2021年3月15日(月)
小仏城山山頂から早春の富士山
「今週こそ高い山に登るべき」と言うような天気予報だったが、そろそろ高尾の花が気になってきた。 いやまだそれ程の花盛りでもなかったのだが、早春のスミレやヤマルリソウ、初めて見る場所のハナネコ、今年こそ見たい南高尾のニリンソウ群落下見、など。
南高尾と言えばJR高尾駅や京王高尾山口駅前から草戸山などを経て大垂水峠に至り、高尾山や小仏城山に登るルートをとる人が多いが、今回私はニリンソウがたくさん咲くらしい入沢川周辺を見るため草戸山経由は次回のお楽しみ。 入沢川に入る為まずは20号線沿いを歩く。 高尾山ICの下をまっすぐに通り抜けるには進行方向右の歩道を歩くのが良いみたい。 これは歩道橋から振り返って撮った写真なので私は写真左の歩道をまっすぐに歩いてきた。
今回初めて歩く入沢川沿いなので、台風19号以前との比較はできないが、裏高尾の日影沢と比べてどうなのだろう。
あちこちにニリンソウが見られ、割と広い面積で葉が茂っている場所もあった。
時期も時期だし、日影という事もあり、まだ咲いている花は見られなかった。
日影沢は台風19号以来通行止めが続いていたので、あちらもどうなっているか見ていないので良くわからない。
が、ついに日影沢の林道も城山まで通行可能になったようだ。
これは楽しみだが、ニリンソウ保護地区など花の場所が大きく崩れていなければいいな。
西山峠で大垂水峠への縦走路に合流。
関東ふれあいの道にも指定されているこのトレイルにはチェーンソーアートやベンチ、手作りのリュック掛けなどが各所にある。
南に面したトレイルを進んでゆくと。。。
木々の遮りがない見晴らしの良い場所からは南アルプスも望める。
眼下には津久井湖、奥に富士山から丹沢の山々。
風景は良いものの、その後中沢山、大洞山など越えるも広く開ける所はなかった。
大弛峠近くで20号線を越える場所には高架の歩道がかかっていた。
いったん高尾山方面に行きそうになったが間違えに気づき城山に向かう。
沢沿いから急斜面を登り尾根道に出るとはっきりとわかりやすいトレイル。
ひたすらまっすぐ登る。
だいぶ雲が多くなってきたが、城山山頂からは紅梅、白梅越しに雪の富士山が見られた。
ハートの山の向こうには関東平野。
右端の方にスカイツリーが見える。
蛇滝口から下りるため、高尾山方面に向かう。
一丁平から富士山と丹沢の山々。
まだ色々見るものがあるので山頂を巻いてゆく。
色々見たいのに時間は既に 15:28。
急げばいいのにここで天狗焼き。 これは外せない。
奥多摩方面。 御前山、大岳山。
蛇滝口に下る途中、素敵なオブジェ。
この後、蛇滝口から下山後も南浅川沿いのニリンソウ群生地などを見ながら歩き、17:00過ぎに駐車場に戻った。 南浅川沿いも台風19号で崩れたり、えぐれたりした様子が見られ、ニリンソウ群生地も範囲が狭くなったり、泥をかぶったりしたようだった。 それでも復旧作業が終わり既にニリンソウ、ミヤマカタバミ、アズマイチゲなどが咲きだしており、今後また見に来たいなぁ、と思った。
が、本日も雨だし、今後今以上に忙しくなるし、緊急事態が開ければ調子に乗らない程度に他県にも行きたいし。 せっかく下見をしたのだけど、今季また見に来る機会はあるかな?、というところ。
ではこの日見た花を。