2019年1月21日(月)
6:55 a.m. 山中湖畔
そろそろ白い山を歩きたい気持ちもあったのですが、色々立て込み気力がなかったり、強風予報だったりで。 低い山でも景色が良く、比較的長く歩けるところに行ってきました。
以前歩いた山中湖畔の平尾山から石割山。 いずれそこから繋げて高指山、鉄砲木の頭(明神山)、三国山の方まで歩いてみたいと思っていました。 が、それを一気に歩くことは無理なので、今回はパノラマ台から三国山、とも考えてみたのですが、石割山から山伏峠を越えるルートも気になっていたので、今回はそちらを選びました。
7:05
前半は前回と同じルートなので同じような写真ばかりですが、辺りに雪はなく、水面もまったく凍っていなかったのにはちょっとガッカリ。 富士山の雪も薄くなってきたような。。。
7:36
夜明け前、富士山にかかっていた雲も陽が昇ると同時に晴れてきた。 空は青く、予報ほど風も吹いていないのでそれ程寒くない。 むしろ歩き始めると汗ばむくらい。 グルッと高指山に回るまでにバテなければ良いな、と思うほど。
前回と同じくこの道を左に入り、その先を左に曲がり平尾山方面に向かいます。
右に伸びる道は道志道。 奥の方に見える低い山のような所が山伏峠辺りなのかな?
ようはここから左の方へ登り上げ、奥にあるあの山辺りからもう少し右の方まで回ってゆく、という感じです。
別荘地を抜け登ってゆくと、だんだんと富士山と平尾山への尾根が見えてきます。
9:00
道志道の分岐から一時間ほどで平尾山山頂。
カヤより背が低いのでなかなか見晴らすことはできませんが、良い景色です。
また雲が湧いてしまいましたが、これはこれで良い感じ。
ひとしきり写真を撮り、石割山に向かいます。
この日、この時間はまだ霜が解けておらず、ぬかるみになっていなかったのは幸い。
このトレイルのように泥濘になると手掛かり、足掛かりの無い急斜面がたくさんあるのです。
9:43
石割山山頂到着。
石割山はカヤが少ないので見晴らしがいい。 ただこの山頂も泥濘になると大変。
富士山の右には南アルプスの山々がズラリと並ぶ。
奥の白い山々は、前聖岳、赤石岳、悪沢岳、塩見岳あたり。
さらに右方には農鳥岳、間ノ岳、北岳、千丈岳、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳。
中央に杓子岳、鹿留山、すぐ左には黒岳(御坂)、右には黒岳(小金沢)。 さらに右奥には甲武信ヶ岳。
いつ見ても美しく、壮大だなぁ、と感動するわたし。
この日はここから先に進みます。 御正体山方面へ。
このような木々の中、ものすごい急登もなく、気持ちよく歩いてゆきます。
ただずっとこのような木々に覆われ、せっかく景色の良い所にいるのですが、
あまり見晴らせる場所が無くヤキモキ。
それでも、時折このように切れ落ちた場所もあるので要注意。
丹沢も天気が良さそうです。
こちら奥の方は箱根方面。 一番高く見えるのが箱根山です。
写真中央の低い山の連なり、一番右端が高指山。 そこへこれから行くのです。
山伏峠への分岐に来ました。 ここからさらに直進すれば御正体山に行けます。
私はここを右の方に折れてゆきます。
が、ちょうどベンチもあるし12時ですから、お昼ご飯にしました。
ここが山伏峠だそうです。 ここから左に折れて下山すると道志道に下りられるようです。
わたしは大棚ノ頭に向かい少し登ります。
30分弱で東海道自然歩道と交わる山伏峠分岐に到着。 (13:14)
ここまで作業道やあちこちに見えるピンクテープなどで紛らわしいルートもありました。
ここから高指山へは 2.3km。
山中湖畔で夕景を撮りたい気持ちもありましたので、15:00ごろまでに高指山を下山開始したい。
つけるかな?
下り始めるとかわいらしい踏み段。
そうそう、この辺は山梨県と神奈川県の県境で、神奈川県の案内表示板がありました。
疲れてきたのでおやつ休憩もはさみ、再び歩き始める。
あいかわらず木々が被り景色が見晴らせないのですが、
富士山や歩いてきた尾根は確認できます。
そしてようやくパッと開けた場所が高指山手前の富士岬平。
ここまで来ると正面に山中湖越しの富士山。
右手には平尾山~石割山などの山並み。 左手には静岡県境の山々、が望め壮観です!
これが歩いてきた稜線。
この写真右に切れた辺りをこちら側にグルリとまわり、この場所に来ました。
富士岬平にはベンチもあるので休むのには良い場所です。
が、私はもう先ほどおやつ休憩をしたので、残り20分高指山に向かいます。
14:42。 高指山山頂到着!
高指山も富士岬平と同じようにベンチがあり、写真奥の部分はカヤも刈り取られ、
とても見晴らしが良くなっています。
私は富士岬平でたくさん写真を撮ったのでここではあまり写真を撮りませんでしたが、
ここも撮影、休憩にはとても良い場所です。
その後下山して中禅寺湖畔に戻りました。
高指山から少し来た道を戻り、別荘地の中に下山してから道志道を平野に戻りました。
平野の湖畔に到着したのは 16:00まえ。 コンビニでコーヒーを買って、
車で少し休憩してから夕景の撮影ができました。
富士山の肩から沈む夕日がちょうど雲の下から覗きました。
そして真っ赤に焼けることはありませんでしたが、夕焼けを撮り終了。
この後、反対側に昇るスーパームーンを眺めつつ帰宅しました。
夜明けから日没まで、充実した一日でした。