2024年8月6日(火)
登山道から双六小屋、奥に鷲羽岳、水晶岳を望む
この日は鏡平山荘から弓折乗越を越えて双六小屋に向かい、そこからいよいよ双六岳、三俣蓮華岳を経て三俣山荘に宿泊。 大町でお話を伺い、TVで何度も見た伊藤さんご一家が経営する山荘に泊ることができる。 山賊はいるかな?
鏡平山荘から三俣山荘まで、双六岳、三俣蓮華岳を登ってもゆっくり見積もって7時間ほどで到着するような計算だった。 朝 6:00に出発すれば午後1時には到着することになるが、「本当かな?」とかなり疑問を持っていた。
4:47
夜中は激しい雨の音で一度目が覚めた。
朝食前に鏡平山荘から見た槍ケ岳方面はやはり雲が多かった。
鏡平山荘の朝食
大変美味しくいただき完食。
出発準備のために寝床に戻ると。。。
廊下の窓から、槍ヶ岳の雲が取れ始めている!?
慌ててカメラを持って鏡池に走った! 同じような方が数人。w
空の色はいまいちだが、無事鏡池に映る逆さ槍ヶ岳を撮れた!
穂高連峰方面も。
6:00ごろ、鏡平山荘を出発。 まずは弓折乗越を越えねば。
双子池の周りにもたくさんの植物。
前夜の雨で濡れたチングルマの綿毛。
昨日 1,300m登り、起き抜けの身体は重い。
写真右の方の窪んだあたりが弓折乗越。
ニッコウキスゲが咲いていた。
左奥には焼岳と乗鞍岳。
トリカブトもたくさん咲き始めていた。
クロトウヒレン
振り返ると槍ヶ岳~穂高連峰
眼下に宿泊した鏡平山荘や池が。 ちょうど台地のようになったいい場所なんだなぁ~。
元気なクルマユリ
花が増えてきた!
弓折乗越到着。(7:00)
弓折乗越周辺にはなんとまだチングルマ、ハクサンイチゲ、イワカガミなどの花が見られた!
かわいい!
ここから北アルプス最深部方面に向けて軽いアップダウンを進んでゆく。
なんだか奇妙な場所に出た。 ここが「花見平」 (7:32)
名前の通り草のついている所には花がいっぱい!
あまり近づきすぎないように注意しながら撮影に興じる。
ミヤマダイモンジソウ
ウサギギク
シナノキンバイ ハクサンイチゲ
お花色々
花見平から進んでゆくと湿原のような場所。
エゾシオガマなどがたくさん咲く奥に見えるのは。。。あれが双六岳!
そして少し高い所からは左に双六岳(写真では見えない)、右に樅沢岳。
中央奥には鷲羽岳、水晶岳! 中央に小さく双六小屋も見えている!
右の切れ落ちた斜面の奥には槍ヶ岳~穂高連峰も見えているのだ。
見えてからもそうすぐには近づかないのだが、
憧れの景色の中にどんどん近づいてゆく!
振り返ると槍ヶ岳~穂高連峰。
青空も広がってきた!
足元には可愛いお花たち。
この先双六小屋まで下ると、思い描いてきた景色の中に抱かれる。 (8:10)
いや、もうすでに、という気持ち。 つづく