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2020年2月24日(月・祝)
小鹿野町両神小森堂上のセツブンソウ
22日(土)、23日(日)と学年末試験や都立高校入試に向け対策を行った。 その後、生徒たちにしてみれば緊迫の1週間を終え、終業式、卒業式までは友人たちと残り少ない今年度を楽しく過ごそうと思っていたでしょうに。 一週間で生活は一変せざるを得なくなった。 新型コロナウィルスが早く終息することを祈るしかない。
24日は休みが取れ山に登りたかったが、小鹿野町のセツブンソウが最盛期と聞きそちらに向かった。 2018年に一度訪ねているが、その時はセツブンソウを見た後近くの四阿屋山に登った。 今年は少し離れた山に登ったあとセツブンソウ撮影にしようと思ったが、光の加減が良いであろう午前中のうちに撮影したく、結局そちらの山はヤメにした。
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山は後にしようと思っていたのだが、7時半前についてしまい、8時半のセツブンソウ園開園を待つのも時間がもったいないので「道の駅 両神温泉薬師の湯」に車を停め先に2018年と同じ四阿屋山に登ることにした。
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最短コースで山頂に向かうが、一応ロウバイとフクジュソウはチェックしてゆく。
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途中梅が既に良い具合。
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ロウバイは未だ花の色も美しく咲いていた。
良い香りが園中漂っている。
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奥の三角は武甲山、左方に横瀬二子山。
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三峰山、雲取山方面(と思われる)
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フクジュソウも良く咲いていた。
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秩父紅も見られるはずだが、見つけられず。
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両神神社奥社にお参りし、山頂を目指す。
ここからはトレイルの細い岩場、急登が続く。
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山頂到着。(9:56)
左に両神山、右に小さく二つのとんがりは二子山。
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小さな山頂には次から次へと登山者がやってくる。
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両神山アップ。
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二子山アップ。 サッサと写真を撮って下山。
つつじ新道を下ってみようかという気も起きたが、途中で会った男性に伺うと
「かなりきつかった。 お勧めしない。」という話だったのでヤメにした。
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ということで、車でセツブンソウ園。(300円)
11時過ぎになってしまったので駐車場はいっぱい。 係員の方が示す方向へ。
山の方向へ徒歩5分ほどの路肩(駐車スペースになっている)に無事駐車。
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広い敷地にたくさん咲いていた。 まさに見ごろ。
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12時半過ぎまで撮影し、道の駅でお蕎麦でも食べ、どこかの梅園に行ってみようかと思っていた。
ところが道の駅は駐車場が満車の賑わい。(四阿屋山下山時もそうだったのだが)
ネットで調べると、観音茶屋というお店が目についたので行ってみた。
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風情のある店構え。
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店内も良い雰囲気。
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名物らしい鬼ころりのついたお蕎麦のセット。
鬼ころりとは山芋とそば粉を練ってゴマ油で揚げたものだそう。
ワサビ塩かワサビ醤油で食べてね、と。 美味しかったが粉ものでお腹いっぱいになりすぎた。
観音茶屋というくらいだから、近くに観音様がいらっしゃるのだろう、
と訪ねたのが「秩父札所31番 鷲窟山観音院」。
お茶屋さんから10分程牛首峠の方へ上がって行ったところだ。
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車道はこの仁王門隣の駐車場までで終り、その先牛首峠へは歩いてゆく山道だ。
御本堂に行くにもこの仁王門をくぐってから296段の急な階段を登らなければならない。
秩父34霊場の中で最も険しい難所に立つお寺、と言われる所以だ。
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仁王門には日本一の石造りの仁王様が立っている。
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最近岩屋に守られたようなお寺に縁があるようだ。
こちらには奈良時代の僧・行基(668-749年)の作とされる聖観音像がお祀りされている。
手を合わせ境内を拝観。
御本堂を中心に、背後の岩屋を形作る山の左側に西奥の院、右側に東奥の院がある。
それぞれの奥の院に至る参道が作られ、参道沿いの岩屋にはたくさんの石仏が見られるようだ。
が、西奥の院に向かう参道は既にがけ崩れなどで立ち入り禁止。
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東奥の院の方に上ってみた。 少し登ったところで御本堂と西奥の院方向の崖壁面を見る。
崖上部の岩屋に石仏が並んでいるのが見える。
歩いている参道をさらに進むと展望台があるが、そこからも別の岩屋に石仏群が見られた。
切り立った崖に登り、岩屋の中にいくつもの石仏を奉納する作業が修行そのものだったのだろうな。
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また、先の崖壁面下部には
「摩崖仏 弘法大師爪堀の像 十万八千佛」が見られる。
何だかものすごいパワースポットを訪ねることができた気がした。
更に、ジオパークにも指定されている秩父地域。
こんな山間部が遥か昔には海底だったことを明かす地層や岩が見られる。
この摩崖仏が彫られた壁面もその一部だそうだ。
セツブンソウの様子は小鹿野町観光協会HPで開花状況が見られる。 例年より随分早く開花を迎えたようだが、ロウバイ、フクジュソウも見られ、楽しい一日となった。