2023年11月19日(日)
岐阜県高山市 古い町並み
以前から姉と旅行に行こうという計画があった。 お互いに都合の良い日などを検討していると桜でも紅葉でもない、この時期になってしまった。 行き先は姉に任せていたが、お互いに行ってみたかった飛騨高山や白川郷など、とざっくり計画をたてた。 当初は新幹線&レンタカーも考えていたが、色々考慮すると私の車で行くのが良いとほぼ私が押し切った。 自宅から高山市街地まで約285km。 2泊3日で白川郷・五箇山なども観光するつもり。 さてどうなる事やら。
6:30 中央自動車道路 釈迦堂PA から白峰三山モルゲンロート
朝5:00ごろ自宅を出発。 ナビによると自宅から高山市街地の宿までは4時間半ほどで着くそうだが、長距離運転なので無理なくおしゃべりしながら低速運転、休憩も充分入れたい。 景色の良いPAでは撮影も楽しみたい。 前日は雨、快晴の当日朝、中央自動車道笹子トンネルを抜けると美しい南アルプスの山々が出迎えてくれた。 こんな時は釈迦堂PAに吸い込まれる。
間ノ岳~北岳 鳳凰三山 ピークが雲に隠れた甲斐駒ヶ岳
充分のんびりしたが。。。
7:24 八ケ岳PAでも撮影休憩
甲斐駒ヶ岳の雲もほぼ取れた。 右に鋸岳が続く。
鳳凰三山と背後に北岳ピーク
もちろん八ヶ岳も。
ここから見えるのは編笠山と権現岳?
8:01 もちろん諏訪湖SAでも撮影休憩
長野県に近づくにつれ雲が多くなっていた。
霧ケ峰も多くの雲がかかっていたが、その分木々にはびっしりと霧氷がついているようだ。
このままあの真っ白な世界に入り込んで行きたい気分だったが、この日は我慢。
松本ICで高速を降り、まっすぐ安房峠方面へ。
中ノ湯ICから初めて安房トンネルを走る。 このトンネル、既に中部縦貫自動車道になっているようだ。
9:50 安房トンネルを抜けてすぐの平湯バスターミナルにある「アルプス街道平湯」で休憩。
雲がいっぱいの辺りには穂高に続く山が見えたのかな。
建物前は除雪されていたが。。。
他の部分には雪がいっぱい! 前日の雪でこの辺りには随分積もっていた。
この先も高山市街地に近づくまで山道は安全運転で。
お昼 12:00近くになり、高山市街地に入る前にお昼ご飯にした。
古民家風のお食事処は雪が積もったお庭の紅葉がまだまだきれいだった。
食事も大変美味しくいただいた。
その後13:00頃に高山市街地の宿に到着。
車を置かせてもらい、高山の「古い町並み」観光に出かけた。
宿から「古い町並み」には徒歩で行けるが、「古い町並み」は想像していた以上に広範囲で大変驚いた。
一本の通りの両側に古い建物が並んでいる、というレベルではない。
歴史的に貴重な建物や、趣のある民家、商店が町全体に広がっている。
こちらの地図(「飛騨高山ぐらり散策マップ」参照)などを参考に歩いたが、
なかなかすぐに理解できるような範囲ではない。
「高山祭」の写真などでよく見る「中橋」
街のところどころに写真右のような背の高い扉のある建物が見られる。
高山祭で使われる「屋台」を収納しておく屋台蔵だ。
手前柵の中央に「展示中」の札がかかっているが、
こちらの蔵で保存される屋台は現在「高山祭屋台会館」で展示されている。
写真はなるべく人が写らないよう撮っているが、
多くの人(圧倒的に外国の方)が歩いており、とてもにぎわっていた。
様々なお店もあり、どこも魅力的で、あちこち行きたいのになかなか進めないほど。
色々見たい所を振り切って、時間もないので速足に「櫻山八幡宮」にやって来た。
高山祭、秋に行われる「八幡祭」はこちらの神社の例祭だ。
ちなみに春に行われるのは日枝神社の例祭「山王祭」だ。
御拝殿
境内の秋葉神社近くの紅葉がきれいだった
宿へ歩いて帰る途中江名子川
夕食では飛騨牛を頂く
まずは山を越える長い道のりが心配だった初日だが、美しい山々を望み、姉と話しながらのドライブは楽しかった。 心配していた雪もほどほどで良かった。 午後には高山の観光もでき、古い街並みに感動。 まだまだ紅葉も楽しめたことはラッキーだった。 夕食は楽しみにしていた飛騨牛もいただき、ゆっくりと温泉に浸かって早寝をし、疲れもすっかり取れた。
が。。。翌日の天気予報は日本海側を中心に朝から昼過ぎまで雨。 高山から北の方の天気が悪いので、白川郷・五箇山も望み薄だ。 さて、どうしたものか。 つづく。