宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「ジェンダー平等の明記ーー日本社会にとっての重要な意義」改定綱領に関わる志位報告(4)

2020年12月22日 | 未来社会へのプロセス

 改定綱領に関わる2中総報告の「ジェンダー平等」について、紹介させていただきます。

「新型コロナ危機のもと、女性に多くの困難と負担が強いられる一方、その打開をめざす運動も広がっています。そうしたなか改定綱領が、ジェンダー平等社会の実現を明記したことは、日本社会にとって重要な意義をもつものであります。改定綱領が、大きな力、新鮮な力を発揮し、党内外で自を見張るようなダイナミックな変化が起きています」

【ジェンダー平等を求める運動との共同がぐんと広がった】

「この1年、『多様な運動にWITH YOUの姿勢で参加し、ともに力を尽くす』との立場で、ジェンダー平等を求める運動に、党が参加する流れが強まりました。運動に取り組む人々に党の『本気度』が伝わり、信頼、共同がぐんと広がりました」

「国会論戦で、選択的夫婦別姓、女性差別撤廃条約の選択議定書、刑法改正、職場でのパンプス強制問題など、ジェンダーの課題が大きい柱にすわりました。一連の課題で政府から前向きの答弁を引き出し、現実に社会を大きく動かしました。『声をあげれば変わる』という実感を多くの人々と共有できたことは、わが党にとっても大きな喜びであります」

「全国各地で、フラワーデモに党のメンバーが参加したり、コロナ危機のもとでのDV・虐待被害者支援に力を尽くしたり、パートナーシップ宣誓制度の導入をかちとったりなど、積極的な取り組みが広がっています。ともに真摯に行動している姿が多くの方々から評価されいることも、うれしいことであります」

【『学び、自己改革する努力を』の提起が、党に新鮮な活力を生みだしている】

「わが党自身が『学び、自己改革する努力を』の提起は、党に新たな風を吹き込み、新鮮な活力を生み出しています。党の議員や候補者が、自らの経験、つらい思いと重ねて、入党の初心とジェンダー平等をめざす思いを語り、感動を広げています。語ることが、その人自身の生きいきとした力の発揮につながっている姿は、たいへん胸をうちます」

「全国各地で改定綱領にもとづきジェンダー学習会が旺盛に取り組まれています。『ジェンダーってなんじゃQ&Aパンフ』を作成し、学習運動に取り組んでいる愛知県のジェンダー平等委員会の事務局長は、次のような報告を寄せています。『ベテラン党員の間で自己改革への意欲が高まっています。『自分が生まれたころには、こういう差別は当たり前だったが、変わっていかなければならない』など、驚くほど率直に受け止め、前向きな感想が出されています。やはり綱領に書かれたことのインパクトは大きい。今までは女性差別の問題は『女性部がやること』という受け止めでしたが、このテーマで男性も女性も一緒に地域の支部での学習が始まっています』わが党に大きな力を吹き込んでいるのではないでしょうか」

【ジェンダー平等を掲げた党への若い世代からの注目、協力の広がりは大きな希望】

「ジェンダー平等を掲げた党への若い層からの期待と注目は高いものがあります。若い世代が、この間、国際女性デーや男女共同参画基本計画へのパブリックコメント提出などに新鮮な感覚で立ち上がっています。こうした方々と、わが党や、これまで長年にわたり運動を続けてきた女性団体などの協力、合流がさまざまな形で広がっていることは、大きな希望であります」

「ジェンダー平等社会をめして、多くの人々と心を開いて語り合い、その実現に取り組む新しい政権の樹立、この課題を綱領に掲げる日本共産党の躍進を大いに訴えようではありませんか」