2023年11月14日(火)
紅葉と富士山
11/14(火)は各地晴天予報が出ていた。 が、高い山の紅葉は既に終了しているし、知っている低山はまだこれから? どこに行こうかと迷ったが、せっかくの晴天予報なら雪で白くなり始めた高い山を見に行きたい。 河口湖の紅葉がそろそろ良くなってきたと読んだのでそちらの方に行ってみようか。 西湖湖畔の鬼ヶ岳から展望を拝みつつ、登山前後にどこかで紅葉観光ができればと出かけてきた。
6:12
まずは河口湖畔大石公園から。
10/28より河口湖畔の「紅葉まつり」開催中であるが、実は河口湖の紅葉を見に来たことが無い。
良い紅葉撮影スポットを知らないので、朝景はいつもの大石公園近くから。
6:17
山肌に陽が当たってきた。
この近くに立派な紅葉の木があり、既にたくさんの人がスタンバイしていた。
紅葉に陽が当たるのを待たず、山に向かう。
「西湖いやしの里根場」登山者用駐車場からスタート。(7:27)
登山者用駐車場は西側の端にある。
いやしの里のトイレは早朝は使えないので、西湖畔のきれいなトイレを利用。
登山口の東入川堰堤広場付近はきれいな紅葉が見られた。
ただここからは薄暗い日影を45分程植林帯の急登。
カラマツの森に出るころようやく陽が当たってきた。(8:44)
この先まだまだ、結局は雪頭ヶ岳のお花畑まで急登は続く。
カラマツ越しではあるが、紅葉に富士山も見られた。
黄葉と富士山
赤い実やムラサキシキブの実なども見られた。
急登を登っていると暑いが大汗をかくほどではない。
実際気温は結構低い。
ようやくブナの森。(9:20)
この辺まで来て岩が見え始めるともうすぐかと勘違いしてしまうのだが、
実際にはまだあと一時間ほど急登に耐えなければならない。
木々の梢の先に南アルプスがくっきり見えてきた。
良かった!
ようやく雪頭ヶ岳お花畑に到着。(10:16)
いつもながら本当にようやく、という感じ。 けれどこの景色を見ると「登ってきて良かった~!」と思える。
手前の赤っぽい木はノイバラ?が沢山赤い実をつけている。
左下に西湖、右上の方に本栖湖、そこから続く天子山地。
正面に西湖越しの富士山。
いったん溶けてしまった雪が近日の寒さで一気に戻ったようだ。
誰もいないので良い岩を確保でき、この景色を拝みながらおやつ休憩。
ここは風が吹いていたのでフリースと雨具ジャケットを着た。
休憩後雪頭ヶ岳山頂に向かう。
岩のアップダウンの最中、平らな所から。
手前中央が十二ヶ岳、左奥に黒岳、右に三ツ峠山、右奥に丹沢の山々、一番奥高いのは蛭ヶ岳。
見える湖は河口湖。
雪頭ヶ岳到着。(10:37)
ここから鬼ヶ岳へはザレたトレイルや岩場を激下り、激上りする。
途中南アルプスのこの景色!
見えているうちに来れて良かった~!!
一番手前の尾根はこの後下山してゆくルート。
たぶん一番低い辺りが鍵掛峠で、そこから根場に下山する。
南アルプスは左から聖岳~赤石岳~悪沢岳~小河内岳~塩見岳
農鳥岳~間ノ岳~北岳~仙丈ケ岳~鳳凰三山~甲斐駒ヶ岳
南アルプス~奥に北アルプス~八ヶ岳
本当にこの日は良く見えた! こんな日は滅多にないだろう。
最後に梯子を上ると。
鬼ヶ岳と~ちゃくっ!(10:55)
鬼ヶ岳まで来るとようやく北側、奥秩父の山々を望める。
瑞牆山~金峰山~北奥千丈岳~甲武信岳~破風山~笠取山辺りまで見えているらしい。
黒岳の左には大岳山、さらに左に三頭山。
動画も撮ったのでどうぞ。
山梨県 鬼ヶ岳からの展望
鬼ヶ岳の一本角と富士山。
時間は早いがここで昼食休憩。
ここも誰もいなかったので、狭い山頂悪いが岩を陣取った。
充分休憩し、景色を堪能してから下山。
しばらくはザレたトレイルや岩が続く激下り。
土のある平坦な所にホコリタケ?
細かなアップダウンを繰り返し、鍵掛峠手前のこの岩場。
右上に上がると展望が良いが、切り立った岩の上なので注意。
コースは左、ロープが見える方に下りてゆく。 この先左が切れ落ちている岩場のトラバースなので注意。
この辺りで南アルプスの展望とはお別れ。
鍵掛峠からの下りもザレた激下りや、崩落したような場所もあるので注意。
標高が下がるにつれ色づいた木々も見られた。
約1時間ほど下ると林道に出て、そこからさらに10分程でいやしの里の脇に出る。
沢を挟んだ向こう側は有料エリア。(13:54)
あとは駐車場までテクテク歩き、14:05無事終了。
終了後は河口湖の紅葉祭りを見に行ってみようかと思っていたが、
平日なのに混雑していそうだし、いやしの里も結構きれいだったので、こちらの有料エリアに入ってみることにした。
終盤ではあるのだが、まだまだきれい。
お客さんはほぼ外国人。
白い雪が積もっていて良かった。
外国の方たちもあちこちでシャッター押しまくり。
みんな嬉しそう。 私も良い日に来れてラッキーだった。