした。
 以前棒ノ折山に登った時には「さわらびの湯」に入ってきたが、近くに大松閣というお宿があり、そこに入浴しに行った人のレポを見て行ってみたいと思っていた。 が、山後にはちょっと贅沢すぎる。 で、今回思い出しそちらを利用させてもらった。
 
 
 せっかくのお出かけで温泉だけではもったいないと思い、こちらも以前から訪ねてみたかった青梅の塩船観音寺にまずは寄ってみる。 こちらは圧倒的なツツジのお寺として有名で、今年こそは見に行ってみようと思っていたがこのコロナ騒ぎ。 けれどアジサイもたくさん見られるとのこと。 もしかしたら終わっているかもしれないけど。。。
 
8:30ごろの到着で駐車場は3台目くらい。 人はほとんどおらず。
アジサイもまだ咲いていた。 これは良かった。
 
入口の仁王門から御本堂まで、いくつかのお堂は全て茅葺屋根。
 
そして護摩堂弘誓閣の周囲は有名なツツジの斜面。
これはもともと谷戸だったのだろうか。
このツツジが色とりどりに咲き、それは見事らしい。
アジサイが見られるのは正面斜面の向こう側。
写真左奥の塩船平和観音様を経て、向こう側に行ってみる。
 
斜面のこちら側は霞丘陵自然公園に隣接しており、
ザックを背負って歩いている人も見かける。
 
薄日も射すような梅雨の中休み。 ちょっとのアップダウンで汗が噴き出る。
私も登山ウェアを着てくればよかった。
 
アナベルかな。
私はツツジの稜線をグルッと歩いてアジサイを見に行ったが、
母は本堂裏からアジサイの斜面の方に出て見てきたとのこと。
良い運動になっただろう。
 
 
 その後大松閣に向かったが、途中おいしいと評判のパン屋さんに寄ったり、さわらびの湯手前にある「農林産物加工直売所やませみ」に寄ったりもした。 名栗湖周辺は宮沢湖のメッツァに続き北欧風にするそうで、「ノーラ名栗」という施設がこの夏オープン予定だったが、その後どうなっているのだろう。 直売所やませみもその一環で、今回行ったらムーミン絵柄の小物や、北欧風の小物なども売られていた。 でもここにきたらやっぱり名栗まんじゅうなんだろうなぁ、と思う。
 
 
 大松閣さんの食事つき入浴プランはとても満足のいくものだった。 家から程よく離れ、しかも静かな山の中。 露天風呂のある温泉にゆっくり浸かり、その後部屋でくつろげるのはやはり良い。 タオルも浴衣も貸してくれるので、湯上りの汗も気にならない。 地元の季節の食材を使った食事も美味しく、食後にはもうひと風呂浸かる時間があった。 お風呂場近くには冷たいお水と狭山茶が飲めるようになっていたり、泊りや部屋付き日帰り入浴の客は上の写真の部屋が利用できる。 たくさんの本が置いてあり、コーヒー、紅茶などがセルフで飲み放題。 そういうサービスがとてもうれしい。 宿の横には澄んだ沢が流れ、子供でも安全に水遊びができるよう適度に整備されていた。 本流の名栗川では川釣りや川遊びの駐車場もオープンされていた。
 
 
 帰りがけにブルーベリー摘みを楽しみ、家路についた。 遠くへ泊りに行くのも良いが、このくらいの距離で贅沢をするのもかえって疲れず気軽で良い、と思った。 こんな時期だからそう思うのかもしれないが。 
 緊急事態宣言中は隣の母とも会話するのをためらわれたが、今回は久しぶりにたくさん話もでき、とても楽しかった。
 
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カラフルな初夏

2020-06-05 08:55:31 | stroll
2020年5月31日(日)
 
 日曜日、いつもの川沿いに向かってウォーキングに出かけた。 東京も緊急事態宣言解除になりこの週末は山に行こうと思っていたが、東京の山の週末はどこもいつも以上に混むだろうと想像できた。 なので月曜日に出かけようと思ったが予報はどんどん悪くなりどうも本格的に雨が降るようだった。 なので今回は山をあきらめまた近所に歩きに出かけた。
 
 
梅雨入り間近の東京ではちょうどアジサイが色づき始め
空はどんよりでもとてもカラフル。
すっかり色づいたアジサイよりも徐々に変化してゆくこの頃が楽しい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヨウシュヤマゴボウ
 
ホオズキ
 
もう実がたくさんなっていた。
 
緊急事態宣言中歩き始めたころには、硬いバナナの皮の様な外皮に覆われていた花が咲き始めた。
 
鮮やかな赤が非常に目を引く。 これは何の花なのだろう。
プクッとした固そうなつぼみからひらひらと美しい花弁が開く。。。
調べるとこれはザクロなのだそう。 そうなんだ。 ビックリした。
 
川では以前と違うカルガモ親子に会うことができた。
 
ここ数年、カメラを持っていると出会う事のなかったカワセミをようやく撮影できた。
とは言ってもかなり遠距離。 超トリミング&ボンヤリ。
 
八重咲のタチアオイ?
タチアオイもこの時期鮮やかだ。
一番上の花が咲くまで、ジメジメどんよりな日々が続くが、
夏が来たら少し遠くに行けるかなぁ。。。
 
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カルガモ親子

2020-05-25 23:23:26 | stroll
2020年5月17日(日)
 
 月半ば、まだ緊急事態宣言中だが天気も良いのでウォーキングに出る。 人を避け畑や屋敷森沿いの一般道を歩いたりしていたが、たまには市内の川沿いを距離長く歩きたい。 カルガモの赤ちゃんも生まれたと聞いたし。 けど、天気の良い日曜日。 人が多いかなぁ。。。 
 
 
カルガモの一家はいるだろうと思っていた場所より随分と川上で見つけられた。
既に河辺の歩道でカモを眺めている人たちがいたせいか、
私が到着した時には草むらの中に入っていくところだった。
 
もう生まれてから随分経っているようで、赤ちゃんというよりは、年長さんという感じ。
でもお母さんに見守られてウトウト。 もう動きそうもないので先に進み、また帰りに見てみよう。
子だくさんで13羽くらいいたかな。
 
これだけ見るといい感じだが、気温の上がったこの日、
川は下流に行くほど人が多くなってきた。
下流の方が水に入りやすい整備が整っており、そういう場所は人でいっぱい。
川の中にも網を持った子供と保護者でいっぱい。 ちょっとこれ大丈夫?、と目を疑うほど。
これではカモも上流に行けなかったんだな、きっと。
なので、混んでいる所は一本裏の道を行き、適当な所で折り返してきた。
 
川で採ったドジョウを見せてもらった。
この川には貴重なホトケドジョウがいるそうだが、これは違うみたい。
 
上流に戻って行くと、またカルガモ親子が見られた。
夕方に近づく時間だったので、そろそろ夕飯の時間かな。
 
子供たちはちっともジッとしていなくて、泳ぎもとても速い。
 
13羽くらいいるので、お母さんも大変。
この辺には猫はもちろん、タヌキもいるからね。
カラスも危ないかな。
 
密です! 密です!w
 
 6キロちょっと、2時間半くらい歩いた。 何だかとても疲れた。 山でもないのに。 自信無くなるなぁ。 けど青空の中、外を歩くとやはり楽しいし身体にもとてもいい気がする。 家の中でも運動してはいるのだが、今まで以上にPC前に座っている時間が長く、何しろ眼がきつい。 ブルーライトカットグラスは使っているが、起きているほとんどの時間を55センチくらい先の画面しか見ていないせいか、眼球が圧迫されるような、そこから肩や頭や体中が痛くなるような感じ。 薬を飲んだりもしたが、この日歩いて遠くの景色や空や山を見て、大きく息を吸いながら体を動かしていると、すーっと解放されてゆくような良い気持ちになって行った。 やっぱり外に出て身体を動かすというか、移動させるというか、そういう事は大事なんだなぁ、と本当に感じた。
 
 東京も緊急事態宣言が解除になったが、安心して都外に出てゆけるのはいつになるだろう。
 
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一足お先に花見 in 熱海

2020-01-31 11:28:43 | stroll
2020年1月27日(月)
熱海 糸川沿いのあたみ桜
 
 1/26~27の2日間で母、姉と旅行に行く計画だった。 が、各地の雪予報では観光もままならないと思い、お出かけはいったん延期にした。 しかし直前で月曜日あたりは曇りの場所も多くなったので、当初予定していた熱海の「あたみ桜 糸川桜まつり」くらい見に行ってみよう、と言うことになった。 他の場所も検討していたのだが、せっかく満開だと聞いている熱海の桜を姉が是非見に行きたいと言ったのだ。 私は今回は何も調べることなく運転手だったので、「この時期に本当に桜が咲いているのか?」と半信半疑だった。
 
現地に到着すると、おぉ~咲いている!
もっと地味目の寒桜かと思っていたが、色といい花付きといいとても豪華だ。
実際のところ私は背後の真っ白な箱根の山々が気になっていたのだが。w
 
WELCOME の言葉に誘われて、糸川沿いを散策。
 
 
 
「あたみ桜」は明治4年ごろイタリア人によって熱海にもたらされた、と伝えられている。
開花期が1月で、沖縄のカンヒザクラと並んで日本で最も早く咲く桜と呼ばれているそう。
 
さくらと共に川を彩るのは真っ赤なブーゲンビリア。
いくら熱海とは言え、この1月にブーゲンビリアがたくさん咲いているとは。
 
 
 
 
 
 
 
 
写真を撮りながらゆっくりと桜を楽しんだ後は、来宮神社に行こうということになっていた。
来宮神社は桜並木の道をもう少し行った先にある。 ただ、桜並木より先は山側への上り坂になるため、
来た道を戻り車で行っては、と思っていたが母が歩くというのでそのまま行ってみた。
 
母、頑張りました! 見事に到着、来宮神社
後で知ったが、上ってきた道は神様が来られた海と本殿を結ぶ参道、
熱海の中でも急な坂で知られているらしい。w きっとご利益あるね。
 
国指定天然記念物に選定されているご神木、
大楠は樹齢2千年を超えている、らしい。
 
ぐるりと一周まわって、手を合わせる。
大きく腕を広げ、パワーを頂く。
 
「地元民と入来たる旅人を守護しようと神託をつげられた」と言われる来宮神社は
参拝者が気持ちよく祈りを捧げることができるよう、環境整備がすすめられた。
近代的な参道やカフェ、夜のライトアップなどに対する意見は様々だが、
休日は観光客、参拝者でいっぱいだそうだ。
私たちもカフェでコーヒー、ケーキ、お汁粉をいただき、バスかタクシーで駐車場に戻ろうと思ったが、
またも母が歩けるというので歩いて戻った。 そうか、そうか。 
 
その後熱海梅園に行ってみた。
こちらも「日本で一番早咲きの梅」と言われているが、確かに思っていた以上に咲いていた。
 
ロウバイは既に茶色くなっているが、梅と共に良い香りを放っている。
 
まだ早咲きの梅が咲いている程度で、天気もあまりよくない為混雑はなく、
ゆっくりと見て歩くことができた。
 
 
 
 
 
園内に咲いていたこちらは「水仙の原種 ペチコート」と紹介されていた。
とても可愛らしい。
 
 
 
こちらにも桜が見られたが、あたみ桜かな?
 
熱海梅園は初めて訪ねたが、ひしめき合うように旅館や住宅が連なるあの熱海の一角に、
このような梅園があるとは驚きだった。
 
来宮神社、熱海梅園を見て午後1時半ごろになった。 おやつを食べながら歩いていたのでお腹が空かなかった。
ポツポツと雨が落ちてきたが、もう少しどこかに行きたかったので、伊東の道の駅までドライブしてみた。
昔はよく母の運転で走った道、懐かしく景色を眺めながらドライブし、
道の駅ではお土産を見て、美味しいお昼ご飯を頂いた。
 
「伊豆太郎」さんの地魚の丼、おいしかった~!!
 
 今回は温泉宿に泊まってのんびり、はできなかったが日帰りでも充分に楽しい一日を過ごせた。 お天気は良くなかったが各所空いているのは良かった。 観光中は雨に降られることもなく、夕方か夜には雪になるという予報だったため、地元に戻ってから日帰り温泉に寄ったのも良い手段だった。 暖かくなったら今度こそ泊りでどこかに行こう。
 
コメント (6)
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