out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

常念岳 ~一の沢登山口から~ 往路 #1

2024-08-11 20:19:44 | 山登り in 長野県
2024年8月1日(木)
常念乗越から穂高連峰、槍ヶ岳を望む
手前赤い屋根は常念小屋
 
 登山を始めてから白馬八方、栂池などには何度か足を運んでいたが、安曇野辺りを訪れるようになったのは最近だ。 そこから眺める山々も始めは分からずいたがひときわそそり立つ常念岳は印象的だった。 いつか登ってみたいとは思うものの、その姿には圧倒される。 「三股登山口から蝶ヶ岳を経て常念に向かえば少しは登りやすい?」などと考えていたが、実際本当に登ろうと調べた時、山小屋の宿泊、前常念岳の岩場を登るのも下るのも、私にはリスクが大きそう、など三股からの周回は無理だと思った。 蝶ヶ岳にも登りたかったのだが、ここは常念岳一択にして一ノ沢登山口から登るべきだ。 一の沢登山口から登れば常念乗越で力尽きてもそこに常念小屋があり、翌日に山頂を目指すこともできる。 時間的にも余裕がありそうだ。 前回の北岳も間ノ岳まで行けず「北岳に来ただけ」になってしまったが、今回も「常念岳だけ」とひとつずつ、だ。
 
 宿泊の常念小屋HP「日本アルプス常念小屋」には写真やイラスト付きの丁寧な「一の沢コース紹介」があるので、そちらを参考にすると安全で楽しい。
 
<注意!>
ただ、残念なことにただいま一の沢登山口への林道が崩落し、自家用車で一の沢登山口の駐車場に行くことができなくなっている。
前述のHPインフォメーションに詳細が載っているので、行かれる場合は必ずチェックしてほしい。
一の沢がダメなので三股からという選択も安易に考えないように、という注意喚起もあるので必読。
 
2024年7月31日(水)
一の沢登山口第2駐車場
 
 「人気の常念岳に登る。一の沢登山口の駐車場は第1、第2合わせて60~70台ほどしか駐車できない。」と読んでおり、「これは登山口駐車場で車中泊(前泊)しかない!」と出かけたが、前日の昼前に状況を見に行くと第1にも空きがあり、第2に至っては1台も車がいなかった。 更に駐車場にトイレがない。 また、近日駐車場から登山口間でクマの目撃情報を読んでいた中、実際自分も林道でクマが横切るのを見てしまった。 心細くなり前泊は街中で行い、登山一日目(7/31)の朝 5:00くらいに駐車場に着くと第2駐車場入り口のこの良い場所で支度をしている方がおり、私もここに停めて出発。(5:23) 平日はいつもこのような状況なのかなぁ。。。まぁ、それは季節や天候にもよるのだろう。
 
クマ鈴をリンリン鳴らしながら登山口へ向かう。
林道わきにはソバナがいっぱい。
 
5:56 登山口に到着
タクシーだとここまで送ってくれる。(現在は道路崩落現場手前まで)
左の建物がトイレ。 その右側を進んでゆく。
 
一の沢沿いを緩やかに登ってゆく。
 
6:13  山の神
趣のあるトチノキ
 
枝沢もたくさんあり、とても良い雰囲気。
枝沢からの水が登山道を横切り、そこを渡渉したり、川のようなトレイルを歩いたりする場所もある。
 
6:26  古池  イワナがいるらしい
 
一の沢本流に近づいたり離れたりしながら進んでゆく
 
ヒヨドリバナ?とクサボタン
 
このような丸太橋もたくさんある。
滑らないように~。
 
トリカブト
 
コイチヨウランがたくさん咲いていた
 
タケシマランの赤い実
 
タマガワホトトギスもたくさん咲き始めていた
 
涸れ沢があったり(烏帽子沢出合?)
 
マークをよく見て、ここも丸太橋
 
左奥に見えるのが前常念岳、中央辺りのピークが常念岳山頂辺り、右の低い所が常念乗越、かなぁ?
 
オオヤマサギソウ?
 
 
 
トモエシオガマがたくさん
 
このように川のような中を歩く場所も多い
 
クロトウヒレン?
 
9:18  一の沢本流橋2(たぶん)
一の沢沿いと言えど随分登ってきたので、ここで岩に腰かけ長めのおやつ休憩。
 
オオバギボウシ
 
先の橋を過ぎるととたんに斜面にたくさんのお花が見えだした。
 
色々な種類の花がひしめき合って咲いていてとてもきれい!
 
オタカラコウ
 
 
 
ミヤマアカバナ?
 
オオバミゾホオズキ
 
センジュガンピのお花がたくさん!
 
常念岳でこんなにたくさんの花を見られるとは予想しておらず、本当にびっくり!
長い一の沢沿いのトレイルをとても楽しく歩くことができた。
 
9:36  胸突八丁
けれどここからが常念乗越に上がるきつい上りの始まり。
雲は多いが青空も見え、まずまずの天気。
登りきったら素晴らしい北アルプスの景色が見えるかな?
がんばるっ! つづく
 
コメント
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