2024年1月23日(火)
千葉県 富山山頂から富士山を望む
年明け早くからでもお花が楽しめる南房総にようやく行ってきた。 首都高を通過してゆく自信がないので長距離バスで行こうとすっかり調べ上げた挙句、やっぱり車で。w 大回りになるが外環自動車道を使えば大丈夫だろう、とこちらも良く調べてから出かけてきた。 難しい合流などもなく行けたので今後も使えそう。 うれしい!
ようやく出かけられた千葉ではお山に登り水仙の花をゆっくり見るつもりだったが、せっかくだからと欲が出て山はできれば二座登りたい、となるべく早く着くように家を出た。
一座目は南房総市の富山。 最初は高速バスで「道の駅 富楽里とみやま」まで行って散策するつもりだった流れから、なのだが、富山はNHK「らんまん」のすえちゃんも読んでいた「南総里見八犬伝」にも登場する重要な場所。 現天皇陛下・皇后陛下も登られたとのことだから間違いないはず。
しばらく一般道を歩くが、道路沿いには既にたくさんの水仙。 甘い香りが漂ってくる。 この日は「晴れ」「快晴」が並ぶが風が強い予報だった。 風は承知していたのだが、空模様が怪しい。 どうやら雨を降らせる雲が朝まで残っていたようだ。 この時間もレンズ雲のような雲があちこちに漂っている。 これは晴れないのかも。
駐車場から10分ほど歩くと福満寺(ふくまんじ)。 ここをお寺の方に入ってゆく。(7:30)
仁王門
双耳峰の富山が描かれている。
門の先にはきれいなトイレや貸し出しの杖も置かれている。
道伝いに急なアスファルト道路を上がってゆくと水仙越しに里山風景。
この後トレイルはアスファルトなのか、アスファルトの上に土や落ち葉が被ってしまったのか、
よくわからないが滑りやすい急な坂を登ってゆく。
さすがに南房総で暖かく、汗をかいてしまう。
木の途切れた所から広々とした海の風景!
南房総市は房総半島のかなり南端の方なのだが、南方向にあるサーキットの向こう、まだまだ山が続く。
樹林帯ではそれほど風が当たらずありがたい。
上の赤い実をつけた小さな木がたくさん見えた。 なんだろう?
出発して1時間ほどで南峰(観音峰)に到着。(8:15)
お社に手を合わせ周囲を見たが、石塔などが倒れていたり倒木があったり。
なかなか手が入れられない様子。 この先を進んで北峰に行くトレイルがあるようだが、
わかりにくかったので上がってきた石段を下り、わかりやすい道で北峰へ。
北峰山頂手前の見晴台。
おぉ~! 富士山が見えている!
本当は道の駅周辺でも見えたようだが、気づかなかった。 空に雲が多かったので見えないものと思い込んでいた。
週末には雪がたくさん降ったようで真っ白だ。 そしてあちらは天気が良いのか日に照らされている。
でも富士山上空にも笠雲になりそうな雲が。
北峰(金毘羅峰)到着。(8:44)
山頂は広場のようになっており風が吹きつける。 お天気が良ければ気持ちよく休憩できそうだが。
風は強いし5人しか上ってはいけない危ない感じの展望台だが上ってみる。
素晴らしい眺め! 快晴での景色を見てみたい!
富士山が見えるのは西方向。 東京湾越しかと思ったが、なかなかきわどい所。 浦賀水道越し、というのが一番適切なのかもしれない。 富士山左裾野に箱根の山々。 富士山からずっと左の高い山はどこ? 島? と思ったがなんとずっと伊豆半島、高い所は天城山。 伊豆半島大きい! そう言えば、高尾山や丹沢から房総半島を見ると「あれってずっと房総半島?」と思うほど大きいものなぁ。 その房総半島より伊豆半島の方が南にせり出しているから大きく見えるんだろうなぁ。
少し南に目を移せば、大きな島は大島。 本当に近くて大きい!
大島左端奥に見えるのは利島。 その左方にも島影が見える。
富士山右方には真っ白な南アルプスが並んでいる。 写真中央辺りは間違いなく白峰三山だ。
実は左裾野辺りにもチラッと白い峰が見えている。
手前右の方には丹沢山塊。 海に浮かぶ黒くて平たいのは? 三浦半島か!
だから、三浦半島手前が東京湾、向こう側は相模湾、という事だ。
北方向 スカイツリーでも写っていないかな~、と適当に撮ったが。。。
写真を超トリミングしてみたら面白いものが写っていた。
そしてふたつのちょうど中央辺りに「スカイツリー」(すごくうっすら)
返す返すも「晴天」の日に見てみたいものだ。
強風の中結構長い時間景色を眺めていた。 展望台を下りると小さな桜の木に花が咲いていた。 河津桜?
さて下山、と思ったら。。。
山頂は別のところにあった。
左奥が鹿野山、右の方には人骨山も見えるらしい。
大変良いお山だったので、次回は是非本当にお天気の良い日に来たい。
下山後車道沿いで。 ホトケノザがたくさん咲いていた。
道路沿いのお宅門の外に咲いていた黄色い水仙。
門の所に咲いていたアロエの花? 静岡でもたくさん見かけた。
暖かい海沿いに咲いているイメージだが、そうでもない?
10:00 ごろ駐車場に戻ることができたので、予定していた二座目の山に向かうことにする。
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